株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:小谷建夫)は、持続可能なコーヒー生産地支援の一環として、今年もエチオピアの教育環境改善および生産地をサポートする寄付キャンペーンを、2026年6月30日(火)から9月14日(月)まで、全国のファミリーマート約16,400店で開催します。 本キャンペーンでは、期間中に対象の「モカブレンド」(S・M)および「アイスモカブレンド」をご購入いただくと、1杯につき1円がエチオピアの教育環境改善や、コーヒー豆の安定生産に向けた生産地支援活動に役立てられます。 ファミリーマートは、2026年9月に創立45周年を迎えます。継続して取り組んできた5つのキーワードを土台とし、「いちばんチャレンジ」を合言葉に活動をしていきます。今回は、「いちばん環境にやさしい」を目指した取り組みの一環となります。 ◆取り組みの目的:コーヒーの未来を担うこどもたちと、生産地を支える ファミリーマートの「FAMIMA CAFÉ」で多くのお客さまに親しまれている「モカブレンド」には、華やかな香りが特徴のエチオピア イルガチェフェ産最高等級モカ豆が60%配合されています。 ファミリーマートは、伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井敬太)と連携して、生産国の方々と直接対話を重ねる中で現地の具体的な課題やニーズを聞き取り、一時的な資金援助にとどまらない、現地に寄り添った多角的な支援を継続して行っています。 本キャンペーンを通じて、コーヒーの未来を担うこどもたちの教育環境を整えるとともに、モカ豆を安定生産できる未来づくりへ貢献することを目指しています。 ◆2025年度の取り組み結果:インフラ整備と「コンビニエンスウェア」の活用による学習環境の改善 2025年度は、特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパンを通じて、エチオピア南部シダマ州にある「シダマ州イェルガレム町イェカティト25小学校」への寄付活動を行いました。寄付後の事後調査において、インフラの整備や衛生教育がこどもたちの学習継続を後押しする確かな成果につながっていることが確認されています。 1. トイレ新設と吸水ショーツ配布による「生理中の欠席率ゼロ」の実現 同校ではこれまで、約1,800名の児童に対し、ドアや鍵のない男女共用の古いトイレが10室あるのみで、十分なプライバシーが確保されていませんでした。また、生理用品を手に入れることが難しい女子生徒たちは、毎月数日学校を休まざるを得ない状況にありました。 これに対し、プライバシーと月経衛生管理に配慮した女子専用トイレを6室新設。さらにファミリーマートのオリジナルブランド「コンビニエンスウェア」の吸水サニタリーショーツ200枚の配布と衛生習慣や月経衛生に関するワークショップをあわせて実施しました。 その結果、事前調査では毎月36%の女子生徒が生理を理由に欠席していたのに対し、事後調査では生理による欠席者が「ゼロ(0日)」へと改善され、調査に回答したすべての女子生徒が「生理期間中も自信を持って学校に通える」と回答しました。 ●現地の女子生徒(15歳)のストーリー エチオピア南部シダマ州に、将来エンジニアになることを夢見る8年生の一人の女子生徒がいました。しかし以前は学校に設備の整った女子専用のトイレや水もなく、生理中に安心して学べる環境がありませんでした。 生理用品を買う余裕もなかった彼女は「学校で月経を管理するのはとても大変でした。水もなく、着替える場所もなくて、毎月恥ずかしい思いをしていました。不安で落ち着かず、学校にいるのが怖くて、生理中はずっと家にいました」と振り返ります。そのため、毎月学校を5日以上欠席することもありました。学びたい気持ちがあっても、安心して通い続けられる環境ではなかったのです。また月経について「基本的な知識はありましたが、月経衛生について多く誤解していました」と語りました。 学校に安全で衛生的な環境が整い、生理についての正しい知識を得られたことで、彼女は生理を理由に学校を休むことがなくなり、毎日安心して授業を受けられるようになりました。 2.水道1口あたりの利用人数を88%減少させ、衛生水準が向上 それまで校内全体でわずか1箇所しかなかった給水設備を大幅に刷新しました。新たに8つの蛇口を備えた手洗い場を設置し、老朽化していた給水タンクを交換。これにより、水道1口あたりの利用人数が1,807人から201人へと88%減少(混雑を大幅に解消)し、大きく改善することができました。日常的に石けんを使った衛生的な手洗いができる安定した環境が整ったことで、感染症や水因性疾患のリスクを低減し、こどもたちの健やかな学びを支えることができるようになりました。 3. コーヒーの未来を