・今に伝える“わ”の心 ~親子で楽しむ参加型のお芝居~ 当座では、2023年より親子劇場を開催しております。昨夏は第2弾としてオリジナル脚本の「うらしまたろう」を上演し、家族連れのお客様を中心とした幅広い層に大変好評をいただきました。(期間トータルで来館者数:4,542人 / 2024年上演第1弾「ももたろう」:2,680人(当座調べ))。そしてこの度、親子劇場第3弾として新作「きんたろう」を上演いたします。「観るだけでなく、親子で楽しめる」参加型のお芝居となっている他、昨夏反響をいただいた地元の保育所と協力し行った共同アートコラボを、本年は南あわじ市内7か所の保育施設と新しい形で行います。さらに、地元敬老会の皆様から昔あそびをおしえてもらえるイベントを行うなど新しい取り組みにもチャレンジしております。「楽しみながら伝統文化にふれてほしい」親子劇場きんたろうを通して、日本の伝統文化や古き良き“わ”の心を身近に感じていただきたいと考えています。 この舞台で伝えたいこと ~「自分らしく前に進む勇気」~ 本公演では「勇気」とは“怖くても一歩踏み出すこと”であるという想いを込めています。困難にぶつかったときに逃げずに向き合う姿、自分の弱さや苦手な部分、ネガティブな感情も受け入れながら前に進んでいく姿を通して、子どもたちに「そのままの自分でも大丈夫」というメッセージを届けます。また、現代では失敗を恐れたり、自信を持てずに悩む子どもたちも少なくありません。だからこそ、本作では“強いヒーロー”としてのきんたろうではなく、迷いながらも進み続ける「ひとりの子ども」としての姿を描いています。笑いあり、驚きありの親子で楽しめる演出を交えながら、鑑賞後に親子で「勇気ってなんだろう?」と話したくなるような作品を目指しています。 子供達に舞台芸術を〜劇場参加型〜 演劇は、子どもの表現力やコミュニケーション能力を高める絶好の教育法だと言われています。演劇は五感で感じ取ることができることから、幅広い年齢層に伝わりやすく、淡路人形の特色「ケレン味」(派手な演出)を生かし、視覚的にもわかりやすい大人も子どもも楽しめる作品となっております。さらに本作「きんたろう」では、子どもたちが物語の世界に入り込める“参加型演出”も取り入れています。劇中では、きんたろうたちが繰り広げる相撲場面で、子どもたちに相撲の行司の掛け声に参加していただき、会場全体で舞台を盛り上げます。ただ鑑賞するだけでなく、声を出して参加することで、日本の伝統的な娯楽として親しまれてきた相撲の楽しさや文化にふれていただける内容となっています。子どもたち自身が舞台の一員となることで、人形浄瑠璃をより身近に感じ、伝統文化への親しみを感じてもらうきっかけになることを目指しています。 淡路人形座×地元保育施設7か所の園児たちと作り上げる新こども劇場 「地域文化である人形浄瑠璃をもっと身近に感じてほしい!」そのきっかけになればと、本年は南あわじ市にある福良こども園、伊加利こども園、北阿万保育所、志知保育所、志知幼稚園、湊幼稚園、沼島よつば保育園の7か所の保育施設にご協力をいただき、「鯉のぼりの手形アート」を制作いたしました。すくすく育つ子どもの証である大小様々な鯉のぼりがお客様を劇場入り口へと導きます。園児たちの手で描かれた鱗は柔軟でそれぞれ大きさや形が違います。誰かと比べるのではなく、自分らしい良さを大切にすること、「そのままの自分で大丈夫」というメッセージを、舞台と手形アートを通して子どもたちへ届けます。 昔あそびで世代を超えた交流! ~敬老会~ 当座では、近年、日常的に遊ばれることが少なくなった昔ながらのあそびに触れることができるイベントも同時開催。けん玉やコマ回しなど、かつて親しまれてきたあそびの楽しさを次世代へ伝えます。昔あそびは、デジタルゲームにはない、五感や全身を使う要素が詰まっているため、子どもの「身体」「脳」「心」の3つにとても良い影響を与えます。時には地域の敬老会の皆さまにも参加いただき、子どもたちと一緒に遊ぶ機会を設けることで、子どもたちが日本の文化や人とのつながりを感じるきっかけになればと考えております。 みんなでつくる「きんたろう」の世界 ~来場者全員にオリジナルお面をプレゼント~ ご来場いただいた皆さまへ、動物4種類の中から選べるオリジナルお面をプレゼント。お面を身に付け鑑賞いただくことで、「きんたろう」の世界をより身近に感じていただけます。また、館内売店では「きんたろう」に関連したオリジナルグッズを販売し、観劇後も思い出を楽しんでいただけます。 きんたろう はっきよい!紙ずもうきんたろう巻淡路人形座 きんたろうアイシングクラッカー ・国指定重要無形民俗文化財指定の淡路人形浄瑠璃を継承