Dropbox, Inc.(NASDAQ:DBX)の日本法人であるDropbox Japan 株式会社(本社:東京都千代田区)は本日、世界最大級のDJバトル大会「DMC World DJ Championships」(以下、DMC)におけるDropboxの活用事例を公開しました。この事例では、大量の動画の受取・管理、複数の審査員によるリモート審査・フィードバック共有など、Dropbox Replayを含むDropboxの活用により、DMCの審査プロセス全体の効率化と透明性向上を実現した事例を紹介します。 1985 年に設立された DMC World DJ Championships は、世界で最も歴史があり、権威のある DJ 大会です。世界 75カ国以上からトップクラスの DJ が参加し、スクラッチ、ビートジャグリングなどのテクニックから、構成力、音楽性などを総合的に競い合います。日本にも支部を構えるDMCは、日本人DJのエントリーも多く、DJ 松永やDJ KENTAROなども過去に優勝しています。DMCは2023年、支部のない国や地域のDJにも世界大会への道を開くため、「Wildcard」部門を新設しました。参加者は動画でエントリーし、各国の審査員がリモートで審査を実施。選ばれたファイナリストには、DMC World DJ Championshipsへの出場権が与えられます。40周年の記念の年であった昨年は、アジアで初めて日本で世界大会が開催されました。クラシック部門では日本人のDJ Fummyが優勝し、Wildcard部門から出場したDJも活躍しました。 このWildcard部門の審査プロセスにおいて、応募者は動画を直接Dropboxにアップロードすることでエントリーをし、5〜9人の審査員はDropbox Replayを使いオンライン上で300〜400件の動画の審査を行います。これにより、大容量の応募動画を安全かつ容易に保存・整理・共有できるようになったほか、審査員は応募動画内にタイムスタンプ付きで直接コメントを残せるようになりました。その結果、手作業に頼っていた多くのプロセスが自動化されただけではなく、フィードバック内容の把握にかかる手間や認識のズレが解消され、審査効率の向上に加え、評価の質と透明性向上にもつながりました。Dropbox導入以前は、審査員が動画にフィードバックを返すまで最大4週間かかっていた中、導入後最短約3日まで短縮され、審査にかかる時間の80〜90%が削減されました。 Dropboxが保存できるのは、文書ファイルや写真だけではありません。音楽制作では高音質な音源ファイルや大容量データを扱うケースも多く、DropboxはWAVやAIFFなどのマスター音源、DAWプロジェクトファイルにも対応しています。また、デスクトップやスマートフォンなど複数のデバイスからアクセスでき、スタジオでも移動先でも、チームメンバーとのファイル共有や閲覧、編集権限の管理が1か所で完結します。 Dropbox Replayは、動画や音源、高画質画像などの大容量ファイルを使った共同作業を支援するコラボレーションツールです。動画や音声にタイムスタンプ付きでコメントを残せるほか、複数人が同時にレビューできる「ライブレビュー機能」により、離れた場所にいるメンバー同士でもスムーズに議論や確認を行うことができます。 Dropbox Replayの操作画面 Dropbox導入によってDMCの進行管理や審査プロセスで起きた変化、その変化がもたらしたインパクト、そして今後のDJコミュニティに広がるさらなる可能性を、長年にわたってDJシーンの発展に貢献してきたDMC World DJ Championshipsのグローバル・コンペティション・ディレクターであるアントリックス・マナウェット(Antriks Manaoat )氏に伺いました。Dropboxが支えるDJ世界大会の舞台裏を、日本で初公開します。 Dropbox導入までの試行錯誤 DMCがWildcard部門でDropboxを導入したのは、2024年のパリ大会シーズンからです。その前のシーズンでは、参加者は動画プラットフォームに応募動画をアップロードし、動画リンクをメールで送付。運営側はそのリンクをクラウド上の共有ドキュメントに整理したうえで、5〜9人の審査員が300〜400件の動画を審査していました。さらに、各審査員はスコアをメールで個別に返送しており、手作業中心で煩雑な運用となっていました。 また、世界中に散らばる審査員間の時差もあり、フィードバックの回収や、すり合わせといったコミュニケーションにはつねにタイムラグが生じていました。 さらに審査員から「この動画の10秒から12秒がいい」とフ