株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下「FRONTEO」)は、2026年6月10日(現地時間)、米国の政策形成・国際課題の解決を担う人材を多数輩出するアメリカン大学(所在地:米国ワシントンD.C.)において、代表取締役社長の守本 正宏が講演を実施したことをお知らせします。 本講演において守本は、AI市場の拡大が進む中で、科学分野におけるAIの役割は単なる効率化にとどまらず、「人間の意思決定および発見能力を補完・強化すること」にあると強調しました。特に、仮説の構築や検証といった科学的プロセスは人間に依存する領域であり、AIとの協働によって付加価値が創出される点を指摘しました。 また、FRONTEO独自の方程式駆動型AI「KIBIT(キビット)」*1について、生成AIが得意とする業務効率化とは異なり、「未知の知見の発見」および「客観性の担保」に強みを有する点を説明しました。この特性は、創薬や医療、法務分野など、高度な判断と新規性が求められる領域において差別化要因となっており、当社の競争優位性の源泉であると位置づけています。 さらに講演では、AIの社会実装が進む中においても最終的な意思決定は人間が担う必要があることを指摘し、AIを活用した意思決定において、人間が担う役割の重要性が今後一層高まるとの見通しを示しました。 ■アメリカン大学について アメリカン大学は、1893年に米連邦議会の認可を受けて設立された米国の名門私立大学で、特に国際関係学の分野では、米国Foreign Policy誌の評価において全米トップ10にランクされる名門校として知られています。米連邦政府機関、議会、シンクタンク、国際機関等との強固なネットワークを有し、米国の政策形成や国際課題の解決を担う人材を多数輩出してきました。 本講演は、同大学が学生・研究者に最先端の研究や産業界の知見に触れる機会を提供するセミナーシリーズ「Summer Undergraduate and Graduate Experience in Research Seminar Series」の一環として実施されたものです。 ■FRONTEOの米国展開について FRONTEOはこれまで、eディスカバリーおよびデジタルフォレンジック領域で培った解析技術を基盤に、ライフサイエンスAI分野へ事業展開を進めており、方程式駆動型AI「KIBIT」を中核として各種ソリューションの高度化および市場拡大を推進しております。 2025年6月に米国進出を本格化し*2、同年7月には米国オクラホマ大学との共同研究*3を開始するなど、AIを活用した革新的医薬品の研究開発を進めてきました。同共同研究では、2026年5月に、FRONTEOがAI創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory(DDAIF)」*4の技術を用いて抽出したすい臓がんの標的分子候補について、オクラホマ大学においても細胞増殖抑制効果が確認され、今後動物実験へと研究を進める段階に入ったことを発表しています*5。 今後もFRONTEOは、方程式駆動型AI「KIBIT」の社会実装を通じて、国内外の研究機関、教育機関、公的機関との連携を強化し、医学・薬学研究の発展、革新的医薬品の研究開発、およびアンメット・メディカル・ニーズの解消に貢献してまいります。 *1 方程式駆動型AI「KIBIT」:FRONTEOが独自開発した人工知能。方程式を用いることで非連続な発見、因果関係の把握、高い再現性を実現。学習プロセスの軽量化によりCPUレベルで高速・高精度の解析を可能とします *2 2025年6月25日付プレスリリース:FRONTEO、米国進出を本格化 ライフサイエンスとテクノロジーに強みを持つ米Q Partnersと戦略的パートナー契約を締結, https://www.fronteo.com/pr/20250625 *3 2025年7月23日付プレスリリース:FRONTEOと米国オクラホマ大学、がん領域における創薬研究について共同研究を開始, https://www.fronteo.com/news/pr/20250723_02 *4 DDAIF:AIと創薬に精通したFRONTEOの創薬エキスパートが、KIBITの自然言語処理技術と独自の解析手法を駆使し、標的分子・適応症探索やその裏付けとなる仮説を提供するAI創薬支援サービス *5 2026年5月13日付プレスリリース:米国オクラホマ大学、FRONTEOがAI創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory」で発見したすい臓がん新規標的分子候補で、細胞増殖抑制効果を確認, https://www.fronteo.com/news/pr/20