GMOインターネットグループのGMOインターネット株式会社(代表取締役 社長執行役員:伊藤 正 以下、GMOインターネット)は、2026年7月1日(水)より、「GMO GPUクラウド」のマネージドHPCクラスタにEDR(Endpoint Detection and Response)(※1)セキュリティ監視を標準搭載します。GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社(代表取締役 CEO:牧田 誠 以下、GMOサイバーセキュリティ byイエラエ)のSOC(Security Operation Center)(※2)サービスと連携し、24時間365日体制でAIインフラを監視し、追加費用なしで提供します。 セキュリティの監視・分析をGMOサイバーセキュリティ byイエラエのSOCが担うことで、AI開発における学習データや独自モデル等の機微な知的資産を狙った不正アクセス・リソース悪用に対し、EDRとSOCの多層防御体制でリスクを継続的に低減します。お客様は専門アナリストによる24時間365日のセキュリティ監視体制のもと、安心して開発・研究に専念いただけます。 (※1)EDR(Endpoint Detection and Response)とは、PCやサーバーなどのエンドポイントにおける脅威をリアルタイムで検知・ 分析・対応するセキュリティソリューション。 (※2) SOC(Security Operation Center)とは、セキュリティの監視・分析・対応を専門に担う組織・拠点。 【サービス提供の背景】 生成AIの開発が加速する中、計算基盤は企業の重要な資産を扱うインフラへと位置づけが変化しています。一方で、外部に公開されたAIサービスやコンポーネントを狙った攻撃も増加しており、計算資源そのものが悪用されるリスク(不正なリソース利用や情報の持ち出しなど)への備えが求められています。 「GMO GPUクラウド」の「マネージドHPCクラスタ」サービスでは、構築・最適化済みのSlurm環境(※3)をマネージドで提供し、お客様がAI開発に集中できる環境の整備を進めてきました。一方、機微なデータや独自モデルを扱う際の、エンドポイントレベルでのセキュリティ監視・分析体制を求める声も高まっています。こうしたニーズに応えるため、サイバーセキュリティ事業を担うGMOサイバーセキュリティ byイエラエのSOCサービスと連携し、EDRによる監視体制を「マネージドHPCクラスタ」サービスの標準機能として組み込みました。 (※3)Slurm(Slurm Workload Manager)環境とは、HPCクラスタ向けのオープンソース型ジョブスケジューラ。複数ノードへの計算ジョブの割り当てと管理を自動化する。 【本サービスの概要と主な特長】 「GMO GPUクラウド」の「マネージドHPCクラスタ」サービスでは、標準で以下のセキュリティ監視・分析体制を提供します。いずれもお客様による追加の設定や運用は不要で、サービス利用開始時点から有効です。 ・EDRの標準導入:各GPUノードにエンドポイント保護・検知のためのEDRをあらかじめ導入し、不審な挙動を可視化します。検知ポリシーなどのセキュリティレベルは、GMOサイバーセキュリティ byイエラエが推奨する設定に基づいて構成しており、専門知見に裏付けられた水準で保護を提供します。 ・24時間365日のSOC監視:GMOサイバーセキュリティ byイエラエのSOCが、EDR出力のログ・アラートを24時間365日体制で収集・監視します。 ・スマートログ分析による高精度な検知:GMOサイバーセキュリティ byイエラエが独自開発したログ分析基盤「SOLOBAN (Security Operation by Logic Based Analysis Engine/ソロバン)」により、MITRE ATT&CK®フレームワークに基づいて攻撃を分析します。自己学習型のロジックで誤検知・過検知を抑制しながら、攻撃の進行度合いを判定し、危険度に応じたレポートとして通知します。 ・専門アナリストによるスレットハンティング:機械的な判断が難しい脅威に対しては、専門のセキュリティアナリストが能動的に深掘り分析を実施し、新たな脅威を発掘・報告します。 上記の体制を通じて収集・分析された情報を活用し、万が一不正なアクセスや兆候が検知された場合には、GMOサイバーセキュリティ byイエラエの専門アナリストによる知見やインシデント対応の指示を受けながら、影響範囲の特定や封じ込め、お客様への通知など適切な対応を迅速に行います。 【今後の展開】 「GMO GPUクラウド」は、計算資源の提供にとどまらず、お客様が安心してAIの開発・運用に取り組める環境