大企業向けクラウドサービスの株式会社ドリーム・アーツ(東京本社:東京都渋谷区、広島本社:広島県広島市、代表取締役社長:山本 孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB(R)(スマートデービー)」に関し、KDDI株式会社(東京本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:松田 浩路、以下 KDDI)がトライアル提供中であるGemini on GDC(※1)への対応に向けたPoCを開始しました。 本取り組みにより、SmartDB(R)を利用する大企業はデータ主権を国内に保持しながら、Googleの生成AI「Gemini」の性能を活用した業務変革を国内環境で実現できることを目指します。 ※1 Gemini on Google Distributed Cloud の略称 2026年04月30日KDDIトピックス 「大阪堺データセンターを活用したGemini on GDCのトライアル提供開始」 https://newsroom.kddi.com/news/detail/kddi_nr-1008_4466.html ■背景:大企業におけるAI活用とデータガバナンスの課題 近年、生成AIの業務活用が進む一方で大企業を中心に以下のような課題が指摘されています。 機密情報や業務データの国外移転への懸念 AIサービスにおけるデータ取り扱いの不透明性 国内規制・ガバナンスへの適合性 特に製造業や金融業などでは、これらの要因からAI導入に慎重な検討が求められ、実運用の展開にあたっては一定のハードルが存在しています。 実際に、先進的なAI活用の可能性を評価しつつも、データの取り扱いや信頼性への不安から検証段階にとどまるケースもあります。 このようななか、「データを国内に保持したまま、高度なAIを安全に活用したい」というニーズが高まっており、ソブリンAIへの関心が拡大しています。 特に国内の大企業にとっては、今後の企業競争力を左右するAI活用において、ガバナンスと実用性の両立を実現する環境が不可欠となっています。 ドリーム・アーツは2026年4月にSmartDB(R)の新オプション「SmartDB Practical AI(R)(PA)(※2)」の提供を開始し、業務における実務・実践・実用的なAI活用を段階的に拡張。 こうした状況を踏まえ、国内大企業におけるさらなる活用促進を目的として、データ主権を担保したAI利用環境への対応を進めます。 ※2 SmartDB Practical AI(PA)オプション提供開始プレスリリース https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/news/press-release/in260409/ ■KDDIでトライアル提供中のGemini on GDC:ソブリン性を担保した提供モデル KDDIの大阪堺データセンターでは、Google の生成AIモデル Gemini をオンプレミス環境で利用できる「Gemini on GDC」 のトライアル提供を開始しています。 国内の企業や組織は、データ主権を確保しながら、Geminiを活用した高度な分析やサービス開発をすることが可能です。 本環境の概要は以下の通りです。 Google の高性能な生成AIモデル Gemini による推論 ソブリン性を意識した国内データ管理 KDDIによるハードウェア保守運用 これにより、「データ保護・ガバナンス対応」と「高度なAIの活用」を両立し、国内企業の実運用に適したAI活用環境を実現します。 ■SmartDBが実現する「データ主権」と「AI活用」の両立 SmartDB(R)は、大企業向け業務デジタル化基盤として、全社の業務プロセスを統合的に支えるワークフローや、企業の競争優位性に直結する複雑な個別業務の基盤、ならびに基幹システム周辺領域の業務データ管理など、幅広い範囲で活用されています。 2026年4月には、組織全体でのAI活用を目的とした「SmartDB Practical AI(R)(PA)」の提供を開始し、業務データおよび業務プロセスに組み込まれる形で、AI機能を段階的に拡張しています。 一方で、大企業でのAI活用を本格的に展開するには、データの取り扱いに関する制約やガバナンス要件への対応が必須となります。 本取り組みにより、SmartDB(R)に蓄積された業務データの主権を国内に保持しつつ、SmartDB Practical AI(R)(PA)オプションで提供する各種AI機能が利用可能となることを目指します。 これにより、SmartDB(R)は業務データとAIを安全に活用できる基盤へと進化し、国内大企業のAI活用を支援します。 ■今後の展開 ドリーム・アーツは、SmartDB