作った人の思いが、空間に宿る 東京を拠点に活動する内装施工会社 株式会社NEW KNOWS OLD(代表取締役 関本 絹子)は、日本の建築職人が受け継いできた技術や、建築現場で廃棄される端材などを活用し、ホテル・飲食店・商業空間に向けた新事業「NEW KNOWS OLD Art Project」を本格的に始動します。 昨年末の展示会出展を機に、建材メーカーや設計デザイナーとの新たな接点が生まれ、国内の空間・デザイン関係者との対話も少しずつ広がっています。 フタツミカタ・間 あわい・ICHI RIN Photo by shuhei miyahara 時代を経てもなお残るものには、理由がある。作り手の哲学と意識がその形に宿っているから。 NEW KNOWS OLDは、建築に携わる職人の技術を、できる限り端材を使って空間にアートとして表現することを使命として活動しています。 左官・建具・木工など、日本に古くから伝わる技法を現代的な空間アートとして再解釈。 失われつつある技術を「保存・継承」するだけではなく、新しい表現方法として空間に取り込み、観る人に感じてもらい、また、職人への士気向上と成り手が増えることも目指しています。 The maker's soul dwells in the space. フタツミカタ 空間は、機能だけでは満たされない時代へ ホテル、旅館、飲食店、商業施設、クリニック、ギャラリー、ショールーム 多くの空間は、機能的で美しく整えられるようになりました。 しかし一方で、どこか似通っている、綺麗に整っているけど、記憶に残らない 洗練されているけれど、その場所の思いが伝わらない。 これらの空間に求められるのは、 表面的な装飾ではなくそこにしかない思いや気配を感じられる体験です。 NEW KNOWS OLDは、日本の建築が長い時間の中で育んできた 「間」「陰影」「余白」「素材の気配」「手仕事の痕跡」を、現代の空間に開き直します。 古いものを、古いまま残すのではなく、 新しいものを、ただ新しくつくるのでもなく、 過去と現在、素材と人、技術と空間の「あわい」に、これからの美しい場をつくります。 KIZUKI 建築職人の技術を、空間アート体験として設計する 「NEW KNOWS OLD Art Project」は、建築職人の技術を単体作品ではなく、空間全体の体験として設計するアートディレクション事業です。 左官や手仕事の表情・焼杉の炭化した木肌から生まれる新たな表情・ 建具や組子細工から表現される光の透過と陰影・廃棄される端材に残る、建築の記憶 それらを単なる仕上げや装飾としてではなく、 空間の記憶を深めるためのアート要素として再構成します。 主な内容は、以下の通りです。 ・空間コンセプトの整理及び提案 ・場所性、素材、光、導線に合わせたアート提案 ・建築職人との製作ディレクション ・素材、寸法、納まり、施工方法の検討 ・壁面アート、建具アート、什器、オブジェ、インスタレーションの企画制作 ・展示、設置、導入後の見せ方までの設計 弊社は建築設計施工会社である強みを最大限に活かし、建築職人と共にその場所の空気感を読み取り、唯一無二の空間アートを製作することができます。建築、アート、職人技術、空間演出を分断せず、 一気通貫として設計施工し提案することが可能です。 廃棄される資材に、もう一度「意味」を与える 建築現場では、まだ使えるにもかかわらず、寸法、数量、規格、保管場所などの理由で廃棄される資材が数多く存在します。 NEW KNOWS OLDは、そうした端材や余剰資材を、単なるリサイクル素材として扱うのではなく、 建築の記憶を宿した素材として捉え直します。 切り落とされた木材、使われなかった板材 現場から生まれる小さな断片 それらは、不要になったものではなく、まだ見え方が整っていないだけの可能性の塊です。 建築に携わる職人の技術と組み合わせることで、廃棄されるはずだった資材は、空間に余白や物語を生むアートピースへと生まれ変わります。 展開する主なアート要素 NEW KNOWS OLDでは、建築職人の技術や建築素材を、空間全体の体験へとひらく アート要素として展開しています。現在の主な表現は、以下の通りです。 フタツミカタ|左官 × 箔による特殊塗装 左官の質感に、箔の光を重ねる壁面アート 自然素材の静けさと、控えめながら印象に残る光の揺らぎが共存する表現です KIZUKI|焼杉 × 箔による特殊塗装 炭化した木肌と金属の箔の光が浮かび上がるアート 焼かれた木の力強さと、わずかに反射する光が、空間に深い陰影を生み出します 間 あわい|建具・組子細工 伝統的な建具技術を、光の透過や音の体験へ展開するインスタレーション 見るための