Paperpalを含むAI英語論文執筆支援ツールパッケージ「エディテージ PLUS」が京都大学に導入されました。下記は京都大学総合研究推進本部(KURA)のプレスリリース内容です。 京都大学の発表記事はこちらから 京都大学が英語論文作成・投稿しえんエコシステム「かがやく」にエディテージPLUSを導入 英語論文作成・投稿支援エコシステム「かがやく」の運用を開始しました。 京都大学総合研究推進本部(KURA)は、英語論文作成・投稿支援エコシステム「かがやく」を構築し、令和8年5月より京都大学に所属する研究者を対象に提供を開始しました。 【概要】 「かがやく」は、AIを活用した英語論文執筆支援ツールパッケージ「Editage Plus」の導入に加え、ウェビナー、メンターシップ、投稿支援等を組み合わせ、論文執筆から投稿・出版までを一体的に支援する包括的な仕組みです。本取り組みは、2025年度「はばたく次世代」応援寄付プログラム等の支援を受けて実施しています。また、学術論文支援に関する専門的知見を有するカクタス・コミュニケーションズ株式会社とのパートナーシップのもと、制度的基盤と専門的支援を組み合わせた実効性の高い支援体制を構築しています。 本学医学部附属病院および全学において先行的に行ったトライアルにおいて、70〜80%以上の研究者から「作業効率化に寄与した」「今後も使用したい」との評価を得ており、その有効性と分野横断的なニーズの高さが確認されています。 本取り組みは、国際的に卓越した研究大学の実現に向けた研究支援機能の強化の一環として実施するものであり、研究時間の創出と研究成果の国際的発信力の向上を通じて、研究力強化および社会への成果還元に貢献します。 【「かがやく」提供の背景】 大学教員の約8割が研究時間の不足を認識しており、とりわけ「論文等の成果物の作成・公表」が最も大きな負担として挙げられています。こうした状況を踏まえて、ICT等の活用も含む、研究の効率化を支援する取り組みの必要性が高まっており、国際的に卓越した研究大学の実現に向けた研究支援機能の強化の一環として実施するものです。 【「かがやく」が提供する支援の概要】 「かがやく」は、英語論文の執筆から投稿・出版に至るまでの一連のプロセスを対象とし、研究者の国際的な研究成果発信力を体系的に向上させることを目的とした包括的な支援エコシステムです。本取り組みでは、英語論文執筆能力を「研究デザイン力」「論理的構成力」「データ解釈力」等と密接に関係する基礎研究力の重要な構成要素と位置づけ、単なる文章作成支援にとどまらない、研究力全体の底上げを目指します。具体的には、以下の2つの支援基盤を組み合わせて提供します。 ① 論文作成の効率化と質向上に資する支援基盤 ・AIを活用した英語論文執筆支援ツール(Editage Plus)の提供 ・論文作成プロセス全体の支援 ② 論文作成スキル向上に資する支援基盤 ・オンデマンド学習・ウェビナーによる体系的教育 ・論文エリート養成講座等による高度なスキル育成 ・メンターシップによる個別指導(構成・論理・査読対応等) ・ジャーナル選択・英文校正・論文投稿支援 これらを組み合わせることで、「効率化」と「能力向上」を同時に実現し、研究時間の創出と研究成果の質の向上を両立させることを目指します。 京都大学総合研究推進本部(KURA)のプレスリリースより 【実施体制(寄付プログラムおよびパートナーシップ)】 本取り組みは、2025年度「はばたく次世代」応援寄付プログラムの支援等を受けて実施するものです。本プログラムの支援により、英語論文作成支援に関する全学的かつ体系的な支援基盤の構築が可能となりました。 また、本取り組みは、学術論文支援に関する専門的知見を有するカクタス・コミュニケーションズ株式会社とのパートナーシップのもとで実施しており、AIを活用した論文執筆支援ツールの提供に加え、教育プログラムや個別支援等を組み合わせた包括的な支援体制を構築しています。これにより、制度的基盤と専門的支援を組み合わせた、持続的かつ実効性の高い研究支援モデルを実現しています。 【開始するに至った経緯】 本学では、基礎研究力の向上において「次世代を担う若手・中堅研究者の育成」を重要な戦略課題と位置づけています。一方で、大学教員の約8割が研究時間の不足を認識しており、特に「論文作成・公表」が大きな制約となっていることが明らかとなっています。また、日本を含む非英語圏の研究者は、英語論文執筆において母語話者と比較して執筆時間やリジェクト率の面で不利な状況にあり、特に若手・中堅研究者にとって大きな障壁となっています。 こうした背景を踏まえ、英語論文執筆能力を基礎研究力の重要な要素と位置