「荒地」の詩人として出発し、アメリカ文学者・翻訳家として活躍。 老子・荘子の思想を翻案詩として広めた加島祥造の、多様な創作活動を見渡す初の本格的著作集です。 第1巻には染色家・志村ふくみが帯文を寄せ、第2巻・第3巻には芥川賞作家・玄侑宗久が巻末解説を執筆しました。 加島祥造著作コレクション第1巻 全詩集・詩画集・漢詩翻案詩・評論加島祥造著作コレクション第2巻 『求めない』、『受いれる』、ほか詩劇加島祥造著作コレクション第3巻 『タオ 老子』、『荘子 ヒア・ナウ』ほか 各巻定価:4,400円(税込) 仕様:A5判/ハードカバー/頁数:第1巻=392頁/第2巻=344頁/第3巻=368頁 ◎予約販売特別価格 3巻セット税込12,000円(定価より1,200円引き+送料サービス) ※2026年7月末まで ⇒特別価格でお買い求めいただけるコールサック社公式サイトはこちら 2009 年4 月3 日 駒ヶ根 晩晴館にて 撮影:穴澤秀隆 加島祥造(かじま・しょうぞう) 1923年~2015年。東京生まれ。 詩人、アメリカ文学研究者、翻訳家、随筆家、タオイスト、墨彩画家。信州大学助教授、横浜国立大学教授、青山学院女子短期大学教授などを歴任。 1972年、一ノ瀬直二名義で翻訳したマリオ・プーヅォ『ゴッドファーザー』が早川書房より出版され、ロングセラーとなる。1990年より長野県駒ヶ根市・伊那谷に暮らした。2000年、筑摩書房で「老子」八十一章の完全訳自由詩『タオ― 老子』を出版、ロングセラーとなる。2007年、『求めない』を小学館より出版、ロングセラーとなる。1990年より長野県駒ヶ根市・伊那谷に暮らした。 『加島祥造著作コレクション』全3巻の目次と帯文 第1巻 全詩集・詩画集・漢詩翻案詩・評論 第1巻 全詩集・詩画集・漢詩翻案詩・評論(カバー表)第1巻(カバー裏) 装画:加島祥造 ◎目次 第一部 初期頭韻詩篇 第二部 既刊詩集(『晩成』『放曠』『離思』他) 第三部 共著の詩集(『潮の庭から』『寄友』) 第四部 詩画集(3冊) 第五部 漢詩翻案詩 第六部 評論 解説・岡本勝人、鈴木比佐雄 ◎帯文 ーー染織家 志村ふくみ(『続 織と文 篝火』の「琵琶行」より) 『加島祥造が詩で読む漢詩』を読んだ。まるで語りかけられるように身近かに、到底読めもせず理解もできはしないと思っていた白楽天の琵琶行を読み、思わず目の前に月光のかがやく広々とした川が目に浮かんだ。……こうして度々琵琶行の詩に触れていると、いつしかその気分がしみこんで織ってみたい気持ちになり、普通では到底味わうことのできない詩を、こうしてわかりやすく伝えて下さる方がいらっしゃることをありがたく思うのだった。 第2巻 『求めない』、『受いれる』ほか、詩劇 第2巻 『求めない』、『受いれる』ほか、詩劇(カバー表)第2巻(カバー裏)装画:加島祥造 ◎目次 第一部 『求めない』『受いれる』 第二部 『LIFE』『ひとり』 第三部 詩劇 解説・玄侑宗久 ◎帯文 ーー作家・臨済宗僧侶 玄侑宗久 なにも待たない(期待しない、頼らない)のが理想で、特定の何かを待つのは目的意識でもあるから厳禁だが、全てを待つ、あるいは「天」や「道」や「自然」を待つことはむしろ勧められる。「求めない」で「受いれる」完全な受け身こそ、全てを待つ荘子の自由な遊戯なのである。今や古里で自由に遊ぶ加島氏は、何も待たず、ただ道の静かな変化だけを楽しんでいることだろう。 第3巻 『タオ 老子』、『荘子 ヒア・ナウ』ほか 第3巻 『タオ 老子』、『荘子 ヒア・ナウ』ほか (カバー表)第3巻(カバー裏)装画:加島祥造 ◎目次 『タオ 老子』 『伊那谷の老子』 『荘子 ヒア・ナウ』 『私のタオ 優しさへの道』 解説・玄侑宗久 加島祥造略歴 作品リスト 親族の言葉(加嶋裕吾) ◎帯文 ーー作家・臨済宗僧侶 玄侑宗久 加島氏は老子の主張を儒家の牽引した家父長制に先立つ社会からのメッセージとして読み直す。ここに到って私は思わず膝を打ち、ついでに拍手した。そうして母系社会やエロスを『老子』に読み取った加島氏は、遂に加藤常賢氏の論考を通して「玄牝」「玄牝之門」(第六章)に戻ってくる。老子の思考も、都市の文明も、あらゆるものがそこから出た「衆妙の門」、渾沌たる「玄」である。 ◆販売先、ご購入について コールサック社公式サイトで2026年7月末まで、特別価格にて販売いたします(クレジットカード・AmazonPayなど各種決済に対応)。 それ以外に、全国の書店、Amazon等のインターネット書店からもご注文可能です。 3巻セットではなく単品での購入をご希望の方は、コールサック社(下記に連絡先を記載)までお問い合わせください。 書店様は各取次店より搬入可能です。