Customer Voice Leaders 2026 受賞企業 生成AIがインターネットでの検索行動のあり方を変える中、AIに「正確に引用される」ことが、BtoBマーケティングの新たな勝負どころになりつつあります。 現場帳票システム「i-Reporter(アイレポーター)」を展開する株式会社シムトップス(本社:東京都品川区、代表取締役 CEO:奥畑 和行)は、B2B向けIT製品・SaaSレビュープラットフォーム「ITreview」を運営するアイティクラウド株式会社主催の「ITreview Customer Voice Leaders 2026」において「AEO・AI部門」で表彰され、史上初の3年連続受賞を果たしました。本賞は、ITreviewを積極的に活用し事業成長に優れた成果を上げたベンダー企業に贈られるもので、i-Reporterは2025年の「コンテンツ活用部門」に続く受賞となります。 実際のユーザーレビューを起点にしたQ&Aコンテンツの整備によるAEO(Answer Engine Optimization)への先行投資と、ITreviewのレビューを活用したAIエージェントの営業部門への導入・活用が、今回の評価につながりました。 ■ Customer Voice Leadersとは ITreviewは、IT製品やSaaS、IT関連サービスを検討する方に向けてユーザーの声(レビュー)を掲載し、最適なサービス選定を支援するプラットフォームです。あわせて、製品を提供するベンダー企業に向けては、集まったレビューをマーケティングやカスタマーサクセスに活用するためのサービスを提供しています。 2018年のサービス開始以降、ITreviewは「顧客の声に向き合い、顧客とともにビジネスを加速する企業の取り組みを世に広めたい」という想いから、先進的な活動をされている企業を「Customer Voice Leaders」として発表してまいりました。2026年は、レビュー収集部門、コンテンツ活用部門、インテントデータ活用部門、カスタマーサクセス活用部門、プロダクト改善活用部門、エグゼクティブ活用部門、AEO・AI部門の7部門で、計10社が表彰されています。 ■ 受賞の背景 生成AIによる検索行動の変化が加速するなか、AIに信頼できる情報源として引用されるための設計が、これからのBtoBマーケティングの鍵になります。 2026年、シムトップスは「AEO・AI部門」で受賞しました。受賞理由として、ITreviewが実施するAEOのQ&A施策への積極的な参画と、引用数における平均を上回る成果の達成、さらにITreviewのレビューを活用したAIエージェントの導入・活用を通じた営業部門での利用促進への貢献が評価されました。 Customer Voice Leaders 2026 ■ 企画・マーケティンググループの取り組み レビューを起点に、計55問のQ&Aを体系的に整備 きっかけは、ITreviewが2026年1月に実施した「LLMOテスト施策」への参画です。ユーザーが口語調で製品への質問を入力し、AIが複数のサイトから回答を引用して提示する行動が増えるなか、ITreviewは「一問一答形式のQ&A」をプロダクトページに実装するテストをベンダーと共同で実施。シムトップスはこの施策に積極的に参画しました。 シムトップスは施策に対応するだけにとどまらず、独自のQ&Aコンテンツを整備しました。実際のユーザーレビューを起点に、「月間33,000枚の紙帳票を電子化した製造業の事例」「管理職7名・月160時間の集計業務削減」といった具体的な数値をもとにQ&A集を作成。その他、製造業・自動車・電気電子など業種別、OCRや帳票バージョン管理など機能別の質問を加え、計55問にわたるQ&Aを登録しました。 2か月で引用数1,008件、新設の「よくある質問」は+92.3%増 取り組みの成果は、データにも表れています。2026年4〜5月のi-Reporter製品ページへの合計引用数は1,008件に達しました。なかでも今回新設した「よくある質問」ページの引用数は、同期間で+92.3%増と全カテゴリ中最も高い伸びを記録。生成AIが「質問に対して明確に答えているコンテンツ」を優先的に引用するという特性を、データとして実証する結果となりました。 ■ 今後の展望 シムトップスでは、マーケティングにおけるAI活用にとどまらず、製品そのものへのAI活用も視野に取り組みを進めています。 その基盤として、製造現場におけるAI活用の実態調査を継続的に実施しています。直近の「製造業のAI活用におけるデータ整備の重要性に関する実態調査」(2026年5月、製造業DX・AI推進担当者111名対象)