株式会社水星(本社:京都府京都市)は、東京・日本橋浜町において、新たなホテル開発プロジェクトの建設工事を開始いたしましたことを、お知らせいたします。本プロジェクトは、日本橋浜町が長年育んできた歴史と暮らしの文脈を受け継ぎながら、新しい滞在のかたちを提案するものです。宿泊にとどまらず、飲食・物販・地域との連携を通じて、まちにひらかれた拠点づくりを目指します。 photo: go itami プロジェクトの背景 かつての日本橋浜町は、参勤交代により江戸に滞在した人々の下屋敷や蔵屋敷が立ち並び、“東京におけるもう一つの居場所”として機能してきたまち。大正期には花柳街として賑わい、戦後は食の流通拠点として発展しました。現在は暮らしと仕事が隣り合い、活気あるにぎわいとあたたかな生活文化が育まれているエリアです。 本プロジェクトのオーナーである安田不動産株式会社は、この日本橋浜町において長年にわたりまちづくりを推進し、オフィス・住宅・商業などを通じて、まちの価値向上に取り組んできました。その延長線上の計画として今回も単体の不動産開発にとどまらず、まち全体の魅力を高める取り組みの一環として進められています。 ホテルの運営を担う株式会社水星は、ホテルを単なる宿泊施設ではなく「人と人」「人と空間」「人と文化」を媒介するメディアとして捉え、これまで複数のホテル開発を手がけてきました。本プロジェクトにおいても、日本橋浜町という土地が持つ文脈を踏まえた滞在体験の設計が求められ、参画に至りました。 東京における滞在の再定義 都市としての東京は、常に更新され続ける一方で、個人同士が深い関わりを持ちにくい場所でもあります。本プロジェクトでは、そうした都市環境において、滞在を通じて時間の流れや自身の感覚に向き合うことができる空間のあり方を模索しています。 ここでの価値は、素材や装飾といった視覚的な豊かさだけでなく、空間の使い方や過ごし方によって生まれる体験の質にあります。設計は、建築設計/監理をthe range design、インテリア/ファサードデザインをOFFICE YUASAが担当。既存建物の特性を活かしながら、都市の中での静かな滞在を実現する空間を構築します。 日本橋浜町のまちづくりとの関係性 本ホテルは、外部から訪れる人のための施設であると同時に、日本橋浜町に暮らす人々の日常とも接続する場として位置づけています。 1階にはまちに開かれたカフェやレストラン、ショップを設け、滞在者と地域住民が自然に交差する導線を計画。東京への観光の延長として消費されるのではなく、日常の延長線上にある場所として、日本橋浜町の空気やリズムを体感できる拠点を目指します。 今後の展開 本プロジェクトは2026年4月に着工し、2027年の開業を予定しています。今後、施設詳細やコンテンツに関する情報は順次発表してまいります。 <ホテル基本概要> 施設名 : (仮称)日本橋浜町311ホテル改修計画(日本マイセラビル) 所在地 : 東京都中央区日本橋浜町三丁目1-1 アクセス : 半蔵門線水天宮前駅より徒歩4分 東京シティエアターミナル (T-CAT) 最寄り出入口より徒歩1分 用途 : ホテル、飲食店 構造規模 : 鉄骨鉄筋コンクリート造、地上7階建 敷地面積 : 157.49㎡(予定) 延床面積 : 815.14㎡(予定) 施設名 : (仮称)日本橋浜町312ホテル改修計画(田中ビル) 所在地 : 東京都中央区日本橋浜町三丁目1-2 アクセス : 半蔵門線水天宮前駅より徒歩4分 東京シティエアターミナル (T-CAT) 最寄り出入口より徒歩1分 用途 : ホテル、飲食店、物品販売業を営む店舗 構造規模 : 鉄骨鉄筋コンクリート造、地上7階 地下1階建 敷地面積 : 213.36㎡(予定) 延床面積 : 1,118.78㎡(予定) 事業主 : 安田不動産株式会社 ホテル運営 : 株式会社水星 建築設計/監理 : the range design株式会社 インテリア/ファサードデザイン : Office Yuasa 施工 : 株式会社エフビーエス 開業予定 : 2027年春 予定客室数 : 19室(7タイプ) 付帯施設 : レストラン、カフェ、スナック、ショップ <会社概要> 株式会社水星 会社名 : 株式会社水星/suisei inc. 所在地 : 〒600-8823 京都府京都市下京区花屋町通櫛笥⻄入薬園町174-9 設立 : 2015年4月7日 事業内容 : 宿泊施設の開発、運営不動産開発のコンサルティング観光開発のコンサルティング、ブランド開発のコンサルティング、エンタメ企画の開発・運営、オンラインサービスの開発・運営。 WEBサイト: https://suisei-inc