AQUARIUM×ART átoa(兵庫県神戸市中央区、館長:中山寛美、以下アトア)が開業5周年記念事業として実施する「ELEMENTS 精霊の森」ゾーンリニューアル(2026年7月11日オープン)において、シャープ株式会社(大阪府大阪市中央区、代表取締役 社長執行役員 CEO 河村哲治、以下シャープ)のバイオミメティクス(※)技術「ネイチャーテクノロジー🄬」によって自然の摂理に学んで生み出された製品・技術の体感コーナー「Fragments of Nature」が、常設展示として新設されます。今回は、シャープから生まれた数多くの製品の中から、アトアの世界観に即した9点を展示します。本展示を通じて、生きものから学ぶ視点、そこから生み出された技術がどのように製品に活かされているのか、そして、モデルとなった生きものの凄さを感じていただけることを期待しています。 アートと生きものが調和するアトアならではの空間で、身近な製品にも使われているネイチャーテクノロジーと、元となった生きものたちの魅力を、ぜひご体感ください。 本展示は、アトアとシャープの生きものたちの形態、機能、能力などを模倣し、新しい技術開発やものづくりに活かすための企業連携を2025年度より開始し、その成果の一つとして実現されました。今回の新展示のほかにも、クラゲの動きを解析した共同研究では、2026年5月29日にバイオミメティクスの専門学術誌であるJournal of Aero Aqua Bio-mechanisms誌にて科学論文が受理されています。 ※「バイオミメティクス(Bio: 生物+Mimetics: 模倣)」 生きものたちの形態、機能、能力などを模倣し、新しい技術開発やものづくりに活かす科学技術のこと。 Fragments of Nature:生きものが描かれたボードに設置されたボックス内に製品と解説が展示される。製品の中には実際に触ることができるものあり、製品を通して生きものの凄さを体感できる。 ■Fragments of Nature展示内容 ・ 「メンフクロウのはばたき」から「ヒーリングファンはねやすめ」自然の揺らぎのある風を再現 ・「フクロウの翼の断面形状」から「サーキュレーターのファン」静音性を保ちつつ大風量を実現 ・「アサギマダラの羽根形状」から「扇風機のファン」手足が冷えすぎない快適な風を実現 ・「ネコの舌の構造」から「掃除機のゴミ圧縮ブレード」吸い込んだごみをコンパクトに圧縮 ・「ひまわりの種のフィボナッチ配列」から「ドラム式洗濯乾燥機の扉ガラス」洗濯ムラを約50%低減 ・「イヌワシ・アホウドリ・アマツバメの翼形状」から 「エアコン室外機のプロペラファン」 送風効率20%アップ ・「ラッコの毛づくろい」から「ヘアブラシのブラシ形状」毛先の絡まりをスムーズにほどく ・「シロクマの毛の構造」から「冷蔵庫のLEDランプのカバー」まぶしさを抑えて庫内の照度をアップ ・「マンタのエラ構造」から「ドラム式洗濯乾燥機の排水フィルター」糸くずがするっと取れる 製品参考:シャープ公式サイト ネイチャーテクノロジー シャープ公式サイト シャープとアトアとの企業連携 生きものたちは地球上のさまざまな環境に適応し、驚くべき能力を身に着けてきました。ムダや無理のない自然の摂理に学び、暮らしにも環境にもやさしく快適なモノづくりを目指すシャープと、生きものの持つ形態、機能、能力の凄さ・素晴らしさを伝えていきたいアトアが、バイオミメティクスをキーワードとして2025年から共同開発契約を結び、連携をはじめました。機能を製品開発へと落とし込んできたシャープと、生きもののことを見つめ続けてきたアトアの、互いの強みを活かしあって協働しています。すでに初年度の研究成果は科学論文として受理され、公開日を待っているところです。 シャープのメンバーによるワークショップ(2025年8月開催) ・生物の運動模倣技術に関する共同開発契約締結(締結日:2025年5月23日) 2026年5月29日 Journal of Aero Aqua Bio-mechanisms誌にて科学論文「Experimental Analysis of Jellyfish Swimming and Numerical Simulation of Vortex‑Ring Flow for Bio‑Inspired Blower Development」が受理 また、これまで共同で各種イベントを実施し、多くの来館者にネイチャーテクノロジーを体験いただきました。 ・átoa×大阪ECO 学生発プロジェクトNature LAB ~自然の法則を活かした未来のデザイン~ 開催場所: アトア 開催期間:2025年1月17日~2月24日