足羽川ダム本体建設(第2期)工事において、コンクリート養生面に「ミツオリ温マット」を敷設した様子(写真提供:清水建設株式会社) 産業用プラスチック資材メーカーの酒井化学工業株式会社(本社:福井県鯖江市、代表取締役:酒井清章)は、当社が製造・販売する冬季コンクリート養生用高断熱シート「ミツオリ温マット」が、2026年5月、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS(New Technology Information System)」に登録されたことをお知らせします。 NETIS登録番号:CB-260001-A 「ミツオリ温マット」は、コンクリートの硬化時に発生する水和熱を利用しながら、外気への放熱を抑える高断熱養生シートです。軽量な板状構造により、冬季のコンクリート養生作業の省力化と施工性の向上に貢献します。 ■NETIS登録について NETISは、国土交通省が運用する、新技術に関する情報の共有および提供を目的としたデータベースです。公共工事などにおいて、新技術の活用を検討する際の参考情報として利用されています。 今回の登録により、「ミツオリ温マット」の技術情報がNETIS上で公開され、公共工事をはじめとする建設現場で、より広く活用を検討していただけるようになります。 ■「ミツオリ温マット」の3つの特長 1.コンクリートの温度低下を抑制 コンクリート打設後の養生面を覆うことで、水和反応によって発生する熱の外部への放出を抑えます。冬季におけるコンクリートの温度低下を抑制し、適切な養生環境の確保をサポートします。 2.軽量な板状シートで養生作業を効率化 製品は1,000mm×2,000mmの板状で、1枚当たりの重量は約1kgです。軽量で持ち運びやすく、養生面に敷き詰めるだけで施工できるため、作業者の負担軽減と養生作業の効率化に貢献します。 当社の検証では、従来の養生方法と比較して、敷設作業時間を約50%短縮できることを確認しています。 ※当社検証:敷設面積100㎡、作業員3名の条件下、ミツオリ温マットでの施工時間と従来のロール状養生シートでの施工時間の比較による 3.汚れに強く、繰り返し使用可能 表面にPETフィルムを貼り合わせることで、強度と耐水性を高めています。付着した水分や汚れを拭き取りやすく、適切に取り扱うことで繰り返し使用できるため、養生資材の破損や廃棄量の削減にもつながります。 ■足羽川ダム本体建設(第2期)工事での活用実績 「ミツオリ温マット」は、足羽川ダム本体建設(第2期)工事における冬季のコンクリート養生に採用され、現場での施工性や保温効果について検証を重ねてきました。 この現場で得られた知見を生かし、冬季の厳しい気象条件下における養生作業の効率化と、安定したコンクリート品質の確保に貢献する製品として開発を進めてきました。 足羽川ダム本体建設(第2期)工事(写真提供:清水建設株式会社) ■NETIS登録概要 登録番号 CB-260001-A 技術名称 簡易施工コンクリート養生シート「ミツオリ温マット」 掲載URL https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=CB-260001%20 ■「ミツオリ温マット」製品概要 製品名:ミツオリ温マット 用途:冬季におけるコンクリートの保温養生 サイズ:1,000mm×2,000mm 重量:約1kg/枚 主な構成:発泡シート、PETフィルム NETIS登録番号:CB-260001-A 登録年月:2026年5月 板状に広げた状態と3つ折りにたたんだ状態 施工時サイズ(板状) 1000mm×2000mm 運搬時・収納時サイズ(3つ折り) 1000mm×660mm ■今後の展開 当社は今後、建設現場の気象条件や施工環境に応じて、必要な熱抵抗値を確保できる製品の開発を進めます。 ダムなどの大規模土木工事に加え、さまざまなコンクリート構造物の養生に活用できる製品として展開し、冬季工事における作業負担の軽減、生産性の向上および養生資材の廃棄削減に貢献してまいります。 酒井化学工業株式会社について 酒井化学工業は1963年、合成樹脂加工製品メーカーとしてスタートを切り、現在は合成樹脂押出事業のフィルム、発泡シート、気泡緩衝材、プラスチックダンボールの4つの製品分野を展開しています。 「世の中に必要な会社でありたい」という思いのもと、お客様のご要望にお応えし続けることで世の中から必要とされる企業をめざしています。 代表取締役 酒井 清章 本社所在地 〒916-0088 福井県鯖江市川去町32字2-1 ホームページ https://www.sakai-grp.com/ オンラインショップ https://store.s