株式会社フォーデジット(本社:東京都港区、代表取締役:田口亮、以下フォーデジット)は、独立行政法人国立高等専門学校機構 徳山工業高等専門学校(以下、徳山高専)と協働に関する覚書(MOU)を締結しました。あわせて、2026年6月5日(金)〜6月7日(日)の3日間にわたり、徳山高専にてサービスデザインの教育プログラムを実施しました。 ■ ワークショップ実施の背景 フォーデジットは、東南アジアを中心にサービスデザイン教育プログラムを展開しており、タイの複数大学との連携実績を積み重ねてきました。2026年2月には、タイの国立高等専門学校「KOSEN-KMITL」にて日泰合同研修のワークショップを提供し、徳山高専からも学生4名が参加しました(参考:https://www.4digit.com/topics/260415)。 このワークショップにおける学生たちの様子を見ていた徳山高専の教員から、「自校でも英語でデザイン思考を学ぶ機会として、同様のワークショップを実施したい」とご依頼をいただいたことが、今回の徳山高専でのワークショップ実施とMOU締結が実現したきっかけです。今回、タイでの研修修了生が進行ガイドとして参加し、学びのバトンをつなぐ役割を担いました。 徳山高専では、1・2年生対象のSTEAM科目「課題発見プロジェクト」や国際交流などに力を入れ、これからの時代にグローバルに活躍できるエンジニア人材の育成を目指しています。 ■ ワークショップ概要 今回のワークショップには、フォーデジットメンバーのほか、KOSEN-KMITLでの日泰合同研修参加者3名が進行ガイドとして加わり、学生12名(2年生〜5年生)、教員7名の計25名が参加しました。「高齢者ケア」を課題テーマとして、ペルソナ設定、カスタマージャーニーマップ作成、課題抽出、サービス検討、シナリオ作成、プレゼンテーションという一連のサービスデザインワークショップを3日間で実践しました。 また、6月5日(金)には教員を対象としたファカルティ・ディベロップメント(FD)研修を実施し、「デジタル時代におけるデザイン思考やサービスデザインの重要性」について、約50名に向けてセミナーを行いました。 ■ MOUの締結と今後の展開 本MOUは、フォーデジットと徳山高専が継続的な協力体制を構築することを目的としています。今後は、ワークショップ経験者がガイドとして新たな参加者をリードする仕組みを整備し、学生間で循環する学びの環境づくりを目指します。また、KOSEN-KMITLをはじめとする、海外の高専との連携も視野に入れています。 ■ 徳山工業高等専門学校長 阿部恵氏 コメント この度、教育活動のさらなる充実を目指し、株式会社フォーデジット様と教育連携に関する覚書(MOU)を締結しました。本連携の一環として、今月(6月)、同社のご協力のもと「サービスデザインの教育プログラム(3日間)」を実施いたしました。本プログラムにおいて、学生たちは顧客の潜在ニーズの分析から課題定義、それを解決するUX(顧客体験)の立案、さらにそれを支える事業モデルの構築までを一貫して学びました。学生たちが積極的にアイデアを出し合い、粘り強く課題に思考を巡らせる姿勢が強く印象に残る研修となりました。また今回のプログラムでは、2026年2月にタイの「KOSEN-KMITL(タイ高専)」で開催された日泰合同研修ワークショップに参加した学生たちが、進行ガイド(ファシリテーター)として後輩たちの学びをアシストしました。以前研修で学んだ学生たちが、今回は伝える側として目覚ましい成長を遂げた姿を見せ、本校の国際連携教育の確かな成果を実感させる機会となりました。さらに、今回は教員を対象としたFD(Faculty Development)研修もあわせて実施いただきました。今後の本校における教育活動の更なる発展につながる有意義な研修となりました。 今後も株式会社フォーデジットとの連携のもと、実践的かつ先進的な教育活動を推進してまいります。 ■ 株式会社フォーデジット 代表取締役 田口亮 コメント 高専国際交流プログラムにて、私たちのサービスデザインプログラムをタイ・バンコクで一部提供・評価いただいたことをきっかけに、今回は日本の徳山高専で実施する機会をいただきました。英語の教材を使い、さらに期末試験の後というハードなスケジュールの中でしたが、集中力を切らさずに取り組む学生たちの姿はとても素晴らしかったです。先生方にもプログラムをサポートしていただき、学生たちは温かく見守られながら、無事に最後のプレゼンテーションまでやり切ることができました。 このサービスデザインプログラムを通じて、学生たちは自分の力で考え、正解のない問いに向き合うことを学んでくれた