飯田グループホールディングスの中核企業である一建設株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:堀口 忠美、以下、一建設)は、奈良県立奈良商工高等学校(所在:奈良県奈良市、以下、奈良商工高校)建築工学科2年生36名を対象に、「木造住宅の建築現場見学会」と「住宅設計体験会」を2026年6月16日(火)に開催しました。 木造住宅の建築現場見学会の集合写真住宅設計体験会の集合写真 「木造住宅の建築現場見学会」と「住宅設計体験会」を実施する目的 国土交通省によると、2025年の建設業就業者数は478万人となり、1997年のピーク時である685万人と比べて約30%減少しています※1。また、団塊世代の大量退職や2024年4月に施行された時間外労働の上限規制(建設業の2024年問題)※2への対応により、生産性向上と人材確保が業界全体の大きな課題となっています。 さらに、高卒採用市場は売り手市場が続いており、2024年卒の求人倍率は大学卒約1.66倍に対し、高校新卒者は約4.10倍、工業高校卒では約31.90倍に達しています。 こうしたなか一建設は、建築を学ぶ高校生に木造住宅の建築現場や住宅設計の仕事を体験してもらうことで、建設業界や住宅業界への理解を深めてもらうことを目的に、「木造住宅の建築現場見学会」と「住宅設計体験会」を開催しました。 ※1 参照:国土交通省「参考資料集(建設業従事者数と全産業に占める割合の推移)」(4ページ目) https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/content/001994097.pdf ※2 参照:厚生労働省『建設業・ドライバー・医師等の時間外労働の上限規制 (旧時間外労働の上限規制の適用猶予事業・業務)』 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/gyosyu/topics/01.html 「木造住宅の建築現場見学会」と「住宅設計体験会」の実施内容 「木造住宅の建築現場見学会」では、執行役員の土屋による開会の挨拶の後、ファン付きウェアの支給や塩タブレットの配布など、一建設の熱中症対策について高校生に紹介しました。 その後、建築中の住宅内で基礎工事や躯体工事について説明を行いました。基礎工事の説明では、奈良商工高校の卒業生である杢野が、住宅を支える基礎の役割について説明しました。躯体工事の説明では、一建設で正社員として働く大工が電動工具の安全な使い方をレクチャーし、代表し8名の高校生がビス打ち作業を体験しました。さらに、施工管理アプリ「ANDPAD」を活用した業務方法や、現場監督・大工の仕事内容、建設DXによる働き方の変化についても紹介しました。」 「住宅設計体験会」では、一建設の社員が住宅設計の仕事内容を紹介した後、3D CADを活用した住宅設計を実演しました。代表して1名の高校生が3D CADの操作を体験したほか、参加した高校生全員が作図用方眼紙を使って“自分の住みたい分譲戸建住宅”のプランを作成しました。 最後に、代表して4名の高校生が自身の設計プランを発表し、設計の考え方や工夫したポイントについて説明しました。 「木造住宅の建築現場見学会」と「住宅設計体験会」に参加した生徒のコメント 参加した高校生からは、 「(木造住宅の建築現場見学会)学校で学んでいる木造住宅の構造を実際の現場で見ることができ、理解が深まりました。また、自分たちの高校の卒業生から直接話を聞くことができ、建築の仕事にさらに興味が湧きました。」 「(住宅設計体験会)自分で考えた住宅プランを図面にして発表する経験は初めてでした。3D CADを使うことで住宅の完成イメージを立体的に確認でき、とても分かりやすかったです。設計の仕事は専門的で難しいイメージがありましたが、家づくりの楽しさや奥深さを感じることができました。」 などのコメントが寄せられました。 木造住宅の建築現場見学会の様子木造住宅の建築現場見学会の様子 「住宅設計体験会」の様子「住宅設計体験会」の様子 「木造住宅の建築現場見学会」と「住宅設計体験会」の実施概要 日 時:2026年6月16日(火) 場 所:建築現場見学会/一建設の木造住宅建築現場(奈良県大和郡山市) 住宅設計体験会/一建設大阪店(大阪府吹田市芳野町14-33 江坂スクエアビル4F) 内 容:<建築現場見学会> ・開会の挨拶・建築中の木造住宅の見学および基礎工事・躯体工事の説明 ・大工による電動工具の安全な使用方法のレクチャー・高校生によるビス打ち作業体験 ・施工管理アプリ「ANDPAD」を活用した現場管理業務の紹介 ・現場監督および大工の仕事内容