amu株式会社(本社:宮城県気仙沼市、代表取締役CEO:加藤広大、以下amu)は、株式会社鮑屋(本社:神奈川県小田原市、代表取締役社長:市川将史、以下鮑屋)が運営する直売ブランド「魚商 小田原六左衛門」ラスカ小田原店に、廃漁具由来の「amuca®タイル」を提供しました。鮑屋は小田原の水産資源を基盤に事業を推進してきた、創業430年を超える老舗企業です。 海や地域の持続可能な未来に貢献したいという想いで、廃漁具を起点に地域資源を再価値化するamuの取り組みに鮑屋が共感したことから、導入に至りました。今回提供したタイルは、小田原で回収された廃漁網が原材料として使用されています。市内の漁業で発生した廃材を市内の施設で活用することで、地域内の資源循環を実現しています。今後amuは、廃材のアップサイクルや環境課題への貢献、地域貢献の取り組みを模索している企業との協業を積極的に進めてまいります。また、同様の取り組みを小田原以外の地域や自治体へ展開し、地域での資源循環の実現を拡大していきます。 海の課題で共鳴。「amuca®タイル」が鮑屋「魚商 小田原六左衛門」ラスカ小田原店に導入 amuは2026年6月25日に鮑屋がオープンする「魚商 小田原六左衛門」ラスカ小田原店の店舗内装に、amuca®タイルを提供しました。鮑屋は神奈川県小田原市で創業し、430年以上にわたり水産仲卸や製造・直販、小売・飲食業を営む老舗企業です。直売ブランド「魚商 小田原六左衛門」では、長年培った魚の目利きや仕入れ経験を活かし、日々の食卓を豊かにするごはんのお供やおつまみを提供しています。 鮑屋はこれまで、地元の未利用魚を活用した製品販売などを通じて、小田原の海の恵みを持続可能な形で次世代へつなぐ取り組みを行ってきました。未利用魚の活用は、食資源の有効活用に加え、漁業者の収益向上にも貢献しています。 こうした背景から、amuが廃漁具のアップサイクルを通じて課題解決に寄与し、地域資源の活用に取り組む事業に鮑屋が共感したことが、導入の決定につながりました。今回のタイル導入は、「魚商 小田原六左衛門」そごう横浜店に次いで2例目です。 導入の背景や原料のルーツなどのストーリーが読める、QRコード付きのタイル タイルの原料に活用されている、小田原で回収した漁網 今回のamuca®タイルには、小田原の定置網漁に用いられていた廃漁網を原材料の一部に活用しています。さらに、小田原で運営されるブリュワリー「ODAWARA GARAGE BREWING」で使用済みとなった廃瓶も再利用しています。小田原の企業が、小田原で発生した廃材を、小田原の店舗空間に活かす。地域内の資源循環を体現する取り組みです。 店舗内に設置されたQRコード付きタイル また、タイルの原材料のルーツや、鮑屋が本タイルを採用した背景をより深く伝えるための「トレーサビリティストーリー」を作成しました。店舗内には、QRコード付きタイルを設置しており、来店者がQRコードを読み取ることで、廃漁網やクラフトビール瓶の回収から製品化までの工程を知ることができます。 あわせて、鮑屋が小田原で430年以上にわたり歩んできた、水産仲卸業を中心とした事業の歴史や、今回のタイル導入による環境貢献についても伝えています。素材の背景や地域資源の循環の意義を分かりやすく理解できる仕掛けとなります。 ブランドの思想をすべて込められる内装材「amuca®タイル」製造時のCO2排出量を削減 amuca®タイルは、環境への配慮、美しいデザイン性、素材に込められたストーリー性を兼ね備えた、廃漁具由来のデザインセメントタイルです。原料には、リサイクルが難しい漁網やブイ、ロープなどの廃漁具に加え、漁具以外のさまざまな廃材も活用できます。 また、焼成工程を伴わない製造方法を採用しているため、焼成タイルと比べて製造時のCO2排出量を抑えることができます。さらに、導入枚数あたりの削減量や削減率を算出し、環境価値を定量的に示すことが可能です。 今後の展望 amuは今後、小田原の事業会社が抱えるさまざまな廃材を活用し、同様の資源循環型の取り組みを拡大するとともに、ほかの自治体への展開も目指します。さらに、単にタイルを提供するにとどまらず、事業会社とコラボレーションし、社員の子どもや地域の子どもと一緒にタイルを製造するなど、amuca®タイルのアセットを活用した地域共創の体験型パッケージの展開も予定しています。 小田原市内および神奈川県内で、廃材のアップサイクルや環境課題への貢献、地域貢献の取り組みを模索している企業との協業を積極的に進めてまいります。 店舗概要 店舗名:魚商 小田原六左衛門 ラスカ小田原店 所在地:〒250-0011 神奈川県小田原市栄町1-1-9 ラスカ