近年、健康寿命への関心が高まるなか、全身の健康と密接に関わる「口腔ケア」の重要性が注目されています。一方で、歯科医院への受診は「痛みが出てから」と考える人も少なくありません。 そこで、全国の男女500名を対象に、「歯の健康状態や歯科受診に関する意識調査」を実施しました。 調査の結果、38.6%が「歯を失った経験がある」と回答。また、歯に違和感を覚えた際の受診判断については、46.8%が「痛みが出たら行く」と回答し、症状が悪化してから受診する傾向が明らかになりました。さらに、歯の違和感を感じた際の行動については、「すぐ歯科医院に行く」と回答した人は19.8%にとどまり、約8割が受診を先送りにしていることが判明しました。 一方で、将来も自分の歯を残すために重要なこととして、53.8%が「定期検診」と回答しており、歯を守るために必要な行動への理解はあるものの、実際の受診行動との間には大きなギャップがあることがうかがえます。 本調査では、歯の喪失経験や歯科受診の実態、セルフケアへの意識について詳しく分析し、多くの人が抱える口腔ケアの課題を探りました。 ※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。 ・引用元が「株式会社smilelineと駒込駅前歯科クリニック・矯正歯科による調査」である旨の記載 ・駒込駅前歯科クリニック・矯正歯科(https://www.komagome-shika.com)へのリンク設置 “受診行動”と“予防意識”の実態調査概要 調査期間:2026年06月15日 ~ 2026年06月15日 調査機関:株式会社smileline(自社調査) 集計対象:全国の35代〜54代男女 有効回答:500サンプル 調査方法:インターネット調査 質問1:あなたの歯の状態について最も近いものを教えてください 質問2:歯に違和感があったとき、受診するかどうかの判断基準として最も近いものを教えてください 質問3:次の症状について、経験したことがあるものを選んでください 質問4:歯の違和感があったとき、どのように対応することが多いですか? 質問5:「自分は歯のケアができている」と思いますか? 質問6:歯を失う原因として当てはまると思うものを選んでください 質問7:将来、自分の歯をできるだけ残すために重要だと思うことは何ですか? ※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。 ■38.6%が「歯を失った経験あり」――4人に1人は複数本を喪失 「歯を失ったことはない」と回答した人は61.0%となり、6割以上が現在も自身の歯を維持していることがわかりました。一方で、「歯を失った経験がある」と回答した人は合計38.6%に上り、約4割が歯の喪失を経験している実態が明らかになりました。 歯の喪失は一部の高齢者だけの問題ではなく、多くの人にとって身近な課題となっています。歯を失うと、食事や会話など日常生活に影響を及ぼすだけでなく、全身の健康にも関わることから、日頃のセルフケアや早期の受診が重要といえそうです。 男女別に比較すると、歯を失った経験がある割合は男性43.61%、女性32.90%と、男性の方が10.71ポイント高い結果となりました。得に、「複数本の歯を失った経験がある」と回答した割合は、男性31.20%、女性20.51%と、男性が女性を10.69ポイント上回っています。 一方で、「歯を失ったことはない」と回答した割合は、男性56.39%、女性66.24%となり、女性の方が自身の歯を維持している傾向が見られました 男性 266人/女性 234人 中 歯を失ったことはない:男性 150人(約56.39%)/女性 155人(約66.24%) 歯を失った経験がある(1本):男性 33人(約56.39%)/女性 29人(約12.39%) 歯を失った経験がある(複数本):男性 83人(約31.20%)/女性 48人(約20.51%) その他:男性0人(約0.00%)/女性2人(約0.85%) 今回の調査では、男女ともに「歯を失った経験がある(複数本)」が「1本失った経験がある」を上回る結果となっており、歯を失うリスクは決して一部の人だけの問題ではないことが明らかになりました。特に男性では、約3人に1人が複数本の歯を失った経験があることから、日頃のセルフケアに加え、定期的な歯科受診による早期発見・早期治療の重要性がうかがえる結果となりました。 ■約半数が「痛くなってから受診」――違和感の段階で受診する人は17.8% 「歯に違和感があったとき、受診するかどうかの判断基準として最も近いもの」を尋ねたところ、最も多かった回答は「痛みが出たら行く」の234人(46.8%)でした。 一方