京都銘菓「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」や「京ばあむ」などを製造・販売する株式会社美十(本社:京都府京都市、代表取締役社長CEO:酒井宏彰、以下「美十」)は、2026年7月1日(あずきの日)より、おたべのものづくりに込められた安心と美味しさへの想いを伝える自社制作の絵本『あずきちゃんのぼうけん』を無料配布いたします。 おたべ発売60周年の節目に制作された本作品は、おたべのつぶあんに欠かせない北海道十勝産小豆の「あずきちゃん」が主人公。契約農家で大切に育てられた小豆が冒険をしながら「おたべ」となり、お客様の笑顔に出会うまでのストーリーです。 発売60周年を迎える「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」 「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」が最初に販売された「紅葉パラダイス」(滋賀県大津市) 1949年に八ッ橋市場に参入した美十(当時:さか井屋)は、現在では300年以上の歴史を持つ八ッ橋業界において、最後発のメーカーでした。そのため、新規でお得意先を開拓するには、今までにないユニークな新商品が必要でした。 八ッ橋を焼く前の生の生地が美味しいことは当時から知られていましたが、餡を包んだ和菓子には職人技が必要でした。そこで、高度経済成長期により旅行需要が拡大することを見越し、「和菓子職人ではなく、パートさんでも簡単に作れるように」と、生八つ橋を三角形に折りたたんだだけの「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」を考案し、発売しました。 京都らしい上品な言葉である「おたべやす(どうぞお召し上がりください)」を覚えやすく親しみやすい3文字にして「おたべ」と名付けたこのお菓子は、1966年の発売から今年で60周年を迎えました。 発売当初のおたべ現在販売中のおたべ(にっきと抹茶の詰め合わせ)おたべは2026年に発売60周年を迎える おたべ発売60周年を記念し、オリジナル絵本を発行 おたべの美味しさの要であるつぶあんと米粉には、契約農家「おたべ会」(※)の生産者が育てた小豆とお米を使用しています。この大切に育てられた素材を、工場の職人たちが良さを最大限に生かしながら丁寧に加工し、「おたべ」としてお客様のもとへお届けしています。 それぞれの工程に込められた想いをあずきちゃんの冒険ストーリーに乗せて伝えたいと、この度『あずきちゃんのぼうけん』の発行に至りました。 おたべを製造している京都工場(おたべ本館)には、観光のお客様だけでなく、地元の小学生も社会科見学に多く訪れ、京都の産業について学ぶ場となっています。 60年前に発売された「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」が、世代を超えてこれからも愛される京都銘菓であり続けることを願い、未来を担う子どもたちに向けて、絵本『あずきちゃんのぼうけん』をおたべの販売店舗にて無料配布いたします。 おたべ本館(京都市南区) 絵本『あずきちゃんのぼうけん』あらすじ 北海道・十勝の広大な畑で、「誰かを笑顔にするため」におたべ会の小豆農家さんに大切に育てられた小豆の「あずきちゃん」。 収穫されたあずきちゃんは、きれいな水に恵まれた福井県の若狭工場へと冒険に出発します。そこでは熟練の職人「餡マイスター」(※)たちが、農家さんごとに異なる豆の個性に合わせて炊き方を変える、こだわりの「自家製餡」によって、ふっくらつやつやのつぶあんへと仕上げます。 その後、つぶあんになったあずきちゃんは京都のおたべ工場へ運ばれ、生八つ橋に包まれた「おたべ」へと変身します。 農家さんの愛情から始まり、職人の技へと受け継がれたあずきちゃんが、遠くの町で家族への贈り物となって、お客様の笑顔に出会うまでの大冒険を描いた、心温まるストーリーです。 ちょっぴり小心者のあずきちゃん餡マイスターの丁寧な仕事を手描きイラストで温かく表現 【用語解説】 ※「おたべ会」とは 安心安全なお菓子をお客様にお届けするために、2013年に当社と生産者で結成した組織です。 「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」の味の決め手となるつぶあんを、不特定多数の生産者ではなく、契約農家が生産した小豆だけを個別に選別して使用することで、生産者の顔がわかるものづくりが実現しました。 生産者が大切に育てた原料が、誰が作ったどのお菓子に使われているのかがわかるようになり、この取り組みによって、お客様の「美味しかった」との声と喜びを、生産者のみなさんと分かち合えるようになりました。 現在では、生八つ橋の米粉や京ばあむの宇治抹茶にも取り組みが広がり、数々の商品でおたべ会の原料を使用しています。 ※「餡マイスター」とは 原料の特性を生かし、より美味しいおたべを作り続けるため、製餡に必要な原料知識や技能を評価する社内の認定制度です。現在、美十若狭工場にて2名の餡マイスターが活躍しています。 おたべ会について 皮が薄いエリモ小豆は、炊