AXプロデュース事業を展開するアンドドット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:茨木 雄太、以下:アンドドット)は、パシフィコ横浜にて開催された「ジャパントラックショー2026」において、代表取締役の茨木が特別講演を行ったことをお知らせします。 本講演では、物流業界の6つの機能領域「運ぶ」「預かる」「動かす」「包む」「加工する」「情報管理」それぞれにおける生成AIの活用可能性を業務単位で整理し、現場ですぐに実践できるアプローチを解説。また、社内業務を「人がすべき仕事」「AIに任せる仕事」などに分類する実践的な考え方を提示しました。 受講者アンケートからは、中小企業の導入現実性や暗黙知のデータ化に対する切実な声とともに、次世代のAX推進への熱い期待が寄せられました。 AXプロデュース事業とは AXプロデュース事業とは、AIを活用した業務改革(AX = AI Transformation)を、企業が理想的な形で実現できるよう総合的にプロデュースする事業です。単なるAIツールの導入支援に留まらず、企業のビジネスモデルそのものをAI前提で再構築し、持続的な競争優位性を創出する包括的なサービスです。経営課題や現場の業務プロセスを深くヒアリングした上で、最適なAI技術の選定から、実装、そして組織文化への定着・教育までを一貫して伴走支援をします。 主催者特別講演の背景と登壇の経緯 物流業界(特に運送領域)では、「2024年問題」による深刻な人手不足や、荷物をいかに効率よく運ぶかという課題が今も続いています。自動運転などの新しい技術が注目される一方で、現場の経営者や管理者からは「生成AIに興味はあるけれど、実際の毎日の業務でどう使えばいいのか分からない」というリアルな悩みの声が多く上がっていました。 このような業界の現状を受け、本イベントの主催者である「一般社団法人 国際物流総合研究所」より、アンドドットへ登壇の依頼(オファー)をいただき、これまで350社以上の企業や250以上の自治体へAI変革(AX)の伴走支援を行ってきた実績を活かし、物流現場の皆様が「明日からのAI活用を具体的にイメージし、すぐに実践できる」よう、解決へのアプローチを分かりやすくお伝えするために特別講演を行いました。 「人がすべき仕事の再定義」と物流現場へのAI実装 当日はパシフィコ横浜 アネックスホールにて、以下の4つの構成(アジェンダ)に沿って、約60分間の講演を行いました。 【当日アジェンダ】 前半(20分)|知識編:AI活用の基礎、業務AXの考え方+最新トレンド 中盤(15分)|物流業界における生成AI活用の可能性(自社業務に持ち帰れる地図) 後半(15分)|よく頂く質問(様々な経営層・管理者から寄せられるリアルな疑問) クロージング(5分)|まとめ&アンケートのご案内 前半:AI活用の基礎、業務AXの考え方(知識編) AI時代を生き抜くために必要な能力を、「AIリテラシー」「AIクリエイティビティ」「AIプロンプトデザイン」からなる階層構造「AIスキルピラミッド®」として体系的に解説しました。 さらに、業務改革(AX)の具体的な第一歩として、社内にある既存の業務を以下の3つの枠組みに仕分ける手法を提示しました 人の本質業務: 信頼構築、意思決定、人材育成など、人間がやるからこそ意味がある業務。 今は人が担う業務: 技術や制度、文化などの制約により、現在は人間がシステムの橋渡しをしている業務。 AI・システムに任せる業務 定型処理、データ入力、定型文書の作成など、原理的にAIで成立する業務。 中盤:物流業界における生成AI活用の可能性(物流6機能マップ) 物流の「6大機能」に基づき、業務単位でのAIの相性を可視化した「物流6機能マップ」を公開。 さらに、外部ツールと連携して自律的に動く「AIエージェントシステム」のデモ映像・画面を交えながら、特にインパクトの大きい活用例を紹介しました。 受発注処理・問い合わせ対応の自動化 FAX(手書き含む)やメール、PDFなど、荷主ごとにバラバラな注文書フォーマットをAIが自動で読み取り、自社の受注データへ瞬時に変換 。過去の履歴と照合することで、「いつもの倉庫」「来週月曜まで」といった人間の曖昧な表現も正確に解釈してシステムへデータ投入する一連の効率化アプローチを解説しました。 自然言語によるデータ検索の簡易化(WMS/TMS連携) 現場のスタッフが複雑な管理画面やBIツールの操作を覚えなくても、「先週入荷した○○社のロット、棚どこ?」「賞味期限が残り60日を切っている商品の一覧を出して」と普段の言葉でシステムに問いかけるだけで、AIが自動でSQL(データベース言語)に変換して的確な回答を導き出す仕組みを紹介しました。 多