現役東大生を中心に教育支援事業等を行う株式会社カルペ・ディエム(代表者:西岡壱誠 所在地:東京都中央区)は、大分県別府市の私立明豊高等学校(以下「明豊高校」)と連携して運営する難関大学進学プログラム「九大専科」において、九州大学と大阪大学への現役合格者を輩出しました。 「九大専科」は、明豊高校が九州大学をはじめとする難関国公立大学への現役合格を目指す生徒を対象に開設している特進クラスで、カルペ・ディエムが学外パートナーとして現役東大生メンターによる個別面談・特別講座・カルテ管理などを提供しています。 ■ 地方高校が抱える「情報格差」と「伴走者不足」 近年、地方では少子化や教員不足、進学指導の高度化により、生徒一人ひとりへの個別支援が難しくなっています。 また、難関大学受験に関する情報やロールモデルとの接点は都市部に集中しやすく、「頑張りたいが何をすればよいかわからない」という生徒も少なくありません。 カルペ・ディエムはこうした課題に対し、現役東大生を中心とした大学生メンターによる個別面談や学習カルテ管理を通じて、生徒が自ら学ぶ意味を見出し、主体的に行動できる環境づくりに取り組んでいます。 今回の実績から、地方の私立進学校と外部教育パートナーが連携することで、難関大学合格を「特別な生徒だけのもの」から「全員の射程圏」に変えられる可能性が感じられます。 ■本プログラムの教育的意義 •トップ層の独立指導 × 2番手グループの底上げという構造設計 •教師とは異なる距離感で語りかける現役大学生メンターによる個別面談 •修学旅行後の「3年0学期」を意識転換のチェックポイントとして運用 •3年間の学習・面談履歴を個人カルテとして可視化 地方における進学機会や受験情報の格差が課題となる中、「学校だけでも塾だけでもない第三の伴走者」として現役大学生メンターが関わる新しい教育モデルの可能性を示しています。 ■ プログラム概要 プログラム名 九大専科(明豊高校 × カルペ・ディエム) 対象 難関国公立大学を志望する明豊高校生 2期生人数 11名 主な提供内容 個別面談、計算ワークシート等の独自教材、受験報告会、LINEによる日常サポート、3年間の学習カルテ管理 ■九大専科(明豊高校 × カルペ・ディエム)担当教員と合格者のコメント 九州大学に合格した高島 廉さんは、入学当初、偏差値50前後でクラス中位層。外部進学生として人間関係づくりにも苦労し、体調を崩す時期もありましたが、現役東大生メンターによる個別伴走と少人数制指導を通じて学習意欲を大きく向上させ、九州大学への現役合格を実現しました。 また、学年トップ層として東京大学推薦入試にも挑戦した古市さんも大阪大学に現役合格。そのほかにも複数名が難関大学の受験に挑戦するなど、2期生11名のクラスで大きな成果を上げることができました。 ■ 担任・松田英樹先生インタビュー(要旨) 「最初は11人。良く言えば仲が良い、悪く言えば『いつまでも中学生気分』というクラスでした。」 ターニングポイントとして松田先生が挙げたのは、2年次の修学旅行後。 カルペ・ディエムとの面談で投げかけられた「何のために頑張るのか」という問いが、特に高島さんに深く刺さったといいます。 「高島が『受験報告会で話せたらかっこいいよね』という私の一言を覚えていて、実際に後輩の前で立派にスピーチしてくれた。自分たちの教え子か疑うほど、優秀なことを言っていて感動しました。」 カルペ・ディエムの貢献について、松田先生は次のようにコメントしています。 「一番ありがたかったのは、個々の面談をしてもらえたこと。生徒に近い距離のお兄さん・お姉さんからしか伝えられないことがある。教師とは違う角度からの言葉が、生徒のモチベーションを支えてくれました。」 成績上昇の最大要因として、少人数による徹底した個別指導とハイレベルな指導コマを通常時間割の中に確保できたことを挙げています。 ■ 九州大学合格・高島 廉さんインタビュー(要旨) 中高一貫の明豊高校に高校から入学した高島さんは、入学当初、内部生の輪に馴染めず、体調を崩しがちで、成績もクラスの真ん中ほどだったといいます。1年生11月時点の偏差値は約50、英語にいたっては偏差値50を下回る状況でした。 転機は2年生の冬、修学旅行を終えて学校行事が落ち着き、勉強に集中できる環境が整ったタイミング。あわせて、カルペ・ディエムとの面談で「何のために頑張るのか」を言語化したことが、本人の中で大きな起爆剤となりました。 「英語は『やらされる予習』から『自分で楽しんで予習する』に変わってから、一番安定して点が取れる科目になりました。」 カルペ・ディエムのメンターが自作した計算ワークシートを「実践的で本当に役立った」と評価。後輩へ