フォーティエンスコンサルティング株式会社(旧社名:株式会社クニエ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口 重樹、以下フォーティエンス)は、サプライチェーン・マネジメント(SCM)の前提を問い直し、その可能性をひらくことを目的とした探求メディアサイト「re:Question(リクエスチョン)」(https://www.fortience.com/req/)を、6月30日に開設しました。 本サイトではフォーティエンスがこれまで培ってきたSCMの実践知を、解説記事や対談、動画、テンプレートなど、多様な形式で紹介します。また、解説記事の末尾には自社の業務を振り返るための「探求のための問い」を設けています。これにより、読者は単にトレンドや他社事例などの知識を得るだけではなく、問いを通じて自社の業務を振り返り、真に解くべき課題は何かを見極め、SCM変革に向けた行動へつなげることができます。 今後、企業のSCM実務者が問いや知見を共有できるコミュニティ機能を整備・拡充することで、企業間の相互学習と共進化を促すプラットフォームを目指します。 背景 サプライチェーン・マネジメント(SCM)は、企業の競争力と社会インフラを支える中核機能でありながら、これまで「コスト・在庫をいかに削減・最適化するか」という管理の文脈で語られることが大半でした。生成AI・エージェント型AIの進展や地政学リスクの高まりを受け、その重要性はかつてなく増しています。 一方で、SCMを学び、考えるための情報源を見渡すと、その多くは教科書的な手法やトレンドの紹介にとどまります。フォーティエンスは、SCMが繰り返してきた課題の根本原因が、テクノロジーそのものではなく、SCMを支えてきた「前提(構造・思考・世界観)」にあると考えています。SCMを「削減するもの」「管理する機械」として捉える前提のままでは、AIをどれだけ高度化させても、同じ課題の繰り返しから抜け出すことはできません。 本サイトは、こうした前提そのものを問い直し(=re:Question)、サプライチェーンに関わる実務者が、実務・理論・テクノロジーの観点からSCMを深く捉え、ともに学び、問いを交わしていくための場となることを目指して立ち上げました。 概要 「re:Question」は、SCMの実務・理論・テクノロジーに関する知見と、各記事に設けた「探求のための問い」を通じて、読者がSCMの常識や前提を問い直し、自社が本当に解くべき課題を考えるための探求メディアです。 今後は、外部メディアとの連携によるコンテンツの拡充に加え、実務者が企業や立場を超えて問いや知見を共有できるコミュニティ機能の整備を進めます。 図:「re:Question」イメージ 特長 1. 大規模・複雑なSCM変革の現場から生まれた実践知を紹介 需要予測・S&OP・生産計画・調達・物流といったSCMの実務テーマを、最新のAI・デジタル動向や経営理論と結びつけて解説します。単なる個別の事例紹介ではなく、フォーティエンスがさまざまな企業の大規模かつ複雑なSCM変革に携わる中で蓄積してきた知見を、SCMの現場に通底する課題構造として整理して紹介します。これにより、教科書的な理論や成功事例紹介ではなく、部門間の利害調整や意思決定、ガバナンス、現場への定着といった実行段階の論点まで含め、実務で生かせる知識を提供します。 2. 知識を自社の課題へつなげる「探求のための問い」 各記事の末尾には、解説した内容を自社の業務に引き寄せて考えるための「探求のための問い」を設けています。先進事例やフレームワークをそのまま当てはめるのではなく、「その考え方は本当に自社に適しているか」「SCM変革は削減・効率化がすべてか」など、これまで自明としてきた前提を振り返ることで、自社が本当に解くべき問題の発見を促します。フォーティエンスが一方的に正解を示すのではなく、読者自身が問いを深め、次の行動を考えるための視点を提供します。 3. 書籍の理解を深め、最新動向をアップデートする連動コンテンツ 2026年7月3日に発売する書籍『AI時代のサプライチェーン・エコシステム』との連動コンテンツを継続的に提供します。書籍で体系的に解説したSCM6.0:ジェネラティブSCMに関連する理論やフレームワークを、図解や具体的な実務事例を通じてより深く理解できるよう補足・解説するコンテンツに加え、書籍刊行以降の生成AI・エージェント型AIの進展や地政学リスクの動向など、最新情報をアップデートするコンテンツも順次公開します。書籍と本サイトを併用することで、理論の習得から実務への応用、そして変化する環境への対応まで、継続的な学びのサイクルを実現します。 主なコンテンツ AI・デジタル時代のSCM:生成A