株式会社クラダシ(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:河村晃平、以下「クラダシ」)は、辻・本郷スマートアセット株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:𠮷川僚、以下「辻・本郷スマートアセット」)との共同出資により、特別目的会社(SPC)となる「合同会社クラダシ・インベストメント」を設立いたしました。あわせて、クラダシは同社との間でアセットマネジメント(AM)契約を締結し、各蓄電所資産の管理・運営業務を受託いたしました。さらに、合同会社クラダシ・インベストメントは、辻・本郷スマートアセットとの間で系統用蓄電所の共同開発・運用を目的とした匿名組合出資契約を締結し、まずは国内3案件の開発・運用を推進してまいります。 本件は、2025年11月13日に発表した両社による合弁事業の具体化であり、これにより共同の事業スキームが本格的に始動いたします。 ■取り組みの背景 クラダシは、ミッションに「善いビジネスで未来に実りを。」、ビジョンに「日本一のインパクト企業グループへ。」を掲げ、社会課題を経済的価値へ転換することで確かなインパクトをもたらす事業を展開しています。 2024年8月に公表した中期経営計画において、成長戦略の三本柱の一つに「新規事業(M&A含む)」を掲げ、同年12月に「グリーンインフラカンパニー」を発足し、系統用蓄電池事業をはじめとする再生可能エネルギー分野への本格参入を開始しました。2025年1月には1案件目となる「栃木小山蓄電所」を取得し、同年8月には計4案件の投資計画を発表するなど、再エネの普及と電力ロスの削減に向けた基盤を構築してきました。その後、2025年11月に辻・本郷スマートアセットと、国内の系統用蓄電池の普及・拡大を目指した合弁事業に関して基本合意いたしました。 このたび、対象案件の選定、出資条件、および分配スキームに関する協議が完了したことから、運用の核となるクラダシ・インベストメントを設立し、匿名組合出資契約の締結をもって、本合弁事業を正式に始動いたします。本契約に基づき、まずは国内3案件の系統用蓄電所の開発・運用を迅速に推進してまいります。 ■スキームの概要 本合弁事業では、共同設立したクラダシ・インベストメントが事業主体となります。クラダシが締結したAM契約に基づき各蓄電所の開発・運営実務を担い、辻・本郷スマートアセットが匿名組合員として出資および収益配分を受ける「GK-TKスキーム」を採用しています。なお、蓄電所の建設・施工(EPC)については、YKエンジニアリング株式会社との連携を予定しています。 本スキームの活用により、自社運営(直接投資)によるノウハウ蓄積と、ファンド形式(資本効率重視)による資金レバレッジを組み合わせ、単独投資を大幅に上回るスピードで蓄電所ポートフォリオの拡大を図ってまいります。 ■合同会社クラダシ・インベストメント概要 名称 合同会社クラダシ・インベストメント 所在地 東京都品川区上大崎三丁目2番1号目黒センタービル5F 主な事業内容 1. 蓄電設備の設置、運用及び保守管理事業 2. 蓄電設備による電力の供給、販売、供給力の確保及び需給調整に関する取引 3. 前各号に掲げる事業に出資する組合の出資持分又は会社の株式若しくは持分の取得、保有及び処分 4. その他前各号に付随関連する一切の事業 匿名組合員 株式会社クラダシ 51.0% 辻・本郷スマートアセット株式会社 49.0% ■対象案件について クラダシ・インベストメントが開発・運営を進める系統用蓄電所の詳細は以下の通りです。 案件名 出力 / 容量 受電予定 埼玉県蓄電所 2MW / 8MWh 2026年10月 岐阜県蓄電所 2MW / 8MWh 2026年11月 熊本県蓄電所 2MW / 8MWh 2027年5月 ■今後の展望 本契約の締結により、クラダシは2025年11月の基本合意以来推進してきた辻・本郷スマートアセットとの協業体制を具体的な事業として稼働させます。埼玉・岐阜の2案件は2026年10月及び11月の受電を予定しており、早期の収益貢献が見込まれます。クラダシは引き続き、再生可能エネルギー分野におけるパートナーシップを強化し、系統用蓄電池事業のポートフォリオ拡大と電力需給の最適化を通じて、社会課題解決を加速させてまいります。 また、今後も持続可能なビジネスを通じて社会課題を価値へと転換し、社会・環境・経済に確かなインパクトを創出しながら、「日本一のインパクト企業グループへ。」というビジョンの実現に向け、挑戦を続けてまいります。 ■ 辻・本郷スマートアセット株式会社について 代表者氏名:𠮷川僚 設立:2022年3月 本社所在地:〒163-0631 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル31