株式会社十勝情報システム(本社:北海道河東郡上士幌町、以下「当社」)は、2026年5月17日、住民向けDXプラットフォーム「みんなのやくば」の顔認証決済機能「顔ペイ」を、北海道豊富町(河田誠一町長)が運営する「豊富温泉ふれあいセンター」に導入します。券売機・現金対応が不要となり、受付業務の大幅な効率化と利用者の利便性向上を同時に実現します。自治体が運営する温泉施設への顔認証×クレジットカード決済連動の本格導入として、全国初の事例となります。 みんなのやくば豊富温泉ふれあいセンター 顔ペイの様子 ■ 豊富温泉「ふれあいセンター」 顔ペイ導入の背景 北海道北部に位置する豊富町は、サロベツ原野の豊かな自然と酪農を基幹産業とする地域です。町の代表的な観光資源「豊富温泉」は2026年に開湯100周年を迎え、天然の石油成分を含む世界的にも珍しい泉質が特徴です。アトピー性皮膚炎など肌トラブルを抱える方々を中心に全国から湯治客が訪れる、地域の重要な資源となっています。 こうした中、町営施設「豊富温泉ふれあいセンター」では、券売機でのチケット購入や現金管理に伴う業務負担が課題となっていました。特に長期滞在する湯治客にとって毎回の購入手続きは大きな負担であり、よりスムーズな利用体験の実現が求められていました。 ■ 多くの自治体施設に共通する課題 豊富温泉ふれあいセンターが抱えていた課題は、全国の自治体施設に広く見られるものでもあります。 ・券売機やチケット対応に職員が時間を取られている ・現金管理と日締め作業が職員の負担になっている ・施設利用データが紙や券売機に分散し、一元管理できていない ・常連利用者や高齢者から「毎回の手続きが煩わしい」という声がある 「顔ペイ」の導入によって、これらの課題を一括して解消します。 ■ 解決策:顔をかざすだけで、入館から決済まで完了 「顔ペイ」は、利用者が事前に顔情報とクレジットカード情報を登録することで、施設入口のカメラに顔を向けるだけで本人確認と決済が同時に完了する仕組みです。職員側での対応・確認作業は不要。券売機の運用、釣り銭準備、現金の日次集計といった付随業務もなくなります。 ■ 豊富町での導入概要 導入施設:豊富温泉ふれあいセンター(北海道豊富町) 導入日:2026年5月17日(日) 対象業務:入館受付・利用料金決済 決済方法:顔認証+クレジットカード連動 導入実績:自治体温泉施設への導入 全国2例目(北海道上士幌町に次ぐ) ■ 豊富町からのコメント 北海道豊富町 商工観光課 ご担当者様のコメント 導入の決め手は、施設の人手不足もある中、混雑時に入館をスムーズにできることや券売機での現金の取り扱いを減らせることが主な狙いです。 期待する効果として、現金を持ち歩かなくても入館できること、入館時の混雑解消(待ち時間の軽減)、回数券発行費用の削減、現金取り扱い量の減少、割引制度の自動適用、開湯100周年を迎える豊富温泉の新たな湯治の仕方の提案など、様々な面で効率化や満足度向上に期待しています。職員としては、手ぶらで誰でも利用できて便利になることから、これまで以上に利用客が増えることでより多くの方に豊富温泉を知ってもらえることを期待しています。 ■ 主な特徴 ・顔認証専用カメラによる非接触での本人確認と決済を一括処理 ・券売機不要により、入館時の待ち時間を削減 ・クレジットカード連動により現金管理業務を大幅に軽減 ・システムによる料金制御で、回数券やポイントカードの運用が不要 ・「みんなのやくば」との連携による施設利用情報の一元管理 ・自治体が運営する他サービスへの拡張連携を見据えた設計 ■ 「みんなのやくば」について 「みんなのやくば」は、自治体の現場業務を熟知したチームが開発・運営する住民DXプラットフォームです。顔ペイのほか、オンライン申請・来庁予約・施設予約・入館管理・デマンド交通管理など、自治体が必要とする機能をワンプラットフォームで提供しています。 ・月額25,000円〜導入可能(※機能・設備・人口規模により異なる) ・補助金に頼らず導入可能な費用感 ・Webアプリのため既存のLINE公式アカウントとの連携もリンク設置でOK ・導入後の運用サポートまで一貫して対応 ■ 今後の展開 顔認証による入館管理は、温泉施設にとどまらず、スポーツ施設・図書館・市民センターなど幅広い公共施設への展開を進めています。2026年より全国の自治体への本格営業・導入支援体制を稼働しており、個別のご相談にも対応しています。 なお、豊富町においても同日付けでプレスリリースを発表しています。 ■株式会社十勝情報システム について( https://solution.t-j-s.co.jp/ ) 自治体向けDXプラットフォーム