防災・減災・安全管理等の開発、販売、レンタルを行う株式会社ワン・ステップのエア防災部門(本社:宮崎県宮崎市)は、災害現場や消火活動において迅速な水源確保を可能にする「消防用エアー式スピード貯水タンク」を新たに開発し、2026年5月15日より提供を開始いたします。本製品は、横浜市消防局様への導入実績を持つ従来型モデルに改良を加え、強靭な「ドロップステッチ構造」を新たに採用。エアー式の手軽さと、ハードケース並みの剛性・大容量化を同時に実現した次世代型の消防用中継水槽です。従来よりも短時間での設営が可能となり、一分一秒を争う消火現場での機動力を高めています。 開発背景:狭小地・山林火災での「水源確保」 頻発する大規模火災において、消防車両の進入が困難な狭小住宅密集地や山林地帯での消火活動は、水源の確保と中継が極めて重要な課題となります。現場近くに一時的に水を貯めておく「中継槽」には、限られたスペースで最大限の水を確保できる容量と、運搬・設置のスピードが求められていました。 新製品の3つの特長 本製品は、空気注入式の手軽さを維持しながら、消防局様とのデモや消防関係者からのヒアリングを基に「現場での使いやすさと耐久性」を極限まで高めた画期的な構造を採用しています。 (詳細:https://air-bosai.com/water-storage/firefighting-water-tank-v2/ ) 1. 「ドロップステッチ構造」による高い剛性 タンクの壁面内部を数万本の特殊なポリエステル糸で繋ぎ合わせる「ドロップステッチ構造」を採用しました。空気を注入することで、PVC(ポリ塩化ビニル)製でありながら板のように硬く強靭な剛性を発揮します。 2. デッドスペースをなくす「完全な真四角」 ドロップステッチ構造により壁面が垂直に自立するため、「完全な真四角」の形状を維持します。壁面の厚みを従来の50cmから30cmへとスリム化することに成功し、同じ設置面積(3m×3m)でありながら、内寸を2m×2mから2.4m×2.4mへと大幅に拡大しました。 3. 設営・撤収のスピード向上とコンパクト収納 構造の最適化により、従来モデルに比べ空気注入による設営時間が短縮されました。空気を抜くと完全にフラットな状態になり、驚くほどコンパクトに折りたたむことが可能です。収納時は消防車やトラックの限られた積載スペースを圧迫せず、男性1〜2名で迅速に展開・撤収ができるため、一刻を争う災害現場での人員負担を大幅に軽減します。 【参考動画:ドロップステッチ構造の設営スピード】 ※本製品と同じ「ドロップステッチ構造」を採用したエアー式プールの設営動画です。空気を注入するだけで短時間で自立し、高い剛性を発揮するプロセスをご覧いただけます。 (動画視聴URL:https://youtu.be/7crrCuaOL_o?si=2ocOIx6krufndUID ) (参考)従来型モデルについて 本製品のベースとなった従来型タンクは、横浜市消防局をはじめとする各所の防災訓練や実災害への備えとして導入されております。現場の用途や設置スペースの条件に応じ、新製品と従来型から最適なソリューションをご提案いたします。 (詳細:https://air-bosai.com/water-storage/fire-speed-water-tank/ ) 価格について 本製品は、お客様のニーズに合わせて販売およびレンタルにてご提供しております。ご利用期間や設置環境に応じてご案内いたしますので、価格につきましては各商品ページ、またはお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。 ▶お問い合わせ・ご相談フォーム:https://air-bosai.com/contact/#/ ▶その他貯水商品:https://air-bosai.com/category/water-storage/ 【株式会社ワン・ステップ エア防災部門について】 株式会社ワン・ステップのエア防災部門は、2020年のコロナ禍を機に設立されました。 新型コロナウイルス感染者を隔離する「エアー式簡易陰圧室」を開発・商品化し、医療機関へ提供したことを皮切りに、空気の力を活かした「エア造形技術」による防災・安全製品を多数展開しています。 当社の製品は、軽量かつコンパクトに収納でき、必要なときに素早く展開できるのが特徴です。災害時や緊急対応の現場において、従来の資材では実現できなかったスピードと柔軟性を発揮します。また、規格外のサイズが求められる現場であっても、低コストかつ短納期でオリジナル製品を製作・納品することが可能です。 今後もお客様の「こんなものを作れないか?」という現場の課題に寄り添い、解決していくことが、私たちエア防災部