株式会社オンチップ・バイオテクノロジーズ(本社:東京都小金井市、代表取締役社長CEO 藤村 祐、以下「当社」)は、株式会社メタジェン(本社:山形県鶴岡市、代表取締役社長CEO 福田 真嗣 氏)が主催する「腸内デザイン共創プロジェクト JAPAN(Gut Design Project JAPAN:略称 GDP JAPAN)」に参画することをお知らせします。 GDP JAPAN は「競争から共創へ」をキーワードに、食品・ヘルスケア・流通など業界の垣根を越えた40社規模の企業が集い、腸内デザイン市場の創出を目指す企業連携コミュニティです。当社は本プロジェクトへの参画を通じて、腸内細菌研究・産業化の現場で独自のドロップレット技術の本格的な展開を目指してまいります。 CEO MESSAGE 代表取締役社長CEO からのメッセージ 装置メーカーから、スクリーニング基盤のパートナーへ。 微生物の世界で人類がまだ培養・解析できているのはわずか1%未満と言われています。腸内細菌は、その未踏領域の中でも最も人々の健康に直結する分野です。 私たちはドロップレット技術で「未培養・難培養であった微生物を可培養化し、使える化する」ことに挑み続けてきました。 GDP JAPAN に集う志を同じくする企業の皆様、そして主催のメタジェン社と共に、腸内細菌領域の課題に正面から向き合ってまいります。当社自身も装置の提供にとどまらず、スクリーニング基盤を提供するパートナーへと歩みを進め、日本発の腸内デザイン産業の発展に貢献したい。これが、私たちの意気込みです。 株式会社オンチップ・バイオテクノロジーズ 代表取締役社長CEO 藤村 祐 WHY GDP JAPAN なぜ今、腸内細菌領域へ ― 業界初の挑戦が、ここから始まる 研究・産業化のボトルネックを、ドロップレット技術で突破する 近年、腸内細菌叢(マイクロバイオーム)の解明が急速に進み、疾病予防・健康寿命延伸・創薬・食品機能性など多様な分野での産業応用への期待が急速に高まっています。世界のヒトマイクロバイオーム市場は2025年の約10億米ドルから2030年には約22〜24億米ドル規模へ、年率16〜20%超で拡大すると予測される成長領域です(※1)。しかしながら、腸内細菌の多くは偏性嫌気性菌であり、嫌気環境でしか扱えないことに加え、嫌気環境下でのハイスループットスクリーニングは不可能とされ、研究・事業化の大きなボトルネックとなってきました。 当社はこうした技術的課題に正面から向き合うべく、2026年以降の重点アプリケーション領域として「腸内細菌・乳酸菌領域」を定め、ドロップレット技術の嫌気対応を強化。嫌気チャンバー内で当社のドロップレット技術が動作する、業界初の組み合わせを実現しつつあります。 GDP JAPAN は、まさにこの市場の中核プレイヤーが集うコミュニティであると考えています。 図1:嫌気チャンバー内に当社のドロップレット関連装置一式(DG / DS)を設置。嫌気チャンバー × ドロップレット技術の業界初の組み合わせにより、ハイスループットスクリーニングを実現 OUR APPROACH 当社の腸内細菌領域への取り組み ドロップレット技術プラットフォームで、腸内細菌スクリーニングの全工程をカバー 当社の主力製品「On-chip Droplet Generator(DG)」は、マイクロ流路チップ上で油中水滴型ドロップレット(微小液滴)を生成し、その中で微生物等を1個単位から培養できます。当社のもう一つの主力製品「On-chip Droplet Selector(DS)」は、目的の機能を持つドロップレットだけを高速に選別し、マイクロウェルプレート等に1ドロップ単位で分注できる装置です。 POINT 01: 嫌気性菌対応プロトコル 偏性嫌気性菌に特化したプロトコルを継続開発し、業界初の嫌気環境ハイスループットスクリーニングを実現。 POINT 02: 研究機関・企業との実績構築 慶應義塾大学を含む国内外の研究機関・企業への DS 導入実績を蓄積し、腸内細菌・乳酸菌分野での知見を深耕。 POINT 03: 食品・微生物分野へ展開 合成生物学ベンチャーや食品メーカー等との共同研究を通じて、食品・微生物分野におけるパートナーシップを積極的に推進。 OUR COMMITMENT GDP JAPAN 参画を通じて目指す成果 協業・共創による成果創出を起点に、腸内デザイン産業の発展に貢献します HUB FUNCTION|メタジェン社が目指す「腸内デザイン事業のハブ機能」の一翼を担う 当社が掲げるミッション「ドロップレット技術を基盤とした革新的なスクリーニング手法を通じて、細胞・微生物の潜在能力を解放し、人類の健康と地球環境の持続