ブリッジコンサルティンググループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 CEO:宮崎良一、東証グロース: 証券コード 9225、以下「当社」)は、2023年11月から2026年2月までに当社のIPO関連サービスをご利用いただいた顧客企業を対象に、顧客満足度調査を実施いたしました。集計対象は、内部監査、決算開示支援などの弊社IPO関連サービスを利用した95名です。 本レポートでは、定量データに加えて、IPO準備に共通する課題および支援会社選定における実務的な判断基準を整理しています。IPO準備を進める企業の経営幹部、ならびに支援会社の選定実務を担う方々の参考となれば幸いです。 調査結果サマリー ①満足度平均8.88点、回答者の88.4%が「8点以上」の高評価 最高評価10点の回答が45.3%(43件)を占め、『知人や同僚に勧めたい』という強い推奨意向が示される結果となりました。 ②高評価理由で最多の回答を集めたのは「スピード・即応性」 「丁寧・親身さ」や「専門性・的確さ」といった必須の要件を越え、選定の決定打となったのは 、「スピード・即応性」です。IPO準備の現場ではスケジュールが流動的になりがちであり、状況の変化をいち早く察知して機動的にサポートできるかどうかが、支援会社を選ぶ際の実務上の重要な判断基準となっています。 ③改善要望は「担当者間の連携」「事前共有」「報告頻度」 改善に関するご意見は、「コミュニケーション・チーム連携」「報告・打合せ頻度」といった、よりきめ細やかな伴走を期待する内容が中心となっています。 ■IPO準備担当者のよくある悩み 〜IPO支援会社の選び方が難しい原因〜 IPO準備は、企業にとって原則として一度きりの大型プロジェクトです。そのため、社内にノウハウが蓄積されにくいうえ、外部の専門家と連携しながら複数のタスクを並行して進めなければなりません。 実際にIPO準備を経験した担当者のひとりは、企業規模や業種を問わず共通する悩みを抱えているケースが多くあります。 悩み①「何をいつまでにやればいいか」全体像が見えない 内部統制の整備、株価算定、各種DD、決算開示。取り組むべきタスクが多岐にわたるなか、優先順位の判断がつかず、最初の一歩が遅れるケースは少なくありません。主幹事証券や監査法人からの指摘を受けて、初めて準備の遅延に気づく事例も見られます。 悩み② スケジュールの流動性に柔軟に対応できる専門家がいない IPO準備の現場では、外部環境の変化や関係機関との調整により、スケジュールが流動的になりがちです。「急な状況変化への対応」や「至急の確認事項」が発生した際、あらかじめ決められた定例スケジュールの枠内だけでしか動けない支援会社では、タイムリーな対応が難しくなるケースも少なくありません。 悩み③ 複数の専門家を個別に管理する「調整コスト」が膨大になる IPO準備では、監査法人・証券会社・法律事務所・税理士法人・IPOコンサルなど、複数の専門家との連携が必要となります。それぞれ専門領域が異なる中で、情報共有や進捗管理は社内担当者が一手に担う構造に陥りやすく、一つの見落としがプロジェクト全体のスケジュールに波及するリスクを常に抱えています。 悩み④「規程整備」「内部監査」「J-SOX」など、社内に前例のない業務への対応 IPO準備で初めて取り組む業務の代表例が、規程整備です。IPOに耐えうる規程になっているか?等、社内に前例も評価軸もない状態で進めることになるため、実務経験を備えた支援会社による伴走が成否を左右します。 悩み⑤支援会社の「実績」は見えても、「動き方」が事前にわからない 選定段階で確認できる情報は、実績件数や提案書の内容に偏りがちです。実務上の成否を分けるのは「有事の際にどこまで柔軟に動けるか」という支援体制の質であり、この点は契約前に可視化しにくく、選定における最大の盲点となっています。 IPO支援会社の選び方 〜発注前に確認すべき5つのポイント〜 支援会社の選定を提案書の内容や実績件数のみで判断すると、プロジェクト開始後に「想定していた動き方と異なる」という事態を招きかねません。以下5つのポイントを発注前に確認することで、選定の精度を大きく高めることができます。 チェック①急ぎの対応に応じてもらえるか(即応体制) 「週次定例以外の緊急対応はどのように運用しているか」は、必ず確認しておきたいポイントです。IPO準備のスケジュールは監査法人や主幹事証券など外部関係者の動きに左右されることも多く、突発的な依頼への対応力は、支援の品質を左右する重要な要素となります。 チェック②担当者の専門性と、チームとしての連携体制 確認すべきは、担当者個人のスキルだけでなく、組織として安定的に支援できる体制が整