Herbal Indexは、フランス薬局方準拠のメディカルグレード精油ブランド「Medessence(メディセンス)」において、精油全18品目の品質関連資料をブランド公式サイトからダウンロードできるサービスを開始しました。 今回公開した資料は、各精油のリーフレット、SDS(製品安全データシート)、CoA(試験成績書/最新Lot)、GC分析データ(グラフ)、原産国証明書です。これにより、精油を愛用する一般ユーザーだけでなく、化粧品・雑貨の商品開発者、美容サロン、アロマテラピー関連事業者が、香りの好みだけではなく、成分、ロット、原産国、安全性に関する情報を確認したうえで精油を選びやすくなります。 Medessence公式サイト: https://www.medessence.jp/ 前回の「偽和精油排除」から、次の一歩へ Herbal Indexは先日、偽和精油を排除する姿勢を打ち出しました。精油は、植物から得られる天然の芳香成分である一方、同じ名称で販売されていても、産地、栽培環境、抽出部位、抽出方法、ロット、成分構成によって、その中身は大きく異なります。 そのため、精油を本当に理解して選ぶためには、単に「ラベンダー」「ローズマリー」「ティートゥリー」といった名称だけを見るのではなく、実際の成分分析、原産国、ロットごとの試験成績、安全性に関する情報に触れられることが重要だとHerbal Indexは考えています。 前回のリリースが「本物と証明できない精油は扱わない」という姿勢の表明であるならば、今回の取り組みは、精油を選ぶ人自身が、根拠を確認できる状態をつくるための一歩です。 公開する品質関連資料 今回、Medessenceブランドサイト上で公開した資料は、精油を選ぶ際の判断材料となる5種類の品質関連資料です。表組みに頼らず、各資料の意味と活用シーンが伝わるよう、以下の形式で整理しています。 1. リーフレット 原料や製品の基本情報をまとめた資料です。 精油の特徴や使用目的を把握する際の入口として活用できます。 2. SDS(製品安全データシート) 製品の安全性、取扱い、保管などに関する資料です。 事業利用、サロン利用、商品開発時の確認資料として活用できます。 3. CoA(試験成績書/最新Lot) ロットごとの試験成績に関する資料です。 使用する精油の品質確認、ロット確認のための資料として活用できます。 4. GC分析データ(グラフ) ガスクロマトグラフィーによる成分分析データです。 精油の成分構成を確認し、目的に合った精油を選ぶ際の判断材料になります。 5. 原産国証明書 原料の原産国を確認するための資料です。 原料の由来やトレーサビリティを確認する際に活用できます。 対象となる精油は、グレープフルーツ、クラリセージ、サイプレス、レモンフロクマリンフリー、スイートオレンジ、ペパーミント、ローズマリーシネオール、フェンネルスイート、カモミールローマン、フランキンセンス、ネロリ、ローズダマスク、ユーカリグロブルス、ベルガモットベルガプテンフリー、ティートゥリー、ラベンダー、ゼラニウムブルボン、イランイランコンプリートの全18品目です。 CTが明確な精油を求める方へ Medessenceが大切にしているのは、香りを単なる好みだけで選ぶのではなく、成分特性を見ながら選ぶという考え方です。 フランス式アロマテラピーでは、精油を植物名だけで捉えるのではなく、含有成分やケモタイプ(CT)といった視点から理解し、目的に応じて精油を選ぶ考え方が重視されてきました。一方、日本国内では、精油は雑貨として扱われることが多く、香りの印象やリラックス感といった感覚的な選び方が一般的です。 どちらが良い、悪いという話ではありません。香りを楽しむ文化には豊かさがあります。しかし同時に、精油を仕事に使う人、化粧品や雑貨に配合する人、美容サロンで顧客体験の一部として活用する人にとっては、その香りを選ぶ理由を持つことが、これからますます重要になるとHerbal Indexは考えています。 化粧品・雑貨づくりにおける「賦香」へ、新しい視点を 化粧品や雑貨の開発では、香りはしばしば「好まれる香り」「流行している香り」「ブランドイメージに合う香り」として選ばれます。もちろん、それらは商品づくりにおいて重要な要素です。 しかしHerbal Indexは、そこにもう一つの視点を加えたいと考えています。 それは、香りにも意味があるという視点です。 化粧品を企画し、製造する企業は、配合成分、テクスチャー、使用感、パッケージ、ターゲット顧客に対して、何らかの意図を持って設計しています。それにもかかわらず、香りについては「好き嫌い」や「流行」だけで決められてしまうことも少なくあり