「水辺の死亡事故を、AIでゼロに。」をミッションに掲げるAI Safetyスタートアップの株式会社BloomAI(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:西尾直樹、以下当社)は、2026年6月10日、新潟県長岡市の大型屋内プール「ダイエープロビス フェニックスプール」にて、株式会社日本水泳振興会と共同で、AI溺水検知システム「SAFESWIM(セーフスイム)」の実機デモ会を開催しました。同社グループの役員・支配人・エリア営業責任者ら約20名が参加し、視察後のアンケートではSAFESWIMの推奨度が平均8.8点(10点満点)、9点以上が約7割を占め、複数の施設で導入検討が始まっています。 ■ 実機デモ会の趣旨 SAFESWIMは、プールのカメラ映像をAIが解析し、水中で動かなくなった人や沈み込む動作を秒単位で検知して監視員に即時アラートを出すシステムです。当社は、製品を提供するだけでなく、運営の意思決定を担う方々に現場で実力を確かめてもらうことを重視しています。 今回のデモ会は、複数の公共・民間プールを運営する事業者の役員・支配人・エリア営業責任者の方々をお招きし、(1) AI・人口減少時代に新しい技術を現場へ取り込む文化づくり、(2) AI溺水検知の正しい理解、(3) 各施設・行政提案に向けた導入検討の土台づくり、を目的に開催しました。 ■ 実施概要 日時 2026年6月10日 会場 ダイエープロビス フェニックスプール(新潟県長岡市) 対象 プール運営事業者の役員・支配人・エリア営業責任者ら 約20名 主催 株式会社BloomAI / 共催:株式会社日本水泳振興会 内容 当社・SAFESWIM紹介/実機によるライブデモ/質疑応答 ■ 実機によるライブデモの様子 会社・サービスの紹介に続き、実際のプールでカメラとモニターを使ったライブデモを行いました。歩行・遊泳がマップ上にリアルタイムで反映される様子から始まり、溺水を想定したアラート検知を実演。さらに、スタート台(赤台)やマットの下で体が半分しか見えない状態や、複数名(3名)が同時に溺れる状況でも検知できることを確認しました。 特に評価が高かったのは、デモの後半で参加者自身が「現場で起こりうる難しいケース」をその場で出し、SAFESWIMが検知できるかを検証したことです。 プールサイドから転倒して落ち、そのまま沈んだ場合 息継ぎをしない潜水(ノンブレス) やや水流があり、体が動いている状態でのノンブレス潜水 周囲で他の利用者が遊んでいる状況 これらいずれのケースでもSAFESWIMが反応し、参加者からは「イメージが具現化された」との声が上がりました。 ■ 満足度はNPS61の好記録 デモ会の参加者を対象に実施したアンケート(回答13名)では、SAFESWIMを同僚や行政に勧められるかを11段階(0〜10点)で尋ねたところ、推奨度は平均8.8点となり、9点以上が約7割を占めました。回答者の半数超が「ぜひ導入を検討したい」と回答しています。 推奨理由として最も多く挙がったのは、「AIの検知精度が期待以上だった(スタート台への潜り込みの検知など)」「検知速度が期待以上だった」「ネットワーク環境に依存しにくい有線・設置型である点」でした。 ■ 参加者の声 競泳施設営業本部・部長クラス 「思っていた以上にAI検知精度が高く、驚きました。事故を未然に防ぐことは我々にとって永遠のテーマです。人間の限界にAIが加わることで、完璧ではなくてもより完璧に近づける。人とAIがうまく合わさることで相乗効果を得られる可能性を、今回の経験で感じました。」 首都圏営業本部・マネージャークラス 「監視員の多くはパートで、その教育は正直大変です。『命を預かる仕事』ですが負担と捉えられ、安定的な雇用が厳しくなっています。こうしたツールで人間の能力をカバーできることで、安全だけでなく、人の負担を減らす効果を感じました。」 競泳施設営業本部・事業所責任者クラス(福島県郡山) 「郡山市では小学校プール指導の民間委託化や、学校プールの老朽化に伴う廃止が進んでおり、今後は民間施設が担う役割がより一層大きくなると認識しています。将来の利用増加や安全管理の高度化に備え、AI導入も含めた新たな安全対策を検討していきたい。」 浮かび上がった課題 一方で参加者からは、導入コスト、AIが万一見落とした場合の責任の所在、既存設備への工事の可否、誤報率・見逃し率、行政との調整といった課題も率直に挙がりました。 当社は、SAFESWIMが監視員を「置き換える」のではなく「補強する」ものであるという設計思想のもと、導入を検討いただく施設には個別の打ち合わせ・現地調査を通じて、こうした懸念に一つずつ伴走して向き合っていきます。 今後の展開 当社は、