アスクル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:吉岡 晃、以下「アスクル」)は明日7月3日、事業所向け(BtoB)通販サービス「ASKUL」「ソロエルアリーナ」、および一般消費者向け(BtoC)通販サービス「LOHACO」にて、オリジナル文具「紙製ホルダー〈みえるタイプ・かくすタイプ〉」(各20枚入・100枚入)を新発売します。 近年、環境配慮への関心の高まりに加え、原材料の価格変動や供給面の不確実性を背景にプラスチック製品の安定調達が重要な課題となっています。こうした状況を踏まえ、当社では、さまざまな仕事場で特に使用頻度の高いクリアホルダーにも新たな選択肢の提供が求められていると考え、紙製ホルダーを商品化しました。 本商品は〈みえるタイプ〉と〈かくすタイプ〉の2種類を展開し、用途に応じた使い分けが可能です。環境配慮に加え、調達環境の変化に対応する新たな選択肢として使い勝手と導入しやすい低価格を実現。幅広いニーズに応える新しい書類ホルダーです。 「紙製ホルダー〈みえるタイプ・かくすタイプ〉 」 ■紙製ホルダーの開発背景 近年、事業所を中心にプラスチック資源循環促進への対応が求められる中、環境配慮型商品へのニーズは一層高まっています。それに加え、直近の原材料価格の変動や供給状況の影響により、プラスチック製品の調達環境に変化が生じ、代替資材商品への注目が高まっています。そんな中当社では、「仕事場の日用品」を提供する立場として、環境配慮に加え、調達環境の変化にも対応したオリジナル商品のラインナップ拡充を進めています。また、プラスチック製クリアホルダーの市場で大きなシェアを持つ責任として、独自の「使用済みクリアホルダー回収リサイクルスキーム」を構築し、国内事業所から回収・分別・再資源化し製品化する取り組みも推進しています。 最近では、大企業を中心にプラスチック製品のリサイクルだけでなく、使用や購入自体を控える傾向が見られ、クリアホルダーも紙製エコファイルへの切り替えが進んでいます。従来の紙製ホルダーは価格や使い勝手の面で課題が指摘されることもありましたが、環境配慮だけでなく事業所の調達環境の変化も踏まえた新たな選択肢として高い実用性と導入しやすい価格を両立した本商品の開発に至りました。 ■クリアホルダーの使用実態と開発の方向性 クリアホルダーは書類の保護や一時的な整理・保管、持ち運びに便利な点が主な特長です。プラスチック製は中身がみえること、出し入れのしやすさ、水をはじく素材、耐久性がメリットであらゆる仕事場で広く使われています。一方、紙製は中身が見えないことや手軽に印字・印刷ができること、分別せずにそのまま燃えるごみとして処分できること、ファイルごとシュレッダーにかけられることが利点で、特に個人情報や非公開情報を扱う職種に人気があります。両者は長所・短所が真逆で、市場シェアの高いプラスチック製に慣れると紙製はデメリットが多く割高という認識、紙製は一定のニーズはあるものの普及率が伸び悩む要因となっていました。 開発にあたっては、紙製ホルダーの主な用途や良い点を把握するため、ビジネスユースのお客様を対象にアンケート調査(※)を実施しました。主な用途は「書類の提出・送付」が約40%で、お客様に渡す書類や会社案内、社名入りの見積書・提案書提出などが挙げられました。良い点では「印刷・書き込みができる」が約30%、「環境に配慮されている」が約27%、「中身が見えない」が約20%という結果でした。この結果を受け、開発では素材の特性以外の条件で「中身がみえる良さ/見えない良さ」に注目して進めました。 (※)架電によるアンケート:n=94(2025年4月実施) ■商品開発の工夫と特徴 本商品は、プラスチックを使わずFSC認証紙のみで作られた書類等を挟んで使うホルダーで、単一素材へのこだわりを追求した環境配慮商品として開発しました。使い慣れたプラスチック製から紙製へ切り替える際の課題を解消するため、〈みえるタイプ〉〈かくすタイプ〉の2種類を展開します。 〈みえるタイプ〉は小さな穴を数多く配置する独自構造で中身を識別しやすく、〈かくすタイプ〉は紙製の「中身が見えない」という特長を活かし、中身の書類を隠すことができます。いずれのタイプも、“鉛筆やボールペンで直接書き込みが可能で複合機で手軽に印刷できる”、“廃棄時の分別が不要”、“本体が軽いため郵送コスト削減につながる”など、紙製ならではの利点があります。 また、100枚入はボール紙製の箱パッケージを採用し、中身が曲がりにくい仕様になっています。20枚入は紙製封筒タイプを採用し、従来は本体が環境配慮型でもパッケージにプラスチックが使われることがありましたが、本商品はパッケージまでまとめて紙製にすること