デジタルビジネス支援を行う、海外SaaS商社の株式会社ギャプライズ(本社:東京都千代田区、代表取締役 CEO:甲斐 亮之、以下「当社」)は、2026年6月国内ネット通販事業者のECサイト表示速度ランキングを発表した事をお知らせします。 ■概要 1-1. 調査期間 2026年6月時点でのデータ調査 1-2. 調査機関(調査主体) 当社調査 1-3. 調査対象 通販新聞社が発表した第85回通販・通教売上高ランキング上位300社の運営サイト 1-4. 調査方法(集計方法、算出方法) Google社のChrome ユーザー エクスペリエンス レポートの公式データセット(※)を使用。 各サイトのドメインレベルで4G回線かつモバイルデバイスのLCP(最大コンテンツの描画)を比較。 ※https://developer.chrome.com/docs/crux?hl=ja を参照 ■LCPについて LCPとは、Largest Contentful Paint(最大視覚コンテンツの表示時間)の略で、Googleが定めたCore Web Vitals(ウェブの重要指標)の1つです。 ウェブページを開いてから、画面の主要な部分(通常は一番大きな画像や見出しのテキスト)が表示されるまでの時間をLCPは測定します。つまり、LCPの値が小さいほど、ページの主要コンテンツが素早く表示され、ユーザーにとって読み込み速度が速く感じられるということです。 Googleは、LCPの基準値を定めています。ページの読み込み開始から2.5秒以内にLCP要素が表示されればユーザー体験は良好で、4秒を超えるとユーザー体験が低いと判断されます。またルノー社の改善事例(※)によるとLCPは1秒未満までその改善効果が得られることがわかっています。 ※https://web.dev/case-studies/renault?hl=ja を参照 ■ランキングに関して(TOP10まで) ■今回のウェブサイトパフォーマンス調査結果に関する考察 注目すべきは、アマゾン(116位/LCP 1.459秒)、ヨドバシ・ドット・コム(129位/LCP 1.502秒)、ビックカメラ(101位/LCP 1.391秒)といったメガECサイトを上回る速度を実現しているサイトが115サイトも存在するという事実です。 消費者の「表示速度に対する期待値」は年々高まっており、もはや「業界大手と同程度」では差別化できない時代に入りました。 なぜトップ層と下位層で「5.8倍」の差がつくのか? 勝負を決めているのはフロントエンドの最適化ではなく、サーバー応答速度(TTFB)です。 LCP 1秒未満を達成しているサイトは例外なく、TTFBを0.5秒未満に抑えています。 多くの企業が、画像圧縮やJavaScriptの遅延読み込みなどフロントエンド側の改善に多くの時間を割いています。しかし最新データが示すのは、TTFBが遅ければフロントエンドの努力がいかに精緻でも「1秒の壁」を突破できないという現実です。LCPが1秒未満のサイト群は、例外なくバックエンド基盤から見直されています。 TTFB改善の具体策やCDN活用については、関連記事 「【2026年最新】世界標準のCDN Top10」 もあわせてご参照ください。 その他webサイト、資料には444位までのデータ、300社のLCP×TTFB散布図、ボリュームゾーン分析、改善余地の大きいサイトの特徴、詳細は当社メディアMarTechLabにて公開をしています。 現在ウェブサイトパフォーマンス無料診断も行っています サイト全体の速度はもちろんのこと、Time To First Byte(TTFB)やLargest Contentful Paint(LCP)をなどのパフォーマンスメトリクスがどれほど改善できるのか調査します。 無料診断のお申込みはこちら 株式会社ギャプライズについて 株式会社ギャプライズは、海外の先進テクノロジーを発掘し、日本市場への導入支援・活用支援を行う“海外SaaS商社”です。2005年の設立以来、グローバルで注目されるテクノロジー企業とのアライアンスを通じて、デジタルマーケティング、顧客体験最適化、コンテンツ管理、プロジェクト管理、AI活用など、幅広い領域で企業の成長を支援してきました。 近年では、Googleオプティマイズ終了を機に、公式推奨されるABテストツール群の国内提供や、サイトスピード改善ソリューションの展開など、特定の製品にとどまらず、顧客課題に応じた最適な選択肢を届ける支援体制を強化しています。市場や技術の変化が加速する中で、ギャプライズは先進テクノロジーの目利き力と伴走力を強みに、企業の事業成長を支えています。 日本のエンタープライズIT市場