介護現場に特化したAIプラットフォーム「ミルモシリーズ」を展開する株式会社ウェルモ(本社:福岡県福岡市、代表取締役会長兼社長:鹿野 佑介、以下「当社」)は、フジタ・イノベーション・キャピタルが東海東京インベストメントと設立・運営するフジタTTインパクト1号投資事業有限責任組合ならびに事業会社、個人投資家・西坂 空也氏などを引受先とした総額約6.8億円の資金調達を実施したことをお知らせします。累計調達額は約55.6億円となりました。 今回調達した資金は、急速に拡大する医療介護領域におけるAIニーズへの対応を主眼とし、全国の介護事業者・自治体などを支援する営業・カスタマーサクセス体制の抜本的な強化に重点配分します。AIを医療介護現場の業務負担軽減とケアの質的向上に直結させるための、社会実装フェーズへの本格移行と位置づけています (※1)2026年5月現在 ■ 資金調達の概要 調達総額 約6.8億円 累計調達額 約55.6億円 調達手法 第三者割当増資 ■ 「人ありき」のAIで医療介護現場を支えるウェルモのアプローチ 日本は世界に先駆けて超高齢社会に突入し、65歳以上の高齢者人口は約3,600万人、要介護・要支援認定者数は約700万人に達しています。介護現場では人材不足と業務負担の増大が進行する一方で、ご利用者と向き合う時間の確保は依然として大きな課題です。 当社は2013年の創業以来、『「人ありき」のテクノロジーで、一人ひとりが輝く社会を実現する』というパーパスのもと、医療介護領域に特化したAIプラットフォーム「ミルモシリーズ」を一貫して開発・提供してきました。当社が掲げるAIは、専門職に代わって判断する主体ではなく、介護職員・ケアマネジャー・看護師などをはじめとする現場の専門職を支えるためのものです。 AIが業務を支援し、最終判断は必ず人が行う――この設計思想を貫いてきたことで、現場に寄り添うAIとして全国の医療介護従事者から支持を得てきました。 ■ 医療介護領域に特化したAIプロダクト「ミルモシリーズ」 当社は、年間4,000〜5,000件もの介護DX実績を有します。 さらに在宅介護の地域資源情報を集約するプラットフォーム「ミルモネット」「ミルモブック」を中核に、全国26,100事業所のユーザーネットワークを構築しています。地域によってはシェア84〜100%を占める基盤の上に、医療介護領域特化のAIプロダクトを多角的に展開しています。 プロダクト 概要 ミルモAI 医療介護領域に特化した帳票AIプラットフォーム ミルモレコーダー 音声記録AI要約サービス。医療介護従事者の心理的安全性を守るハラスメント検知機能を搭載 ミルモプラン ケアマネジャーの相談援助業務を支えるケアプラン作成支援AI ミルモオートメーション 医療介護事務領域のパソコン作業自動化サービス(RPA) ミルモネットプラス 独自のケアスタイル診断アルゴリズムを搭載した介護事業所コーポレートサイト制作・管理システム ミルモネット/ミルモブック 在宅介護の地域資源情報を集約するプラットフォーム ミルモラーニング 医療介護従事者向けの業界特化型eラーニングサービス 加えて、当社は単なるITベンダーではなく、AI研究開発主体として大学・研究機関との学術連携にも継続的に取り組んでいます。2026年4月には、国際医療福祉大学との共同研究が科研費に採択され、当社は研究協力者として参画しています。AIを医療介護現場で実用化するための学術的裏付けを、継続的に積み上げています。 ■ 急成長と、現場サポート体制強化の必要性 ミルモシリーズの全国展開とAIプロダクトの拡充により、当社の事業は近年、急速な成長フェーズに入っています。一方、AIプロダクトを医療介護現場に確実に届け、定着させるためには、導入支援・運用伴走を担う営業およびカスタマーサクセス人員の体制強化が不可欠です。 ■ 資金使途 調達した資金使途は、以下のとおりです。 ① 営業・カスタマーサクセス人員の抜本的な拡充 急成長する事業に応えるため、全国の医療介護事業者へAIプロダクトを届け、導入後の活用定着まで一気通貫で伴走する体制を整備します。福岡本社に加え、主要エリアでの人員強化も視野に入れています。 ② ミルモシリーズのAI機能強化 音声・データ・資料など様々なインプットデータを活用し、医療介護現場で必要とされる法定基準の業務関連書類をAI等で自動作成する機能を高度化します。 ③ AI研究開発・学術連携の継続 大学・研究機関との共同研究、F-SOAIPをはじめとする経過記録領域、医療介護領域におけるAI推論エンジンの研究開発を継続的に拡張します。 ④ 組織基盤の強化 医療介護ドメインに深い知見を持つメンバーとAI人材双方の採