弁護士向けサービス「ベンパル」シリーズを提供するGVA TECH株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山本 俊、以下「GVA TECH」)は、2026年6月22日(月)に「弁護士のための生成AI実践カンファレンス~マチ弁業務での導入から応用まで~」を開催いたしました。 全国から300名を超えるお申し込みをいただき、明日から再現できる相談メモの要約や連絡文面の作成、内製アプリの作り方など、弁護士業務でどうAIを活用しているのかを4名の現役弁護士に解説いただきました。 また、カンファレンスの締めくくりとして、一気通貫での裁判書類作成を実現するための3社の業務提携が発表されました。 ■開催背景 2026年5月、民事裁判システム「mints」の利用が義務化され、法曹界のデジタル化は避けて通れない転換期を迎えました。弁護士業界でも生成AIの活用が進む一方、「チャットでの簡易的な要約や事務連絡の文面作成に留まっている」「書面の起案やリサーチ業務への活かし方が分からない」「そもそも何から始めて良いかわからない」という弁護士も少なくありません。 本カンファレンスは、生成AI導入の最初の一歩から、事務所独自のAIアプリ内製化、そしてAIがもたらす法律事務所経営へのインパクトまでを共有し、法律事務所のDXを後押しすることを目的として企画されました。 ■アーカイブ配信 「弁護士のための生成AI実践コミュニティ」にご登録いただいた弁護士の方限定で、当日の内容をアーカイブ配信いたします。 コミュニティへの参加登録はこちら ■当日のハイライト 左上:GVA TECH株式会社 代表取締役/弁護士 山本俊、右上:神戸マリン綜合法律事務所 西口 竜司 先生、左下:明徳法律事務所 坂本 龍亮 先生、右下:リーガルアクセス株式会社 福島 駿太 先生 セッション①:「生成AI時代の法律事務所経営~売上・業務・人材はどう変わるのか~」 登壇:GVA TECH株式会社 代表取締役/弁護士 山本 俊 AI活用で書面作成の時間が最大1/5に激減する実測データを公開。時間を切り売りする従来の経営モデルは崩壊し、弁護士の役割は「自ら書く」から「AIの出力を直して責任を持つ」へ変わると指摘しました。今後は内部業務に留まらず、問い合わせ対応や一次ヒアリングといった「顧客接点」へ早期にAIを導入した事務所が勝つのではといった法律事務所の生存戦略を語りました。。 セッション②:「まずはここから生成AI導入の最初の一歩」 登壇:明徳法律事務所 坂本 龍亮 先生 地域密着で戦う「マチ弁」の坂本先生は、AI活用のコツを「部下の弁護士に指示を出すように、自分の言葉でプロンプトを投げること」と言及。丸投げは厳禁としつつ、相談メモの要約や連絡文面作成など、心理的ハードルの低い業務から始める具体策を提示。即座に使える「チートシート(ひな形)」を公開し、再現性の高さを伝えました。 セッション③:「弁護士実務をアップデートする業務アプリケーションの構築」 登壇:神戸マリン綜合法律事務所 西口 竜司 先生 西口先生は、既存のIT製品が現場のワークフローに合わないことがあるという課題を指摘。Claude を武器に、プログラミング知識ゼロからわずか4ヶ月で17件の業務ツールを完全自作した実績を明かしました。PDFから財産情報を自動抽出するアプリなどをその場で実演し、弁護士自身が内製することでより実務に即した業務効率化を実現できることを示しました。 セッション④:「もう一歩先へ熟練弁護士による生成AIの総合的活用術」 登壇:リーガルアクセス株式会社 福島 駿太 先生 『法務のための生成AI活用ガイド』の著者である福島先生は、従来のブラウザ型AIの限界を指摘し、最先端ツール「Claude Code」を用いた自動化を実演。訴訟準備における大量の証拠PDFの読み込み、一括リネーム、証拠番号の自動採番、さらには「証拠説明書」の自動作成までをほぼノンストップで完結させるプロセスを公開しました。 ■裁判書類作成領域での業務提携をサプライズ発表 カンファレンスの終盤、第一法規・FRAIM・GVA TECHの3社による、弁護士向け裁判書類作成領域での業務提携がサプライズ発表されました。 本提携は、第一法規の法情報総合データベース「D1-Law.com 判例体系」、FRAIMの文書業務支援Wordアドイン「スグラク」、そしてGVA TECHの裁判書類作成AI「ベンパル 書面作成」をシームレスに技術連携させるものです。 これにより弁護士は、判例リサーチから、AIによる訴状・答弁書・準備書面の起案、Wordによる最終仕上げに至るまで、複数のツールを往復することなく一気通貫で完結できるようになります。なお、本サービスは今年秋頃の提供