市場の”第一想起”を実現するカテゴリーブランディングを提供する株式会社EXIDEA(本社:東京都中央区、代表取締役:小川 卓真)は、これまでBtoBビジネスの 16カテゴリーにおいて各200名の購買関与者を対象に調査を実施し、「ブランド想起」の実態を公表してきました。 このたび、調査結果の全編と横断分析、そして「カテゴリーの代名詞」になるための戦略と具体的アクションをまとめた「カテゴリーブランディング白書2026年版」を公開いたします。 詳細を見る ■ 16カテゴリー横断で見えた、4つの事実 1. 認知度1位 ≠ 想起1位。 思い出されるブランドの立ち位置がある 調査対象となった複数のカテゴリーにおいて、認知度で1位のブランドを想起で上回るブランドが存在していることが確認されました。 「名前を知っている」ことと「最初に思い浮かぶ」ことの間には、想像以上に深い溝があります。白書ではこの構造を「一致型」「逆転型」「分散型」の3類型に分類し、カテゴリーごとのパターンを分析しています。 2. 購買担当者は「商談前に知っていたブランド」に影響を受ける 「事前に知っていたブランドが最終的な意思決定に影響した」と回答した割合は、多くのカテゴリ―において高く、特に経費精算システムにおいては78.5%にまで達しました。影響の内訳は「比較の基準になった」、「安心感があり、検討しやすかった」が上位を占めています。 特に「比較の基準になった」という回答は見逃せません。購買担当者はまず知っているブランドを基準に置き、「あのブランドと比べてどうか」という視点で他社を評価していると考えられます。営業担当者が顧客と向き合う前に、すでに候補の序列が形成されている。白書ではこの構造を"0次選考"と呼んでいます。 3. 信頼度の高いブランドは「カテゴリーの物差し」へと昇華する 名刺管理カテゴリーにおけるSansanの信頼度1位率は81.0%で、16カテゴリー中の最高値を記録しました。※ 信頼度1位率とは、「最も信頼できるブランド」としてそのブランドを1位に挙げた回答者の割合です。 こうした信頼度が高いブランドが到達しているのは、自社ブランドを市場の評価軸として定着させた状態です。競合他社は常に「〇〇と比べてどうか」という比較の土俵に立たされる構造が生まれており、同様の構造は、電子契約サービスや法人カードのカテゴリ―でも確認されています。 4. 「空白地帯」の存在。 想起のリーダー不在の市場が残っている セールスイネーブルメント、インサイドセールス支援など、純粋想起で有効なブランド名が挙げられなかった割合が60%を超えるカテゴリーも確認されました。 まだ誰も想起のポジションを押さえていないこれらの市場では、先にカテゴリーの代名詞となった企業が、後続の競合が参入した際にもとして機能し続ける構造的な優位を得る余地があります。 ■「カテゴリ―ブランディング白書」 収録内容 本白書は全5章構成です。 第1章|なぜ今、カテゴリーか ― 短期と長期の「投資の両輪」 LinkedIn B2B Instituteの「95:5ルール」やBinet & Fieldの投資配分研究を踏まえ、短期施策偏重が引き起こす3つの構造問題と、カテゴリーブランディングへの投資がもたらす複利的効果を整理しています。 第2章|16カテゴリー分析 ―「想起」「候補」「選定」の実態 経費精算、会計クラウド、タレントマネジメント、人材紹介、採用媒体、ダイレクトリクルーティング、人材研修、エンゲージメントサーベイ、労務管理・勤怠管理、電子契約、法人カード、SEOツール、MAツール、名刺管理、セールスイネーブルメント、インサイドセールス支援の全16市場について、調査結果を分析し解説しています。 第3章|勝つための「原理原則」:成熟カテゴリーと新規カテゴリー、二つの戦場 既存カテゴリーで勝つ「一点突破(カテゴリーエントリーポイント)」の戦略と、新規カテゴリーを創出して「選定基準軸そのものを書き換える」戦略の両方を、実例とともに解説しています。 第4章|実行のための「4ステップ」 カテゴリーの定義、DBA(独自ブランド資産)のパッケージ化、SCBモデルによる想起回路の設計、KPI管理までの具体的な実行手順を示しています。 第5章|今後の展望:市場の支配者(カテゴリーキング)へ 認知→定着→支配に至る3段階ロードマップと各フェーズの移行シグナルを示しつつ、カテゴリ―ブランディングを小手先の手段にしないための最も重要な原則に触れます。 白書のダウンロードはこちら ■ EXIDEA 取締役副社長 塩口哲平 コメント 16カテゴリーの調査を通じて繰り返し確認されたのは、認知度で上回るブランドが、カテゴリー想起では逆転されるとい