株式会社アスタリスク(本社:大阪市淀川区、代表取締役:鈴木 規之、以下「当社」)は、ユニクロやGUで定着したRFIDセルフレジの利便性をスーパーマーケットに展開する『全商品RFID化ソリューション』の本格展開を開始することを発表いたします。当社は、これまで実現が困難とされてきたスーパーマーケットの全商品RFID化を推進し、「レジ待ちのない買い物体験」と「リアルタイム在庫管理」の実現を通じて、小売業界の構造変革に挑戦します。 (レジでRFIDにて一括読み取りするスーパーマーケットのイメージ) 1:世界で進むRFID市場の拡大 世界の小売業界では、アパレル分野を中心にRFIDによる商品管理が急速に拡大しています。例えば、ユニクロやGUでは、顧客が買い物カゴごと商品を置くだけで複数商品を一括認識し、バーコードを1つもスキャンせずに会計が完了するRFIDレジが広く導入されています。RFIDはアパレル業界において、すでに標準的なインフラになりつつあります。 また近年では、アパレル以外の分野においてもRFID活用が広がっています。米国では、世界最大級の小売企業であるウォルマートがサプライヤーに対してRFIDタグ装着を求める取り組みを進めるなど、RFIDは次世代小売インフラとして注目されています。 さらに日本国内においても、RFIDソリューションを提供する株式会社LIFEが、熊本にあるロッキースーパーマーケットにおいて全商品へのRFIDタグ装着による実証および商用運用への移行を発表するなど、食品スーパーマーケット分野においてもRFID活用の動きが始まっています。 ところが、食品スーパーにおいては、この"カゴごと会計"を実現した実用事例はまだありません。その最大の理由が、大量の商品にタグを貼り付ける作業工数と、水分・金属による読み取り不安定さです。当社は、この領域における実運用モデルの構築を推進してまいります。 2:アスタリスクのRFIDトータルソリューション 当社は、この大きな市場変化を見据え、「商品」「棚」「カート」「レジ」をRFIDで統合する次世代店舗インフラを提供します。 本ソリューションは、以下の要素で構成されます。 ・商品RFIDタグ ・RFIDタグ貼付サービス ・店舗RFIDリーダー ・棚RFID管理システム ・カートRFID読取システム ・POS連携ソフトウェア 特にRFIDタグは継続的に使用・補充される消耗品であるため、機器販売に加え、RFID化の進展に伴う継続的な需要が期待されます。 世界のスーパーマーケット市場は数百兆円規模に達するとされており、食品スーパーにおけるRFID活用は今後本格的な普及期を迎えると期待されています。 3:食品スーパーマーケット向けRFIDタグ装着技術 RFIDタグは、水分や金属の影響を受けやすい特性があり、飲料、惣菜、生鮮食品、アルミ蒸着パッケージ商品、缶製品などが多数流通する食品スーパーマーケットにおいては、安定した読み取り性能の確保が大きな課題となっています。 当社は、この課題を解決するため、RFIDタグを商品表面から一定距離浮かせて装着する独自技術を開発しました(本技術は特許出願済み)。 本技術により、水分や金属による電波特性への影響を低減し、従来はRFID運用が難しかった食品や金属包装商品においても、安定した読み取り性能の実現を目指しています。 さらに当社は、この特殊なRFIDタグを手作業による貼付だけでなく、ハンドラベラーや自動ラベラーなどの既存ラベル貼付設備にも対応可能な構造として開発しました。これにより、小売事業者や食品メーカーは、大規模な設備変更を行うことなくRFID導入を進めることが可能となります。 加えて当社は、RFIDタグ自体にデータを書き込まない方式も採用します。タグには固有のIDのみを保持させ、商品情報はすべてクラウドサーバーで管理します。これにより、書き換え可能な高価格タグが不要となり、タグコストを大幅に抑制。また、工場や物流倉庫、店舗での書き込み作業そのものが不要になるため、貼付作業の工数も削減できます(本方式も特許出願済み)。 当社は、RFIDタグそのものだけでなく、貼付方法や運用方法を含めたトータルソリューションを提供することで、食品スーパーマーケットにおける全商品RFID化の実現を支援してまいります。 本技術は、食品スーパーにおけるRFID導入の障壁となっていた「読取性能」と「大量貼付」の課題を同時に解決するものです。これにより、ユニクロで実現した"カゴごと会計"が、食品スーパーでも現実のものとなります。 (RFIDを食料品に貼り付けるイメージ) 4:ネットスーパー・物流DXへの展開 近年、ネットスーパーや食品宅配サービス市場は拡大を続けており、店舗内でのピッ