パーソナルキャリアAI「PREVIO(プレヴィオ)」(https://previo.jp)を運営する株式会社OurStory(本社:東京都港区、代表取締役:渡部雄大、以下「当社」)は、過去3年以内に転職活動を経験した23〜49歳の正社員500名を対象に実施した「キャリアと転職活動の実態調査」について、個人年収3区分(800万円以上/600〜800万円未満/600万円未満)の分析結果を公開します。 その結果、キャリア・転職領域での生成AIの活用率は年収に比例して高くなり、「生成AIでキャリアの悩みや自己分析を整理できた」と回答した割合は、ハイクラス(年収800万円以上)で58.6%と、600万円未満(24.3%)の約2.4倍にのぼりました。一方、「AIで自分にマッチする具体的な求人が見つかった」はハイクラスでも18.2%にとどまり、AIの活用は「キャリアを考える」段階が先行している実態が分かりました。 調査結果サマリ 「生成AIでキャリアの悩みや自己分析について考えを整理できた」は800万円以上 58.6%/600〜800万円 44.9%/600万円未満 24.3%。活用率は年収に比例し、800万円以上は600万円未満の約2.4倍 一方、「AIで自分にマッチする具体的な求人が見つかった」は800万円以上でも18.2%。約6割が自己分析に活用するのに対し、「求人と出会う」段階のAI活用はまだ進んでいない 既存の転職サービス体験への不満も、年収が高いほど大きい。「明らかに経歴を読まずに送られたと感じるスカウトが来た」は800万円以上で54.5%(600万円未満:39.5%) 応募・面接後のギャップもハイクラスほど大きい。「業務内容やポジションが想像と違った」は800万円以上で53.5%と、600万円未満(29.2%)の約1.8倍 パーソナルキャリアAI型サービスを「強く使いたい」は800万円以上で43.4%(600万円未満:28.0%)と、利用意向もハイクラスほど高い。 1. 生成AIによるキャリアの自己分析:活用率は「年収に比例」 キャリアや転職に関する目的で生成AI(ChatGPT・Copilot・Gemini・Claudeなど)を利用した結果、「キャリアの悩みや自己分析について考えを整理できた」と回答した割合は、以下のとおりです。 年収 割合 800万円以上 58.6% 600~800万円未満 44.9% 600万円未満 24.3% 年収に比例して高くなる傾向が表れており、800万円以上と600万円未満の層では約2.4倍の差があります。キャリア・転職領域における生成AIの活用は、ハイクラスから先行して浸透していることがうかがえます。 2. AIで「マッチする求人を見つける」のは限定的 生成AIを利用して「自分にマッチする具体的な求人が見つかった」と回答した割合は、最もAI活用が進む800万円以上でも18.2%にとどまります。(600〜800万円未満:8.9%、600万円未満:7.0%) 800万円以上の約6割が「キャリアの壁打ち相手」として生成AIを活用する一方、「具体的な求人と出会う」用途は2割未満にとどまっており、両者の間に大きなギャップが存在します。汎用的な生成AIが求人マッチングに特化したアルゴリズムを持たないことが背景の一つにあると考えられます。 なお米国では、Indeedのスポンサード求人への応募の約70%がAIを活用した推薦経由で発生しており(※)、求人選びの起点が、「自分で探す」から「AIから提案される」へ移行しつつあります。日本でも同様の変化が、AI活用が先行するハイクラスを起点に進む可能性があります。 3. 既存の転職サービス体験への不満:年収が高いほど大きい 直近の転職活動で受け取ったスカウトメールに関する回答では、年収が高いほど不満が大きい傾向が表れています。 経験やスキルが豊富で、本来スカウトの対象として重視されるはずのハイクラスほど、「自分を理解されていない」スカウト体験をしている実態がうかがえます。 既存サービスへの不満が最も深い層と、生成AIの活用が最も進んでいる層が重なっている点は、今後の転職市場の変化を考えるうえで示唆的です。 4. 応募・面接後のギャップ:ハイクラスに集中 応募・面接に進んだ結果、「業務内容やポジションが、求人情報から想像していたものと違った」と回答した割合は、800万円以上で53.5%と、600万円未満(29.2%)の約1.8倍になります。 ポジションの役割や裁量が採用条件の中核になるハイクラスの転職ほど、求人票に記載された情報だけでは実態を判断しきれないことを示唆しています。 5. パーソナルキャリアAIへの利用意向:ハイクラスほど高い 「転職前提でなくても、AIがあな