Z世代向けクリエイティブカンパニーFiom合同会社(本社:東京都渋谷区、代表社員:竹下洋平)が運営する、Z世代当事者が実態や価値観を分析するシンクタンク「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」 は、全国のZ世代(18歳〜24歳)を対象に実施した 「Z世代の没入型広告についての意識調査」 の結果を発表しました。 近年、メタバース空間やゲーム内アイテム、ARフィルターなど、デジタル空間の体験に溶け込む「没入型広告(イマーシブ広告)」が新たなマーケティング手法として注目を集めています。 幼少期からスマホに触れ、広告を「時間を奪うノイズ」として巧みに回避してきたZ世代にとって、強制的に視聴させられる従来の広告フォーマットは限界を迎えつつあります。 多くの企業がこの課題を解決するために新しいテクノロジーを活用したプロモーションに挑む中で、プラットフォームの世界観を無視した一方的な宣伝は「現実に引き戻される」と強い反発を招き、逆効果となるケースも散見されます。 こうした背景を踏まえ、Z世代の当事者目線による分析で新たなインサイトを発掘・探求するZ世代特化の調査研究機関「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」は、Z世代が「没入型広告」にどのような価値を見出し、どのようなアプローチであれば不快感なく受け入れるのか、その深層心理を解明するため、本実態調査を実施しました。 多様なバックグラウンドを持つZ世代当事者である研究員が、アンケート調査を実施し、企業広告やデジタルプロモーションに対する彼らのリアルな視点や本音を分析。 全29ページに渡る調査レポートを基に、Z世代の広告体験を左右する「不快感の境界線」の実態を調査しました。 調査レポート(完全版)をダウンロードする 「 Z世代の没入型広告についての意識調査 」調査サマリー ・Z世代の69%が動画広告を即スキップ。強制的な「体験の中断」(30%)が最大のストレスに。 YouTubeやTikTokなどの動画広告について、「原則として全ての広告をスキップする」(35%)と「最初の数秒で判断し、ほとんどの広告はスキップする」(34%)を合わせ、69%が能動的に広告を回避しています。 最も嫌悪感を抱く広告は「コンテンツの視聴を妨げる、強制的な広告」(30%)でした。 ・「世界観の破壊」なら即アウト。Z世代の25%が没入型広告に現実に引き戻される不快感を指摘。 没入型広告を「悪い体験」と感じる理由は、「プレイの妨げになる、押し付けがましい形で表示されるから」(34%)に次いで、「ゲームやメタバースの世界観を壊し、現実に引き戻されるから」(25%)が上位に挙がりました。 ・ブランド好感度は「体験」で決まる。良質な没入体験でZ世代の65%が好感度上昇と回答。 没入型広告を体験した後の好感度変化について、「体験が良ければ、大きく上昇する」(31%)、「体験が良ければ、少し上昇する」(34%)と、合計65%がポジティブな影響を受けることが分かりました。 ・「面倒な手順」は不要。Z世代の44%がメタバースプロモに「無料アバターアイテム配布」を希望。 メタバース空間でのプロモーションで最も好ましい方法は、「面倒なことは一切なく、ログインするだけでブランドのロゴ入りのクールな無料アバターアイテムをくれる」(44%)でした。 ・広告の未来は「エンタメ化」(37%)。ノイズからの脱却が急務。 理想の広告の未来像について、「広告とエンタメの境目が無くなり、広告を見ること自体が楽しみの一つになる」と答えたZ世代が37%で最多となりました。 Z世代の没入型広告の実態を深掘り 今回の調査結果から、指定いただいたフォーマットに基づき、Z世代の広告への捉え方を象徴するデータを抜粋して解説します。 Z世代の69%が動画広告を即スキップ。強制的な「体験の中断」(30%)が最大のストレスに。 普段、動画広告をスキップせず最後まで見るかという問いに対し、「原則として全ての広告をスキップする」(35%)、「最初の数秒で判断し、ほとんどの広告はスキップする」(34%)と、実に69%が広告を遮断していることが判明しました。 また、嫌悪感を抱く広告のトップは「コンテンツの視聴を妨げる、強制的な広告」(30%)であり、自分が見たいコンテンツの流れを「ぶった斬る」行為に強いストレスを感じています。 「世界観の破壊」なら即アウト。Z世代の25%が没入型広告に現実に引き戻される不快感を指摘。 新しい手法である没入型広告においても、Z世代の目はシビアです。「悪い体験」と感じる理由として、「プレイの妨げになる」(34%)ことに加え、「ゲームやメタバースの世界観を壊し、現実に引き戻されるから」(25%)が強く指摘されています。 逆に「良い体験」と感じるのは