大人の習い事として、楽器レッスンや楽器教室に通う人は少なくありません。好きな曲を弾けるようになりたい、昔から憧れていた楽器に挑戦したい、日常の中に音楽を楽しむ時間をつくりたいなど、始める理由は人によってさまざまです。一方で、実際に長く続けるとなると、レッスン内容だけでなく、通いやすさや講師との相性、自分のペースに合っているかどうかも重要になります。 特に大人の場合、仕事や家庭の予定と両立しながら通うケースも多く、無理なく続けられる環境かどうかは教室選びの大きなポイントです。どれだけ興味のある楽器でも、通う負担が大きかったり、レッスンの進み方が合わなかったりすると、継続が難しくなることもあります。そのため、楽器教室を選ぶ際には「上達できるか」だけでなく、「楽しみながら続けられるか」という視点も欠かせません。 そこで、名古屋で大人向けの楽器レッスンを提供するクラブナージ音楽教室(https://www.clubnagy-music.com/ )は、18歳以降に楽器レッスンや楽器教室に3カ月以上通った・受講したことがある人200人を対象にアンケートを実施しました。楽器レッスンを長く続けるうえで大切だと感じる条件や、実際に通ってみて続けやすさにつながった教室の特徴、やる気につながった要素について調査しています。 本調査が、大人の楽器教室選びにおける“続けやすさ”のポイントを理解する一助となり、自分に合ったレッスン環境を見つけるためのヒントとなれば幸いです。 ▼目次 Q1 :楽器レッスンを長く続けるうえでもっとも大切だと思う条件 Q2 :実際に通ってみて「続けやすさにつながった」と感じた教室の特徴 Q3 :楽器レッスンを続けるうえでもっとも「やる気につながった」と感じる要素 まとめ:大人の楽器教室は「無理なく楽しく続けられること」が大切 Q1.楽器レッスンを長く続けるうえで、もっとも大切だと思う条件は何ですか。 最も多かった回答は「自分のレベルやペースに合った指導を受けられること」で、15.5%(31人)でした。大人になってから楽器教室に通う場合、仕事や家庭、家事などとの両立が必要になる人も多く、学生時代のように練習時間を十分に確保できるとは限りません。そのため、決められた進度に無理に合わせるよりも、自分の理解度や生活リズムに合わせて学べることが、継続のしやすさにつながっていると考えられます。 次いで多かったのは「講師との相性やコミュニケーションがよいこと」で、13.5%(27人)でした。楽器レッスンは、短期間で完結するものではなく、継続的に講師と向き合いながら進めていくものです。そのため、教え方のわかりやすさだけでなく、質問のしやすさや、うまくできない時に相談しやすい雰囲気も大切になります。講師との相性がよいと、苦手な部分にも前向きに取り組みやすくなり、レッスンそのものへの心理的な負担も軽くなりやすいでしょう。 また、「無理なく続けられる」は10.5%(21人)、「自分に合ったレッスン形式(個人・少人数・グループなど)で受けられること」と「好きな曲・ジャンル・やりたい内容に取り組めること」はそれぞれ9.0%(18人)となりました。大人の楽器教室では、上達の早さだけを重視するのではなく、自分に合った形式で受けられるか、興味のある内容に取り組めるかといった、楽しさや納得感も続けやすさに関係していることがうかがえます。 一方で、「自宅・職場・駅から通いやすい場所にあること」は7.5%(15人)、「練習場所や設備を利用しやすいこと」と「上達を実感しやすい仕組みがあること」はそれぞれ7.0%(14人)でした。通いやすい立地や設備、上達を感じられる環境も大切な条件ではあるものの、今回の結果では、まず自分に合った指導を受けられることや、講師との関係性を重視する人がやや多い傾向が見られます。 さらに、「楽器レンタルがあり、手ぶらで通いやすいこと」は4.0%(8人)、「予約日時の自由度が高いこと」と「振替・キャンセル・休会がしやすいこと」はそれぞれ3.5%(7人)でした。こうした回答からは、通うための負担を減らせる仕組みも一定のニーズがあることがわかります。 Q2.実際に通ってみて、「続けやすさにつながった」と感じた教室の特徴を選んでください。(複数回答可:注1) 注1:本設問は複数選択式ですが選択肢は2つまでに制限しています。これにより、実際に通ってみて「続けやすさにつながった」と感じた教室の特徴をより明確に把握できるようにしています。 最も多かった回答は「自分に合ったレッスン形式(個人・少人数・グループなど)だった」で、28.0%(56人)でした。楽器教室といっても、マンツーマンでじっくり学びたい人もいれば、少人数やグループで楽しみながら続けたい人