NFTによる地方創生を推進する株式会社あるやうむ(本社:札幌市、代表取締役:畠中博晶)の地域おこし協力隊DAOソリューションを活用し、移住された地域おこし協力隊の皆さんにDAOマネ勉強会を実施。 東京都渋谷区から、地域おこし協力隊(林業部門)を経て現在は芦別市議会議員として活動する「しんむらさん」を講師に迎えました。協力隊任期途中で退任し2019年の統一地方選に出馬した経緯、市議会議員だからこそ実現できた行政改革、そして来年の統一地方選を見据えた選挙出馬の実践的ノウハウまで、地域を根幹から変えるための生々しい実践知を共有していただきました。 DAOマネ勉強会とは 地域おこし協力隊は、自治体ごとにミッションや環境が大きく異なり、「正解のない仕事」とも言われます。一方で、全国各地の現場には、数字では測れない実践知・失敗知・人との関わり方といった、再現性のある学びが数多く存在しています。 株式会社あるやうむでは、「協力隊員一人ひとりの経験を、個人の中だけで終わらせず、横断的な学びに変えること」を目的に、勉強会を実施しています。 現場で成果を出している協力隊員自身が語ることで、これから着任する協力隊員や現在活動中で壁に直面している協力隊員にとって、より実践的で現実に即した学びの場をつくっています。 DAOマネ勉強会でのテーマとは 本勉強会は、単なるノウハウ共有ではなく、 自治体から求められているミッションの整理 日々の地道な活動の裏側 地域住民、役場との信頼関係の築き方 SNS発信や関係人口創出の実践例 うまくいかなかったことや現在の課題 などの「成果が出るまでのプロセス」に焦点を当てた内容が特徴です。 協力隊員同士が「自分の地域ならどう応用できるか」を考えながら参加できる設計としています。 今回のテーマ しんむらさんによる北海道芦別市「地域おこし協力隊から市議会議員へ。行政の根幹に関わることで地域を残す」 今回の勉強会では、芦別市で活動するしんむらさんが、 地域おこし協力隊の3年間から"市議会議員"という出口戦略を選んだ経緯 市議会議員として実現した行政改革(フリーミッション部門、ゼロカーボンシティ宣言等) 芦別市全体で年間鹿1,200頭・アライグマ800頭・ヒグマ25頭を捕獲しながら、ジビエ加工場がない現状の改革 芦別高校の存続と「自然動物科学科」創設構想 2027年4月25日の統一地方選に向けた、選挙出馬の実践的ノウハウ について、実例を交えながら解説しました。 特に注目されたのは、「地域を残すには、行政という根幹に関わる必要がある」という一貫した姿勢です。イベント運営や起業といった手段だけでなく、市民の代表として一定の権限を持つ議員という立場から、行政の方向性そのものを変えていくアプローチが共有されました。 実践事例①:地域おこし協力隊の"出口戦略"として選んだ市議会議員という道 しんむらさんが地域おこし協力隊(林業部門)として芦別市に移住したのは2016年。任期中は、シカ肉のペットフード開発、薬草クロモジの商品化、シカ肉カレー教室、民泊開業(芦別市初)など精力的に活動する一方、「3年の任期でどう結果を出すか」に常に焦りを感じていたといいます。 森林組合への就職や林業会社でのチェーンソー業務といった出口も提示されましたが、「林業ばかりでは飽きる」と判断。仲間との焼肉の場で「議員でもやれば?」という何気ない一言をきっかけに、任期途中で協力隊を退任し、2019年の市議選に出馬。初当選を果たしました。 当初は「新しいやつが入る余地はない」と周囲から脅されるほどの逆風。それでも、2期目となる2023年の選挙も含め、地域おこし協力隊の"次のキャリア"として議員という選択肢があり得ることを、自身のキャリアで示しています。 実践事例②:議員だからこそ変えられる、行政の古い仕組み 市議会議員として、しんむらさんは一般質問や委員会の場で数多くの提案を行い、実際に制度を動かしてきました。 代表的な成果は、地域おこし協力隊の「フリーミッション部門」の創設です。従来は農業部門・林業部門といった枠にはめた採用のみでしたが、「自分はこれがやりたい」という提案型の採用枠を新設。多様な人材が地域に入ってこられる入口を作りました。 「ゼロカーボンシティ宣言」の実現や、老朽化した市庁舎へのクーラー設置を進めてきました。現在は、利用率が20%にとどまる70歳以上向け温泉券制度の見直しをはじめ、全天候型遊び場の設置や油谷トレーニングルームの利用拡大など、さらなる実現に向けて取り組んでいます。 「議員って予算権もないし、監査機関的な立場ではある。けれど、課長部長や市長・副市長と話す機会は本当に多い。やる気のある係長クラスの市職員と仲間のように動いて、一緒に政策を作るこ