フルーツ・野菜の加工機器を開発・製造する株式会社アストラ(本社:福島県福島市、代表取締役:一條浩孝)は、スペイン・マドリードを拠点とする青果卸の大手「FRUTAS ELOY」の加工工場において、パイナップル専用自動皮むき・芯抜き機「FAP-3000(超助)」および「FAP-1001(匠助)」が導入されたことをお知らせいたします。 本導入により、同社が抱えていた「手作業による歩留まりのばらつき」や「ピーク時の労働力管理」といった課題を解決し、果肉ロスの最小化と大幅な生産性向上の両立を実現いたしました。 FRUTAS ELOY社の工場にて。現地スタッフ、スペイン代理店Pelafrutasスタッフ、アストラ社員 ■導入背景:1日5トン以上を加工する現場での「歩留まり」と「労働力」の課題 FRUTAS ELOY社は、スペイン国内のホテル・レストラン・ケータリング(HORECA)や大手外食グループ向けに青果物を供給する卸売企業です。同社は流通だけでなく、そのまま食べられる(Ready-to-eat)カットフルーツ・カット野菜や、天然ジュースの加工を行う自社工場を保有しており、1日に5トン以上の青果物を加工、約3,000リットルの天然ジュースを製造しています。 毎日大量に消費されるパイナップルの皮むき工程において、同社では「手作業による歩留まりのばらつきと果肉ロスの発生」「加工品質の均一化の難しさ」「生産ピーク時における労働力・人材の管理」という課題を抱えていました。これらを解決し、コストダウンと生産プロセスを最適化するため、アストラ社の自動加工ソリューションの検討が始まりました。 1日5トン以上の青果物を加工するFRUTAS ELOY社の工場外観 ■アストラ社「FAP-3000」が選ばれた理由と導入の決め手 数ある加工機器メーカーの中からアストラ社が選ばれた最大の理由は、「果肉のロスを極限まで抑え、歩留まりを最大化する独自の皮むき技術」と「高いイノベーションと信頼性」です。 具体的には、以下の特徴が高く評価されました。 圧倒的な歩留まり性能: 一般的な筒型カッターの歩留まり(約40%)に対し、FAP-3000は芯抜き後で約53%を誇り、1個あたり10%以上も多くの可食部を残すことが可能です。 高速処理とコンパクト設計: 1時間に約450個のパイナップルを自動で皮むき・芯抜き処理できる高い生産性と、限られた工場スペースにも設置しやすいコンパクトなサイズ感。 サイズ不問の自動調整: パイナップルの大小サイズが混在していても、分別することなく自動で皮むきの厚さを調整して処理できる利便性。 ■導入による効果と今後の展望 今回の「FAP-3000」導入により、FRUTAS ELOY社では製造効率の向上、製品品質の均一化、そして原材料廃棄(フードロス)の削減を同時に実現しています。さらに、これまで皮むき作業に割かれていたスタッフが、より付加価値の高い別の生産プロセスへ集中できるようになり、人材の有効活用という面でも大きなメリットを生み出しています。 FRUTAS ELOY社ではすでに2機種のアストラ製品が稼働しており、その仕上がりに全面的に満足いただいています。今後もビジネスの成長や生産能力の拡大に合わせ、アストラ製品の追加導入が検討されています。 【お客様(FRUTAS ELOY社)からのコメント】 「アストラ社の独自の皮むき技術のおかげで、果肉のロスを最小限に抑え、歩留まりを最大化することができました。機械の優れた仕様や期待通りの性能はもちろん、アストラ社と現地代理店(Pelafrutas社)のプロフェッショナルで迅速な対応、そして丁寧な導入トレーニングにより、明日からスタッフが安全かつ効率的に操作できると確信しています。アストラ社こそが、当社のビジネスにとって長期的に最適なパートナーです。」 ■導入製品概要 ①パイナップル専用皮むき・芯抜き機「FAP-3000(超助)」 皮むき・芯抜き・排出の一連の流れを自動で行う、大量処理工場に最適な自動マシン。 ●処理能力: パイナップル約450個/1時間 ●高い歩留まり: 芯抜き後で約53%(可食部を最大限に残す細く正確な芯抜き技術) ●自動分別機構: むいた皮、芯抜き後のパイナップル、芯を別々に集積し、後工程の負担を軽減。 ●サイズ自動認識: 大小混在したパイナップルも分別不要で最適に皮むき ●認証: アメリカNSF規格取得、CEマーク表示製品 皮むき・芯抜きからベルトコンベアー排出まで完全自動!「FAP-3000(超助)」の稼働の様子 FAP-3000による、皮むき・業界最細30mmの芯抜き・ベルトコンベアー排出の一連の自動工程 ②自動皮むき機「FAP-1001(匠助)」 りんごやキウイ、柑橘類から