契約・法務BPaaSでリーガルAI搭載の企業法務アウトソーシングサービスALSP(代替法務サービスプロバイダー)の国内パイオニアで、法務AI+BPO「クラウドリーガル」を提供している、MOLTON株式会社(旧:a23s株式会社)(所在地:東京都中央区、代表取締役、弁護士「日本・米国NY州」 﨑地康文、以下MOLTON)は、企業法務弁護士として12年超のキャリアを持ちながら、国内最大規模の生成AIコミュニティ#SOZOビレッジ(旧:#SOZOコラボ)の公式アンバサダーも務めている、法律と生成AIのエンジニアリングに精通する加茂翔太郎弁護士が、「実務家AIエンジニア」としてMOLTONに参画したことを発表します。加茂弁護士は、MOLTONが開発・提供する企業向け法務AIプロダクトに対し、自らの実務経験に基づくドメイン知識の実装と、AIエンジニアリングの両面から貢献します。 【 「実務家AIエンジニア」という新たな専門職の意義 】 AIを企業法務の現場で真に使えるものにするためには、AIモデルの性能向上だけでは足りません。「契約でどこを重点的に見るか」「このリスクは実務上どの程度深刻か」「依頼者が本当に求めている回答はどういう粒度か」、こうした実務家の暗黙知をAIに組み込むことで、はじめて現場で「使える」プロダクトになります。 しかし、暗黙知をシステムに落とし込むには、実務の現場感覚とAIエンジニアリングの双方がわかる人材が必要です。実務家だけでは「AIで何ができるか」がわからず、エンジニアだけでは「現場で本当に必要なものは何か」がわからないからです。 加茂弁護士は、企業法務弁護士として12年超にわたり契約レビュー・M&A・訴訟・コンプライアンスの最前線に立ちながら、2022年11月のChatGPT公開当初から生成AIの業務活用を個人的に研究してきました。AIエンジニアリングの知見を独学で習得し、MOLTONの法務AIプラットフォーム「クラウドリーガル」のAIエディター開発や、法務DDプラットフォームの構築に、プロンプト設計・ワークフロー構築・品質検証の各レイヤーで、AIに精通した実務家ならではの洞察を提供し貢献してきました。 「実務家AIエンジニア」という、第一線の実務家でありながらAIシステムの設計・実装にも直接関与できる専門職は、現時点では極めてユニークな存在ですが、AI時代の専門職のあり方として今後不可欠になる役割であるとMOLTONは考えています。 【 加茂弁護士の役割と期待される効果 】 加茂弁護士は「実務家AIエンジニア」として以下の三つの役割を担い、MOLTONの法務AIプロダクトの実用性を引き上げます。 ①AIプロダクトへの実務知見の直接実装 クラウドリーガルのAIエディター/AI契約書レビュー/AI契約書作成、法務DDプラットフォーム等の各種AIプロダクトについて、プロンプト設計・プレイブック開発・品質検証をエンジニアリングの手法を用いて実施します。加茂弁護士は、企業法務弁護士としての活動を継続し、第一線の実務家であり続けることで実務感覚を常にアップデートしながら、その「生きた知見」をリアルタイムでAIプロダクトに反映していきます。自ら現場に立ち続けるからこそ、本当に使えるAIをつくれることが、外部アドバイザーとは異なる実務家AIエンジニアの価値となります。 ②ドメインエキスパートの知見のシステム橋渡し 2026年6月に名誉顧問/プロダクトドメインエキスパートに就任した中村直人弁護士をはじめ、MOLTONに参画する各分野の実務家が持つ高度な専門知識・ノウハウを、AIシステムに適切に変換・実装するための「橋渡し役」を担います。実務家の言葉をAIが理解できる形に翻訳し、システムの品質を担保することができます。この「ドメイン知識のエンジニアリング」こそが、実務家AIエンジニアの中核的な役割です。 ③クライアント企業の暗黙知の形式知化 MOLTONがコンサルティングサービスとして提供する法務DX支援・知財戦略立案・PMI等において、クライアント企業が社内に蓄積している暗黙知(業務判断基準、チェックリスト、過去の経験則等)を、AIが活用できる形式知として体系化するエンジニアリングを行います。企業の「ベテラン担当者の頭の中」をAIに移植する作業を、実務家の視点とエンジニアリングの手法の両方から支援します。 【 MOLTONに関する加茂翔太郎弁護士のコメント 】 2022年の終わり、ChatGPTに触れて衝撃を受けたことをきっかけに、半ば趣味のような感覚でAIの業務活用を始めました。試行錯誤を重ねるうちにAIに関心を持つ仲間と出会い、「AI仲間」の輪を広げていくなかで、MOLTONの皆様と深く議論する機会をいただき、気がつけば