株式会社ディスクユニオン(千代田区/代表取締役:広畑雅彦)の出版部DU BOOKSは、2026年8月4日(火)に『ファンク超大全 The Ultimate Guide to FUNK』を刊行します。 2025年、ファンクの革新者であるスライ・ストーン、そしてネオ・ソウルを切り開き、現代へファンクの精神を受け継いだディアンジェロが相次いでこの世を去りました。この出来事は、ファンクという音楽の歩みと、その遺産を改めて振り返る大きなきっかけとなりました。 ヒップホップやR&B、ネオ・ソウル、現代ジャズ、さらにはポップスまで、現代のポピュラー音楽を支えるグルーヴの多くは、ファンクという巨大な源流につながっています。しかし、その影響力の大きさに比べ、ファンクの歴史や広がりを体系的に知ることのできる資料は決して多くありません。 本書は1552枚という史上最大級のボリュームでファンクの歴史に迫るディスクガイドです。 第1章「ファンクの革新者たち」では、ジェイムス・ブラウン、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、ジョージ・クリントン/Pファンク、プリンスという、ファンク史を切り拓いた4組の革新性と代表作を解説。ファンクという音楽の根幹を成す系譜を明らかにします。 第2章「1960年代~1970年代」では、公民権運動やブラック・パワーを背景にした、ファンクの誕生から黄金期までを捉えます。アース・ウィンド&ファイア、オハイオ・プレイヤーズ、クール&ザ・ギャング、ミーターズ、ウォーをはじめとする名バンドを紹介するとともに、ヨーロッパ、アフリカ、ブラジル、日本など世界各地へ広がったファンクの展開も追います。 第3章「1980年代」では、ディスコの流行やデジタル化による転換期を取り上げます。大型バンドが冬の時代を迎える一方で、プリンス、リック・ジェイムス、ザップ/ロジャーらが切り拓いた新たなかたちのファンクをはじめ、ゴーゴー、ニュー・ジャック・スウィング、ヒップホップなど、新しいグルーヴの誕生を俯瞰します。 第4章「1990年代~2000年代」では、ヒップホップやR&Bの発展とともに変化していくファンクを見ていきます。Gファンク、サザン・ラップ、ネオ・ソウル、アシッド・ジャズ、ディープ・ファンクなど、70年代の遺産を受け継ぎながら新たな表現へと発展した多彩なシーンを紹介。ファンクの子供たちが縦横無尽に躍動する様子を捉えます。 第5章「2010年代~2020年代」では、時代やジャンルを超えた折衷性が基本となり、ファンクが見えにくい時代のファンクを考えます。ヴルフペック、デイム・ファンク、タキシード、DJハリソン、サンダーキャット、ブルーノ・マーズらを通して、ファンクが現代のポピュラー音楽のなかでどのように進化し続けているのかを読み解きます。 黄金期を築いた名盤・定盤はくまなく掲載し、さらに隠れた名作、マニアックなレア盤も徹底紹介。重要アーティストの作品の変遷や、ジャズ・ファンクやヒップホップなどの関連ジャンルへの広がり、60年代プレ・ファンクから最新形までを網羅し、ジェイムス・ブラウンのマンガで知られるファッキンJAY氏によるファンク四コマも見逃せません。 表紙イラストは『甘茶ソウル百科事典』でブラック・ミュージック・ファンにお馴染みの湯村輝彦氏! 帯にはファンク史における最重要人物、ジョージ・クリントン氏からのコメント「これはファンクの教科書だ!」も掲載! 主な販売店はディスクユニオン、タワーレコード、HMV、amazon、楽天ブックス、全国の書店など。一家に一冊の決定版ガイドです。 内容 まえがき――いざ、果てなきファンク探求の旅へ! Chapter 1: Funky President――ファンクの革新者たち ジェイムス・ブラウン――ファンク・ミュージックそのものを創造した原点にして頂点 [アルバム・ガイド]ジェイムス・ブラウン スライ・ストーン――共同体的バンド像と密室DIYファンクを往復した稀代の天才 [アルバム・ガイド]スライ・ストーン ジョージ・クリントン/Pファンク――パーラメントとファンカデリックの両輪で一大王朝を築いた異形の集団 [アルバム・ガイド]パーラメント/ファンカデリック プリンス――溢れるアイディアを驚異的なペースで形にしつづけた孤高の音楽家 [アルバム・ガイド]プリンス [マンガ]「ファンクの誕生」「Sly & The Family Business」 Chapter 2: One Nation Under A Groove――1960~1970年代 [アルバム・ガイド] 1960~1970年代 [マンガ]「引退宣言」「改名」 Chapter 3: Computer Love――1980年代 [アルバム・ガイド] 1980年代