株式会社CINC(本社:東京都港区、代表取締役社長:石松友典)は、Google・電通・博報堂・LINEヤフー等の出身者十数名で構成される副業プロフェッショナル集団「B-Side」と戦略的パートナーシップを締結しました。 CINCが外部のマーケティングリソース集団と提携するのは初めてであり、B-SideにとってもCINCが唯一のデジタルマーケ支援会社のパートナーとなります。本提携により、プロ人材マッチング事業「エキスパートソーシング」の支援領域を、戦略策定・要求定義・意思決定支援といったマーケティング戦略の上流工程へ拡張します。 提携の背景 CINCのクライアントが抱える課題は、ここ数年で大きく変化しています。かつては「SEOを強化したい」「広告を改善したい」など施策単位の相談が中心でしたが、現在は「そもそも自社のマーケティングの方向性が正しいのかわからない」「戦略を描ける人材がいない」といった、戦略の上流に関わる相談が急増しています。 この変化の本質は、クライアントに必要な支援が「施策の実行」から「判断力と思考力の拡張」へ移行しているということです。広告、ブランド、市場調査、事業戦略と求められる専門領域が多岐にわたる現在、正社員採用だけでこの変化に対応することは構造的に困難です。かといって、従来の「外注」のように作業を外部に委託する性質のものでもありません。 CINCとB-Sideは、この構造変化に対する認識を共有しています。マーケティング組織は完成形を持たず、市場やテクノロジーの変化に合わせて進化し続ける必要がある。固定組織だけに頼ることは、時間の経過とともにむしろ劣化のリスクを生む。だからこそ、外部のプロフェッショナルと恒常的につながり、必要な知見を柔軟に取り込める構造が不可欠である──この共通認識が、今回の提携の出発点です。 CINCがB-Sideを選んだ理由 戦略上流を担える人材は市場全体で希少であり、個人単位のフリーランスマッチングでは質と量の両立が困難です。B-Sideは、2019年に電通・電通デジタルで公認化したバーチャル組織「電通グロースハックプロジェクト(現在は解散)」の元メンバーを中心に構成。電通、博報堂、Googleなどトップティア企業でコンサルティングを経験したのち、事業会社の最前線で働いているプロフェッショナル十数名から成り立つ、共通の品質基準と支援思想のもとに集まったギルド型副業組織です。 CINCは、B-Sideとの提携により、戦略上流のチーム支援を「ギルドごと」確保できる体制を実現しました。 また、B-Sideが掲げる「依存させない支援」──意思決定のフレームワークをクライアント社内に移転し、自走できる状態をつくる──という思想は、CINCがエキスパートソーシングを通じて提供したい価値と合致しています。 B-SideがCINCを選んだ理由 B-Sideのメンバーが持つ戦略スキルは、クライアントの課題において初めて価値を発揮します。CINCはエキスパートソーシング事業を通じて多くの事業会社との接点を持ち、まさにB-Sideが最も力を発揮できるフェーズ──課題が曖昧で、戦略から整理が必要な案件──が日々寄せられています。 B-Sideにとって、質の高い案件を安定的に供給できるプラットフォームとしてCINCは唯一の存在であり、パートナーシップを結ぶ先をCINCに限定する理由はここにあります。 エキスパートソーシングについて 「エキスパートソーシング」は、CINCが運営するフリーランス・副業プロ人材のマッチング事業です。課題のヒアリングからプロ人材の選定・紹介、プロジェクトへの伴走、成果創出まで一貫して支援します。本提携により、施策実行支援に加え、「何が課題なのかわからない」というフェーズから支援できる体制が整いました。 エキスパートソーシング:https://expertsourcing.jp/ 今後の展望 CINCは本提携を起点に、B-Sideとの連携で得られるプロジェクト知見をエキスパートソーシング全体に還元し、戦略上流からの支援モデルを体系化してまいります。支援会社自身が変わり続けることで、クライアントの事業成長に貢献してまいります。 B-Side 創業者 上野 雅博 さん コメント B-Sideを立ち上げたのは、クライアントの意思決定の現場に、もっと経験値の高いプロフェッショナルが入り込める構造が必要だと感じていたからです。マーケティングの難易度は年々上がっていますが、事業会社側に知見が蓄積される前に施策だけが積み上がり、結果として「動いてはいるが、なぜそれをやっているかが曖昧なまま進む」状態が生まれがちです。 個人として2年近くCINCさんとご一緒する中で、クライアント企業からの期待の大きさ