データとクリエイティブの力でマーケティングコミュニケーションを設計し、企業のマーケティングAXを支援するアライドアーキテクツ株式会社(本社:東京都渋谷区、取締役社長:村岡弥真人、証券コード:6081、以下「当社」)は、中国のSNS・RED(小紅書)上において、食品および美容ジャンルの日本商品に関連する検索・投稿を調査しました。その結果、一部キーワードで検索指数・投稿数の増加が見られ、検索指数では前期間比で約2倍以上となるものも確認されました。また、レビューや比較を含む投稿も確認され、日本商品に対する関心の高まりとともに、商品比較や情報収集など購買検討に近い行動の広がりが見受けられました。 ■ 調査概要 調査対象:RED上のデータ 分析ツール:Newrank 対象期間:【期間①】2025年3月1日~2025年8月31日 【期間②】2025年9月1日~2026年2月28日(前期間比較) 対象ジャンル:食品 / 美容 分析内容:対象キーワードに基づく検索指数、投稿数、エンゲージメント、投稿内容、発信者傾向 ■ 調査結果①:検索指数・投稿数の増加 食品・美容ジャンルにおいて、複数の関連キーワードを分析した結果、一部キーワードで検索指数・投稿数の増加が見られ、検索指数では前期間比で約2倍以上となるものも確認されました。以下は、その中でも検索指数・投稿数の双方で伸長が見られたキーワードを抜粋しています。 <検索指数・投稿数が伸長したキーワード(抜粋)> 日本染发剂(日本ヘアカラー剤) 検索指数:2.15万 → 2.6万(約1.21倍) 投稿数:86 → 128(約1.49倍) 日本美妆杂志(日本コスメ雑誌) 検索指数:4.77万 → 12.41万(約2.60倍) 投稿数:48 → 50(約1.04倍) 日本零食(日本お菓子) 検索指数:208.83万 → 210.76万(約1.01倍) 投稿数:4,973 → 6,020(約1.21倍) 日本必买清单(日本マストバイリスト) 検索指数:6.56万 → 8.65万(約1.32倍) 投稿数:200 → 286(約1.43倍) <検索指数が伸長したキーワード(抜粋)> 日本香水(日本香水):2.47万 → 4.37万(約1.77倍) 日本防晒霜(日本日焼け止め):8,051 → 2.32万(約2.88倍) 今回のデータでは、「日本日焼け止め」や「日本コスメ雑誌」のように、投稿数の伸びと比較して検索指数の増加が大きいキーワードが見られました。こうした傾向から、ユーザーによる情報探索の動きが強まっている様子がうかがえます。なお、「日本日焼け止め」など一部のキーワードについては、季節性の影響を受けている可能性も考えられます。また、「日本コスメ雑誌」については、付録として付属する化粧品サンプルへの関心が背景にあると考えられ、投稿においても付録内容の紹介や使用レビューが見られました。こうした投稿は、商品購入前の情報収集・比較の手段として活用されている可能性が考えられます。 ■ 調査結果②:エンゲージメントの高い投稿をもとにしたコンテンツ傾向 エンゲージメントの高い投稿を分析した結果、本調査で抽出した投稿サンプルをもとに整理すると、以下のようなパターンに分類されます。 <パターン①:レビュー・効果実感型> 内容:実際に使用した感想・効果の共有 特徴:ビフォーアフターや具体的な変化の言及 役割:購買意思決定を後押し <パターン②:ランキング・まとめ型> 内容:「おすすめ〇選」「買うべきリスト」 特徴:複数商品を比較整理 役割:保存されやすく、検討フェーズで活用 <パターン③:使用方法・テクニック型> 内容:使い方、HowTo 特徴:実用性が高い 役割:コメント・質問が発生しやすい これらの投稿は、ユーザーの購買検討プロセスにおいて、それぞれ異なる役割を果たしていると考えられます。また投稿傾向を見ると、美容ジャンルではレビューや効果実感を重視した投稿が多い傾向が見られる一方、食品ジャンルでは日本ならではの体験やアレンジの紹介、ASMRなどエンタメ性を用いた比較投稿が見受けられ、ジャンルによってユーザーの関心の持ち方や拡散のされ方に違いがある可能性が示唆されました。 ■ 調査結果③:発信者の特徴 美容・食品ジャンルにおいて日本商品に関する投稿のうちエンゲージメントが高い発信者による投稿は、おおよそ以下の4パターンに分類されます。 <パターン①:レビュー・効果実感型> 使用後の変化や具体的な効果を示す投稿で、購買意思決定に影響 <パターン②:ランキング・まとめ型> 複数商品を比較・整理する投稿で、保存数が高く選定の参考として活用 <パターン③:体験・エンタメ型> 日本ならではの食体験やアレンジを紹介する投稿で、高い