画像・動画生成AI技術を開発するFotographer AI株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:鈴木 麟太郎、以下「Fotographer AI」)は、世界的3Dビジュアライゼーションソフトウェア「V-Ray」を提供するChaosグループ傘下で、家具・インテリア向けビジュアルコマースプラットフォームを展開するChaos Cylindo社(本社:デンマーク・コペンハーゲン、以下「Cylindo」)と、戦略的パートナーシップを締結したことをお知らせします。 本パートナーシップによりFotographer AIは、家具・インテリア向けAI画像生成ソリューション「Cylindo Quickshot」をはじめとするCylindoのAI製品群において、画像生成AIモデルの開発およびスケーラブルなAIインフラの構築・運用を担当しています。Quickshotには、3Dデータを用いた画像の部分生成(インペインティング)、複数商品を組み合わせたシーン生成、単体・ディテールショットの生成、商品・設定の差し替えといった機能を持つ複数のAIモデルが組み込まれており、いずれもFotographer AIが開発を担っています。 Chaos・Cylindoについて Chaosは、建築・エンジニアリング・映像・製品デザイン分野で世界をリードするビジュアライゼーションソフトウェア企業です。代表製品である「V-Ray」は、業界標準のレンダラーとして世界中のプロフェッショナルに広く採用されています。ドイツ・カールスルーエに本社を置き、世界11都市に拠点を展開、従業員数は約800名です。 Cylindoは2012年にデンマーク・コペンハーゲンで創業し、2022年にChaosの傘下に加わりました。家具・インテリアブランドをはじめ、バリエーションの多い製品を扱う企業向けに、ビジュアルコマースプラットフォームを提供しています。現在、Anthropologieやメイクノルディック(MAKE Nordic)をはじめ、世界で約200のブランド・リテーラーがCylindoを導入しており、正確で魅力的な商品体験を、ブレなく提供できるようになっています。 本協業の背景:家具・インテリア領域でAI画像生成の実務利用が難しかった理由 ECにおける購買行動において、商品ページに掲載される画像の品質は売上を大きく左右する要素の一つです。Cylindoの顧客データによると、質の高い商品画像を活用することで、コンバージョン率は最大35%、平均注文額は最大85%向上することが示されています。 一方、家具・インテリアは「サイズ・形状・素材の忠実な再現」が購買判断に直結するため、汎用の画像生成AIでは商品形状の歪み、スケールのずれ、素材や質感の不自然さが頻発し、EC実務では使用できないという課題がありました。Fotographer AIは、3DデータとAI生成を組み合わせた独自技術によりこの課題に対応し、その技術力が評価されたことで今回のパートナーシップが実現しました。 Cylindo Quickshotとは Cylindo Quickshotは、家具ブランドのマーケティング・制作チームが、商品画像から数秒で実物に近いライフスタイル画像を生成できるAIソリューションです。 家具製品の多くは、色・素材・形状などの組み合わせパターンが非常に多く、1つの製品だけで数千通りのバリエーションに及ぶケースがあります。Quickshotは、Cylindoが持つ構造化された高精度な3Dデータを基盤にAIで画像を生成するため、製品ごとのバリエーションに応じて最適な3D・2Dのデータを使い分けることができます。これにより、汎用のAIツールで頻発していた商品形状の歪みやスケールのずれ、素材・質感の不自然さといった課題を解消しています。さらに、カメラの位置や焦点距離、複数商品のレイアウトなど、これまでは実物の撮影や3Dレンダリングでしか実現できなかった細やかな調整も可能です。加えて、同一シーンを保持したままカメラアングルを自在に変化させるモデルの開発が完了し、現在制御可能な動画生成という新たな領域へと踏み出しています。 こうした特長により、商品ページ(PDP)・広告・カタログ・SNSなど、あらゆるチャネル向けのビジュアルを高品質かつ高速に制作できます。 Fotographer AIの担当領域と独自技術 Fotographer AIは、CylindoのAI製品群の核となる画像生成AI技術の開発を担っています。具体的な担当領域は以下のとおりです。 画像生成AIモデルの設計・開発・チューニング(生成・部分編集/インペインティング※を含む) グローバル規模のトラフィックに耐えるスケーラブルなAIインフラの構築・運用 生成品質・速