WhatsApp × AIを活用した多言語インバウンド対応プラットフォームを提供する株式会社ikura(本社:東京都港区、代表取締役社長 中澤英子、以下「ikura」)は、WPower FundおよびHearstLab(ハーストラボ)を引受先とする第三者割当による新株予約権の発行により、総額1.5億円の資金調達を実施したことをお知らせします。 ikuraは、「テクノロジーの力で全国の事業者と世界をつなぎ、地域に価値を還元し、日本の未来を創る」ことをミッションに、AIとWhatsAppを活用した多言語接客・予約支援ツール「AIインバウンド担当」を開発し、訪日旅行者対応における言語・人手・ノウハウ不足の解決に取り組んでいます。 今回調達した資金は、訪日外国人旅行者と観光分野の体験事業者を中心とする地域事業者をつなぐ観光インフラの構築を目的に、プロダクト開発体制の強化、AI機能の拡充、営業・導入支援人材の採用、およびブランディング、マーケティング、PR活動に活用してまいります。 資金調達の概要 調達金額 1.5億円 調達方法 第三者割当による新株予約権の発行 引受先 WPower Fund、HearstLab(ハーストラボ) 資金使途 プロダクト開発・AI機能強化、営業・導入支援人材採用、マーケティング・PR 資金調達の背景と目的 訪日旅行者数が過去最高水準で推移する一方、地域で訪日旅行者向けの体験コンテンツを提供する事業者をはじめ、宿泊・飲食分野などでは、多言語対応、人手不足、そして手数料負担の大きいOTA(オンライン・トラベル・エージェンシー)への依存という課題を抱えています。特に、地域ならではの体験価値を提供する領域では、訪日旅行者が事業者へ直接問い合わせや予約を行いたくても、その受け皿となる体制やツールが十分に整備されておらず、事業者は本来得られるはずの直販機会や顧客との継続的な関係構築の機会を逃しています。これは、日本のインバウンド市場における大きな構造的課題です。 ikuraが提供する「AIインバウンド担当」は、WhatsAppやInstagram DMと連携したAIエージェントにより、問い合わせ対応から予約受付、決済、個別提案、来訪後のフォローアップまでを24時間365日・多言語で自動化しています。事業者は追加の人員を確保することなく訪日旅行者との直接的なコミュニケーションと販売を実現でき、収益性と顧客体験の向上を両立できます。また、ikuraはMeta社のテック・プロバイダーとして、高い信頼性を備えたコミュニケーション基盤を提供しています。 今回の資金調達を通じて、ikuraは「AIインバウンド担当」のさらなる製品開発および機能拡充、営業・導入支援体制の強化、ブランディング、マーケティング・PR活動を推進し、訪日旅行者と地域事業者を直接つなぐ観光インフラの構築を加速してまいります。 新規引受先からのコメント MPower Partners General Partner 関美和様、Associate 石川知恩様 ikuraは、人手不足と言語の壁という地域事業者の課題に対し、AIと、訪日客が母国で日常的に使うWhatsApp・Instagramを掛け合わせた実装力で取り組んでいます。 AIの進化はホスピタリティ業界に大きなディスラプションをもたらしつつあり、予約や問い合わせがOTAを介さずAI経由で直接行われる流れは今後加速すると見ています。こうして再編される新たなインバウンド市場において、OTAに依存せず地域に収益を残す直販モデルを確立し、顧客接点を最初に押さえた事業者が圧倒的に優位となる構造の中で、ikuraが独占的なポジションを築きうると確信しています。その事業性と社会的意義を高く評価し、出資を決定しました。 訪日という本質的にグローバルな市場で独占的なポジションを築くには、世界の動向を捉える国際性、それを事業に落とし込む深い知見、そして構想を国内外に発信して共感と仲間を集める力が不可欠です。中澤代表はそのすべてを高い次元で兼ね備えており、その手腕を信頼し、全力で支援してまいります。 HearstLab International(ハーストラボ) 土川純代様(Japan Country Manager) 3社目のスタートアップに挑む創業者の中澤英子CEOと出会って4年、圧倒的な力量と地道な姿勢でビジネスに取り組む姿に敬服し、その軌跡を見守ってまいりました。『日本の地域事業と世界を ”AI インバウンドエージェント” というテクノロジーが結ぶ』ikuraのプロダクトは、単なるインバウンド支援を超え、グローバルに日本を輝かせる『勝機』と捉えています。市場とプロダクトの双方が整い、長年彼女が温めてきた熱い志の事業進展が