生活関連用品の企画・開発・販売を行う株式会社ドウシシャ(大阪本社:大阪市中央区、代表取締役社長:野村 正幸、以下 ドウシシャ)は、全国の子ども(主に1~12歳)と同居する20~59歳の男女600名を対象に、「子どもの夏の熱中症とプレクーリング」に関する意識調査を実施しました。 子どもは大人に比べて体温調整機能が未熟なうえ、身長が低く地表面に近いため、地面からの照り返し(放射熱)の影響を受けやすく、熱中症のリスクが高いとされています※1。昨今の厳しい暑さを背景に、夏は子どもの外遊びを控えるケースもみられますが、本調査では、外遊びだけでなく室内遊びでも熱中症を経験している実態が明らかになりました。 ※1出典:こども家庭庁「みんなで見守り「こどもの熱中症」を防ぎましょう!」 ■調査結果サマリー POINT1 子どもの熱中症経験者は、外遊びで30.0%、室内遊びでも16.0% POINT2 普段から体を冷やす対策をしている親は55.8%。一方、活動前に体を冷やす「プレクーリング」は73.5%が知らないと回答。特に熱中症の経験がない家庭では86.9%が知らないと回答 POINT3 熱中症対策をしていた家庭でも、“内側から冷やす”対策は活動後に偏りがち ■調査概要 調査対象 : 全国の子ども(主に1~12歳)と同居する20~59歳の男女600名 調査方法 :インターネット調査 調査期間 : 2026年6月1日~2026年6月3日 ※小数点第2位以下を四捨五入しているため、構成比の合計が100%にならない場合があります。 ※本リリースの内容の転載にあたりましては、出典として「株式会社ドウシシャ調べ」という表記を記載いただくようお願いします。 ■調査結果①:子どもの熱中症経験者は、約3人に1人。室内遊びでも約6人に1人 『夏(6~8月)の子どもの外遊び・室内遊びで、お子さんが熱中症になったことはありますか』と尋ねたところ、外遊びでは『熱中症になったことがある』が13.5%、『熱中症に近い状態になったことがある』が16.5%となり、両者を合わせた“熱中症経験者”は30.0%にのぼりました。室内遊びでも、『なったことがある(6.8%)』、『近い状態になったことがある(9.2%)』で、室内熱中症経験者は16.0%と、屋内でも熱中症リスクがあり、対策が必要になる実態が明らかになりました。 調査結果①夏の子どもの外遊び・室内遊びでお子さんが熱中症になったことはありますか? ■調査結果②:約6割の親が体を冷やす熱中症対策を行うも、約7割以上が「プレクーリング」を知らないと回答 「お子さんに対して、普段、体を冷やすという熱中症対策をしていますか」には、「している」が55.8%と半数を超えました。一方、活動前に体をあらかじめ冷やす対策「プレクーリング」を知っているかを尋ねると、73.5%が「知らない」と回答。体を冷やすこと自体は広がる一方で、“活動前に冷やす”「プレクーリング」についてはまだ知られていないことがうかがえます。 調査結果②あなたはお子さんに対して普段、体を冷やすという熱中症対策をしていますか?/あなたは「プレクーリング」を知っていますか? ■調査結果③:熱中症対策をしていた家庭でも、冷感グッズなど“外側”の冷却は活動前から行う一方、飲食物などでの“内側”の冷却は活動後に偏る 熱中症対策を行っていた人に活動前・中・後の対策を尋ねたところ、冷感グッズなど“外側”の冷却は活動前から49.7%と多く取り入れられる一方、かき氷や冷たい飲食物など“内側“からの冷却は活動前の30.3%に対し活動後は41.9%と、活動後の対策としてとられていることがわかりました。 調査結果③熱中症対策としてどのようなことを行っていましたか?また、活動の前・中・後のどのタイミングに行いましたか? ■ 専門家の解説 ~子どもの熱中症と、活動前の「プレクーリング」~ 本調査結果について、松山大学特任教授/横浜国立大学名誉教授 田中英登教授に解説いただきました。 子どもの熱中症リスクが高い理由 子どもが大人よりも熱中症になりやすいと言われる理由には、以下の4つが挙げられます。 ① 高温環境では唯一の自律性熱放散手段である発汗機能が未発達で、汗をたくさんかけない ② 背が低いこともあり、床面からの距離が短く、床から反射する輻射熱を受けやすい ③ 活動中、その活動に夢中になりやすく、からだの不調をすぐに訴えない ④ 熱中症予防に不可欠の水分補給に個人差が大きく、たくさん補給する子どもがいる一方、ほとんど 補給しない子どももいる 以上の理由で、子どもは大人より熱中症リスクが高いと言われています。 プレクーリングの重要性 プレクーリングとは、活動前(中)にからだを冷やし、熱中症になりにくくす