株式会社 Staple(代表取締役:岡 雄大)は、合同会社ネコ、千島土地株式会社、池森ベンチャーサポートの 3 社のファミリーオフィスから、エクイティ(株式出資)および社債で 11 億円超の資金調達を完了しました。 これに加え、グループの合弁会社 GOOD SOIL 株式会社(Staple×三井住友信託銀行)が運用する GOOD SOIL FUND が、LP 出資で 68 億円のファイナルクローズを迎えています。両者に金融機関借入を組み合わせることで、Staple グループ全体の地域開発規模は約 200億円となる見込みです。 株式公開や短期エグジットを前提とせず、世代を超えた長期視点で地域と並走する投資家とともに歩む——今回ファミリー資本を選んだことが本調達の特徴です。函館・瀬戸田・長門湯本など現在 8 地域で進む事業を、将来 20 地域へと広げていきます。 ■ 核となる点を作り、⾯を育て、地域に還す <3つの資本循環> Staple が目指す「経済・文化・自然資本が地域内で循環するまち」を現実のものにするためには、それを支える資金の流れもまた、地域のなかで循環する必要があります。Staple は今回、ファンド・自社バランスシート・市民ファンドという三つの層からなる地域開発の財務構造を整えます。なお、GOOD SOIL FUND のファイナルクローズについては、同日発表のGOOD SOIL株式会社プレスリリースをあわせてご参照ください。 ※第3の地域参加型ファンド(ST活用)は将来構想として位置付けており、本リリース時点では実装されていません ※第1(GOOD SOIL FUND )はStapleとSMTBの合弁会社であるGOOD SOILがGPとして運営する独立したファンドであり、LP出資金はStapleの自社資本とは別会計で管理されます ■ 世代を超えて地域をつなぐ——ファミリーオフィスとの長期パートナーシップ 経済・文化・自然資本が地域内で自律的に循環するまちを育て、20 地域を世界——輝く地域に。私 たちは今回、「いつか手放す」ことを前提としない資本として、ファミリーオフィスを選びました。 5〜10 年のエグジットを前提とするベンチャーキャピタルや、四半期ごとの規律をもたらす上場市場は固有の役割を持つ資本です。Stapleが将来関わる可能性を排除するものではありませんが、世代を超えて地域に根を張る私たちの時間軸に最も整合する資本だと選んだのが、ファミリー資本でした。 今回参画いただいた合同会社ネコ、千島土地株式会社、池森ベンチャーサポートの 3 社は、いずれもご自身のファミリーが世代を超えて築いてきた資産を、次の世代へ、そして地域社会へとどう手渡していくかを真剣に考えていらっしゃる方々です。短期のリターンを一方的に追求するのではなく、世代を超えた長期的視点でファミリー資産と地域社会の豊かさを同時に育てていく——このスタンスは Staple が創業以来一貫して掲げてきた「縁から始まる地域再生」と深く呼応します。 ■ 出資ファミリーオフィス3社 合同会社ネコ 代表 / 株式会社 Staple 社外取締役 - 梅田 優祐 この歳になると、子どもたちに何を残すかという視点で考えることが増えました。私たちの世代が享受してきた美しい日本の景色や、地域に根ざした文化的な暮らしを、しっかり次の世代へ引き継いでいきたい。経済合理性だけを正義にしない価値観で地域に向き合いながら、経済的にも持続可能な仕組みをつくる——。一見相反するこの二つの挑戦を同時に実現しようとする Staple の取り組みに、2 年前から関わらせていただけていることを、心から光栄に思っています。 千島土地株式会社 代表取締役 - 芝川 善行 長年まちづくりに携わる中で、本当に良い地域は建物や仕組みだけでなく、人と人との信頼関係によって育まれるものだと実感しています。Staple は、地域に寄り添いながら一歩ずつ信頼を積み重ね、その土地ならではの価値や可能性を引き出そうとしています。 効率や短期的な成果だけでは測れない価値を大切にしながら、持続可能な地域の未来をつくろうとする姿勢に深く共感し、このたび出資を決定しました。これから Staple の皆さんとともに、新たな地域の価値を育む挑戦をご一緒できることを大変うれしく思います。 池森ベンチャーサポート合同会社 代表 - 池森 賢二 Staple は、地域の方々だけでなく行政や金融機関とも信頼関係を築きながら、地域に根差したまちづくりを推進しています。私たちは、同社が小さな一歩から着実に地域に溶け込み、信頼を積み重ねてきた姿を見てきました。代表の岡さんは金融の知見に加え、社会をより良くしたいという強い志を持つ稀有な経営者