明治22年(1889年)創業の水産仲卸「堺周商店」グループの有限会社築地ベース(代表取締役:酒井衛)は、魚おむすび専門店「五代目 堺周(さかしゅう)」を、2026年6月13日(土)に渋谷スクランブルスクエア B2F 東急フードショーエッジ内にオープンしました。 100余年にわたり市場で水産物と向き合ってきた仲卸の目利きと、生産者とのつながりを活かし、「魚が主役」のおむすびを提供します。 本事業は単なる新店舗ではありません。 魚離れが進む日本において、魚文化をより身近に、手軽に楽しんでもらうための新しい取り組みです。 ■仲卸五代目がおむすび屋を始めた理由 日本人の魚介類消費量は長期的に減少しています。また、気候変動や海洋環境の変化、漁業従事者の減少などを背景に、水産業を取り巻く環境も大きく変化しています。 100余年にわたり市場で水産物を扱ってきた私たちにとって、それは単なる業界の変化ではありません。日本が長年育んできた魚文化そのものの変化だと捉えています。 私は1889年創業の老舗水産仲卸の五代目として生まれましたが、長く家業とは異なる仕事に携わり、海外で多くの時間を過ごしてきました。 海外で暮らし、仕事をする中で強く感じたのは、日本の食文化に対する世界中からの高い評価でした。 特に、寿司をはじめとする日本の魚食文化は、日本人が思っている以上に尊敬され、憧れの対象となっています。 しかし家業に戻り、改めて市場の現場に立ったとき、世界が価値を認める日本の魚文化が、日本国内では少しずつ遠ざかっている現実を目の当たりにしました。 「魚を売るだけではなく、魚文化そのものを受け継いでいかなければならない。」 そう考えたことが、「五代目 堺周」誕生のきっかけです。 私が選んだのは、日本人に最も親しまれている食べ物のひとつであるおむすびでした。 おむすびなら、子どもから大人まで気軽に魚を楽しめる。おむすびなら、魚との距離をもう一度近づけられる。 そして、その最初の舞台に選んだのが渋谷でした。 多様な人々が行き交うこの街から、魚文化をより身近に届けていきたいと考えています。 市場と食卓を、 生産者と消費者を、 伝統を次の世代へ、 「魚文化を、結ぶ。」 それが、私たちの使命です。 有限会社築地ベース 取締役 五代目 堺周 事業責任者 酒井 元 ■「五代目 堺周」のこだわり 1. 魚が主役のおむすび 100余年にわたり培ってきた仲卸の目利きを活かし、豊洲を中心に選び抜いた魚介を使用しています。 私たちのおむすびは、ご飯が主役ではありません。主役は魚です。魚それぞれが持つ旨みや個性を最大限に引き出し、「魚を味わうためのおむすび」を目指しました。 2. 魚を引き立てる特別栽培米 農薬の使用をできる限り抑え、魚粉や骨粉などの有機質肥料を活用して育てられた特別栽培米を使用。 魚の旨みを受け止めながらも重くなりすぎず、一粒一粒の存在感を感じられるお米です。 3. 評価が高く希少な江戸前海苔 海苔には、全国でも生産量が限られる香り高い江戸前海苔を使用。口元へ運ぶ瞬間から豊かな磯の香りが広がります。 4. 五島列島の塩 五島列島の海水を平釜で炊き上げ、芽ひじきを合わせた塩を使用。海本来の塩味と海藻の旨みが調和し、素材をやさしく引き立てるまろやかな味わいです。 ■注目メニュー 本鮪 脳天ステーキ わさび 681円(税込) マグロ一尾からわずかしか取れない希少部位「脳天」を使用。 仲卸だからこそ扱える素材を、おむすびとして気軽に楽しめる一品です。 素の明太子・優しい辛み 441円(税込) 着色料だけでなく発色剤も使用しない、素の色そのままの明太子。 鮮やかな色ではありませんが、素材本来の旨みと優しい辛みを大切にしました。 上記以外にも、定番から仲卸ならではの魚介を活かした商品まで、10種類以上のおむすびをご用意しています。 ■今後の展開 「五代目 堺周」では、おむすびの販売にとどまらず、お弁当や水産物の物販、季節商品の展開も予定しています。 老舗水産仲卸として培ってきたネットワークと知見を活かし、魚の魅力をより身近に楽しんでいただける商品やサービスの開発にも取り組んでまいります。 ■店舗情報 店名:五代目 堺周 東急フードショーエッジ店 業態:おむすび専門店(テイクアウト) オープン日:2026年6月13日(土) 所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 地下2階 東急フードショーエッジ内 ■事業責任者プロフィール 酒井 元 有限会社築地ベース|取締役 五代目 堺周|事業責任者 1889年創業の水産仲卸「堺周商店」の五代目。 慶應義塾大学経済学部卒業後、楽天株式会社に入社。台湾事業の立ち上げに携わる。その後、スペインのIESE Busine