公立小中学校向けのクラウド型校務支援システム「SasaeL 校務」を提供する株式会社SasaeL(ササエル、本社:東京都文京区、代表取締役:植竹 広佑、以下 SasaeL)は、このたび学校の時間割編成業務をAIで支援するAI時間割編成サービス「SasaeL 時間割」のβ版提供を開始いたしました。「SasaeL 時間割」は「SasaeL 校務」との連携を前提とせず、時間割システム単独でもご利用いただけます。 学校・学級・教員・教室・教科などの基本情報と制約条件を登録することで、AIにより最適化されたエンジンが時間割案を自動生成します。教員別・学級別・教室別など複数の視点で確認できるほか、合同授業やティーム・ティーチング(TT)など、学校現場で行われる多様な授業形態を踏まえた時間割作成が可能です。さらに、制約条件の調整やExcel出力にも対応し、年度始めの時間割作成や急な欠員・行事変更に伴う授業調整にかかる教職員の負担軽減を支援します。 また、調整が難しい場合に「自習」が増えてしまうといった学校現場の課題に対しても、授業配置の見直しや代替案の検討を支援します。 年度始めの時間割編成は、学校現場において多くの時間と調整を要する業務の一つです。教員の担当教科、勤務可能時間、特別教室の利用、学級ごとの授業時数、支援学級の設定、学校行事など、考慮すべき条件は多岐にわたり、ベテラン教員の経験と勘に依存している学校も少なくありません。また、作成後も教員の急な病欠や行事変更により、当日の授業調整が必要になることがあります。調整がうまくいかない場合には、やむを得ず「自習」が増え、子どもたちの学習機会や授業進度に影響することもあります。 校務DXによる教職員の働き方改革が求められる中、時間割編成のデジタル化は、先生方が本来の教育活動や子どもたちと向き合う時間を確保するための重要なテーマです。 SasaeLでは校務支援システム「SasaeL 校務」および保護者連絡システム「SasaeL 連絡」、クラウド型電話サービス「SasaeL 電話」を通じ、先生方の働き方改革に取り組んでおります。このたび、その取り組みをさらに加速し、ミッションに掲げる「先生の毎日と子どもたちの時間を、もっと豊かに」を実現するため、時間割編成業務を支援する「SasaeL 時間割」を開発しました。 今後は「SasaeL 校務」との連携により、教員・学級・教室・教科などの基本情報を自動取得し、時間割作成時の入力作業を不要にしていくことを想定しています。また、時間割と授業実績を連動させることで、教科ごとの時数管理や不足時数の把握など、年間を通じた教育課程管理の効率化にも対応していく予定です。 ■「SasaeL 時間割」とは 本サービスは、「SasaeL 校務」を導入していない学校・自治体でも、「SasaeL 時間割」単独でご利用いただけます。公立・私立を問わず、小学校・中学校・高等学校の時間割編成に対応し、学級・教員・教室・教科・曜日・時限などの基本情報と、学校ごとの運用方針に応じた制約条件を設定することで、AIによる最適な計画のもとに時間割案を自動生成します。 生成された時間割は、クラス別、教員別、教室別、学校全体の俯瞰表示など複数の画面で確認でき、必要に応じて自動振替調整やExcel出力も可能です。年度始めの編成業務だけでなく、急な変更が発生した際の再調整や、自習をできるだけ抑えた授業配置の検討にも活用していただけます。 時間割編成画面のイメージ ■「SasaeL 時間割」の主な特長 1. AIによる時間割案の自動生成で、編成業務を大幅に効率化 教員の重複配置や教室の重複利用、学級ごとの授業時数、教員の勤務可能時間、特別教室の利用ルールなど、時間割作成に必要な条件を踏まえて、AIエンジンが時間割案を自動生成します。 これまで数日から数週間を要していた時間割編成業務を、数秒〜数分に短縮できるようにし、年度始めの繁忙期における教職員の負担を軽減します。 2. 学校ごとの運用に合わせた制約条件の調整が可能 学級構成、教員体制、特別教室の利用状況、支援学級設定など、学校ごとに異なる条件を反映できます。制約条件は必ず守る条件と、できるだけ満たしたい条件を分けて調整できるため、現場の実態に合わせた柔軟な時間割作成を支援します。 条件登録画面のイメージ 3. クラス別・教員別・学校俯瞰表示で、生成結果を確認しやすい 生成された時間割は、クラス別・教員別・学校全体の俯瞰表示など、用途に応じた視点で確認できます。教員ごとの空き時間や連続授業、学級ごとの授業配置などを見ながら、校内での確認・調整をスムーズに進められます。 時間割表示画面の切り替えイメージ 4. Excel出力に対応し、配付・確認・校内