初日の豪雨が嘘みたいな快晴のYON FES 2日目、6月21日は04 Limited Sazabys、BLUE ENCOUNT、EVERLONG、go!go!vanillas、Maki、muque、My Hair is Bad、Survive Said The Prophet、キュウソネコカミ、ハク。、マキシマム ザ ホルモンが出演。雨が上がりギラギラした太陽と共に豪華ラインナップが10周年イヤーを彩った。 2日目のトップを飾ったのはキュウソネコカミ。朝っぱらからみんなで手を振ってヘンテコな動きで踊ってYON FESを心の底からぶち上げる。10年経てば変わることも変わらないこともあって、キュウソネコカミだって、フォーリミだって、何も変わらないようできっと変わってきたのだろう。だからバンドって面白い。若い頃は40代で死んでもいいって思っていたけど、今はなるべく長く生きたいもん。そしてなんだかんだ何も変わっていないキュウソネコカミ。ヤンキーよりも、時の流れと共にサングラスを装着したアヒルよりも、恥も外聞も捨ててバカ騒ぎするキュウソネコカミがこわい。だってこんなの無敵だから。 YON FESに9年ぶりに帰還したEVERLONG。いきなり「POPダイバー」で始まったのも、いやそもそも「POPダイバー」をライブでやるのも、フォーリミとの関係性があってこそ。結成当初はメロディックパンクを軸にフォーリミと共に活動していたEVERLONG。あれから長くて永い時間が経って、正解のない世界の中で僕らは少しずつ透明になってきた。「正直この9年間、辛いことばかりだった。でもそんな日があったから、今日みたいな日を幸せに感じられる」と語るみっちゃん。透明な日々に色を付けるように、深く深呼吸をして丁寧に歌うEVERLONGの人生讃歌。それはまるでみんなで幸せになるための約束のような時間だった。 見渡す限りの青い空の下、不意打ち「monolith」極上ロックンロールカヴァーでYON FESを撃ち抜いたgo!go!vanillas。しっかり掴んだらもう離さない、「平成ペイン」「来来来」とモリコロパークにロックンロールをお見舞いすると、さらに牧がオーディエンスに飛び込み、ワンショットでオーバーキルな攻めまくりバニラズでゴーゴーだ。伊達にヨンフェス出演回数第3位じゃないぜ。「でも1位を目指している」とハングリーなgo!go!vanillasだから、全部巻き込んで、ビッグバンみたいな衝突を起こすのだ。僕らがいつまでだってガキでいられるのもgo!go!vanillasがロックンロールし続けているからだ。 「あいっ!あいっ!」とeyeとeyeを合わせたときにドバドバ溢れるハク。の愛。初出演の「YON FES」を隅から隅まで楽しんでいるのも、フォーリミの大ファンを公言するまゆが出演者としてこの場に立っていることも、ああ、全部が愛だ。そんなハク。のライブといえば、日常の言葉や色や匂いを、オルタナティブにロマンティックにドラマティックにドキドキを起動させて言葉と音にする姿が印象的だった。YON FES初登場にして、その存在を確かに刻んだ記念日。こうやってバンドと「YON FES」の新たなストーリーの始まりを目撃できるのも「YON FES」の楽しさであるし、きっとこの先この場所で、ハク。も一緒に歳を重ねていくのだろう。 「誰かの後を追うことはやめた!やーめたッ!」と両手を広げ、他の誰でもなく、自分たちだけのロックをすること、それつまり、「マイヘアすること」を堂々宣言したMy Hair is Bad。10年目9回目の「YON FES」皆勤賞ということは、このフェスにおけるMy Hair is Badは小3。そっか、それならば、ライブ中に椎木知仁が連呼していた「サッカーしようぜ」も納得。マイヘアVS世界、大事なのは勝ちとか負けじゃ測れない価値と、大好きだけ。GENへの「誕生日おめでとうございます」のLINEに半年間既読がつかなくたってその気持ちはしっかり届いて響いたはず。 ここで「YON FES」に事件勃発。なんてこったい&どうなってんの。サポートにRxYxO(coldrain)、Teru(MY FIRST STORY)を迎えた、油そば並みの攻撃力と苺級のスイートでYON FESを狂喜乱舞させた特別仕様のSurvive Said The Prophetの破壊力。そしてそんな大事件が起きるのがYON FESなのだ。モリコロパークに大きなサークルを作り指先ひとつで大回転させる魔導士のようないでたちで、それでいてハッピーヴァイブスをまき散らすのだから、サバプロというバンドは奥が深い。今日の「YON FES」で見たこと聞いたことが、きっとこの後のSNSを騒がしているはずだ。 よく「太陽みた